暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

実質的な大増税だ❔

2022-10-24 05:01:45 | 暮らしの中で


国民年金納期期間5年延長なら大増税・給付開始が70歳になるかも❔

一人当たり毎月1万6600円・・国民年金の保険料の支払いは、給料が上がらず物価も高騰するいま、
家計の大きな負担になっている・・1986年から法律で20歳以上60歳未満の人は強制的に加入とされ、
以来36年間、このル-ルは変わることなく続いてきた。だが、岸田政権が進める【令和の年金大改革】に
40年間納期が5年延長する事を目論み、強制加入なので誰しもが年間約20万円、5年でざっと100万円の
負担増を強いられることになり、実質的な大増税である・・・少子高齢化という日本の年齢構成の・・
いびつさは進む一方で、受給世代を支える現役世代を拡大し何とか財源を確保の腹づもりなのだ。

将来受け取る年金(老齢基礎年金)を納めた期間の長さで変動するが、現行制度では、満期までの納付の場合、
受け取れる年金額は年間約78万円、月にすると6万5000円程度だ、納付期間延長されても受給額が上がるか
どうか不透明で40年間の支払いと、45年間支払った場合の受給額が変わらなかったら『払い損』になる。
加入期間が延びると12.5%も保険料を余分に払うことになり、もし、受給額が上がったとしても10%以上
増えるかというと、そうなることはなかなか考えにくい・・・・どのみち、損をするのは確実のようだ。

【取れるところからできるだけ取り、できるだけ渡さない】すでにシニア世代から保険料を【奪い取る】
ための論議はスタ-トしている・・・それだけではない第一ベビ-ブーム世代が60歳を迎える頃には、
年金給付開始時期が60歳から65歳に引き上げられ第二次ベ-ビ-ブ-ム世代が65歳を迎える2030年後半には
受給開始が70歳とされる可能性もある。年金が増えるというニンジンをぶらせ下げて、最大70歳繰り下げ
受給出できる制度になっており、若い世代に対しても支払い猶予は決して【免除】ではなく猶予期間中の
保険料を後から追納しなければ、将来受け取れる年金が減らされます・・・・
政権トップがコロコロ変わっても、政府の年金制度に対する姿勢は一貫している・・残念ですね!


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