前回の日記については、若干悪乗りしすぎたかもしれませんが、これもまた、自らの発言の責任を取るという事で
形に残しておきたいと思います
今日も幸福実現党言論チャンネルから動画をご紹介します。。。。このテーマ、私の最大の関心事の一つです
この動画の中に新自由主義の重鎮、ハイエク教授の話が出てくるのですが
若い頃の渡部昇一先生がハイエク教授から薫陶を受け、強く影響を受けているという事実
これを最近の保守の方々は見逃しているようです
私は若い頃に渡部昇一先生の書籍をよく読んだのですが、先生の煌めくような言葉の中に
私の「安い税金・小さな政府」という主張の根幹部分にあたる思想が、たくさん入っていました
おそらくは、渡部昇一先生がよく話に出される、お母様の何気ない言葉などを見るにつけても
もともと渡部先生の魂の気質が、そういう「自由を愛する」「努力を美徳と考える」ものであったのだと思います
だからこそ、ハイエク教授の「自由」の考え方に惹かれ、その哲学を紡がれていったのだと思います
渡部先生は、スマイルズの「自助論」も翻訳されていて、先生は自助の精神も、とても愛されておられました
渡部先生の自助論は、翻訳が良くて読みやすいので、私も何度も読ませていただきましたね
同じような話ばかりしてもいけませんので、今日はちょっと、「人生観を創る」という話をしたいと思います
過去語ったこともあるのですが、アンドリュー・カーネギーの話です
成功哲学を書いたナポレオン・ヒルは、その書籍にカーネギーとの出会いの話を載せていますが
彼曰くは、カーネギーはヒルに対し、成功哲学の取材費等、一切の資金援助をしなかったと言います
この話は、いまこの本を読んだことがある方なら、その意味が分かるとは思うのですが
それでも、「自分の話」になった場合は、途端にカーネギーの意図が意味不明になる人が多いように思います
つまり、自分が仮にナポレオン・ヒルになって、カーネギーから依頼を受けた時、給料等の資金援助が貰えなかった場合
人は途端に「理不尽だ」と、カーネギーを責めたくなります。。。「ブラック企業だ」と言いたくなるわけです
そういう特殊な事例でなくとも、実はカーネギーに限らず、トランプ大統領などもそうですが
大成功した成功者には、割と共通した傾向が見られます
それは、「他人にお金の援助をしない」ということです
その点については、トランプ氏は大統領職についても徹底しています
「他人の懐にお金を配る」ということを、トランプ大統領はまったくやりません。。。バイデン氏と真逆です
私は、日本の政界にも、トランプのような大成功し、一代で財を築いた人物が現れて欲しいと思っています
そういう人は「心に薫習された成功者の思想や習慣こそが、その人自身の宝である」という事を知っているからです
知っているからこそ「安易な施しは他人の心を腐らせ、人生を駄目にする」という事が分かっていて、あえてそれをしないのです
だからまあね、日本の政治家が腐っていて、中国人留学生に返済不要な奨学金を出しているからって
日本人学生にもそれを出せ。。。というのは違うわけです。。。
動画でも触れていますが、この「心の価値こそ大事にする」という思想、これは根底にあるのは人生観です
人生は一冊の問題集であって、その人生で鍛え抜かれた心の価値こそ、その人生の最大の宝だ
ということです
小さな政府。。。それは、霊的な人生観、宗教的な人生観があってはじめて、持ち得るものなのです
それではまた次回