暮らしのなかで

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岸田新政権を市場はどう見ているか❔

2021-11-07 05:25:55 | 暮らしの中で


第100代首相に選ばれた岸田文雄氏だが、期待が高まり日経平均3万円台を回復したが、
         方向感の見えにくい展開が続く新総裁誕生に株式市場はどう評価しているのか❔
カブ知恵代表の藤井英敏氏は語る・・・
今回の総裁選候補者の中で、市場にとって最も歓迎されそうだったのが、高市早苗氏と河野太郎両名で、
【緊縮財政派】と見られた岸田文雄氏は株式市場ではあまり歓迎されていなく金融所得課税を見直し、
投資による値上がり益にかかる一律20%の税率引き上げを示した事で市場は懸念材料だった。

いざ総裁になると【数十兆円規模の経済対策】を口にしたり、高市陣営の主張を取り込むような姿勢だから、
市場では可もなく不可もない政権運営とみなし、自民党の変化を望まないということで市場は失策続きの
菅儀偉に代わる期待感が高まったものの蓋を開ければ何も大きくは変わっていなく、アベノミクスが
行ってきた金融緩和や積極的な財政出動に大きな変わりはなく株式市場を取り巻く大きな変化が見られず、
この先、国内政治要因で株価が大きく動くことは考えにくいと見ている。変化よりも安定を選んだ結果
もはや日本株を左右する主な要因は【外需】にあると見たほうがいいのでは具体的に【米中】の動向です。

米国ではインフレ懸念もあり長期金利が上昇し、IT企業の多いナスダック総合指数は弱含みで中国では
不動産大手の恒大集団の債務問題を始め、金持ちを抑制する動きが高まり、中国経済の鈍化はほぼ
確実な情報となり、そうした状況を受け日経平均も3万円割り込み当面は上値の重い展開が続くだろう。
個別銘柄では岸田関連銘柄の物色が始まっている‥【国策に売りなし】と言う相場格言があるように
次期首相の政策が株式市場に与えるインパクトは決して小さくないと市場は見ており、
こんごも新たな政策が発表されるたびに注目を集めていくのではないでしょうか。
高市氏はアベノミクス路線を強く協調、岸田政権もアベノ路線を歩むことでしょう。

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