安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

今の日本経済で一体何が問題なのか?

2020-06-20 10:10:36 | 政治
また抽象的な題になりましたが
私にもようやく、今の日本経済の課題がクッキリ。。それともおぼろげながらでしょうか?
ですが、とにかく問題点が見えてきました
いま政府を批判する流れにおいては、山本太郎氏を代表として
このように主張しています

「政府が自粛を要請して経済を止めているのだから、政府が保証するのは当たり前」

この主張自体が間違っているとは、今の雰囲気では誰にも言えないのかもしれません
私がよく見ているユーチューブ番組でも、MMTによる所得補償案を批判したユーチューバーに対し、
「MMTをまったく理解していない」「非正規雇用者の悲惨さを知らない暴論」
等々、批判的な書き込みが殺到していました
私自身が見たところ、確かにその解説者(ユーチューバー)はMMTを十分理解していないように見えました
せめて、MMtを十分理解してから「ばら撒き批判」をやって欲しかった、という思いはあります
ただ、今は日本経済を復活させるための考え方として、
給付金の大盤振る舞いだけを考える時期では、もはやなくなっているように私には感じられます
多分、多くの日本人に、「経済をどうすればいいのか?」が見えていないのだと思います
だからこそ、政府からの要請による自粛の責任、は政府自身が責任を取るべき
という流れになっているのだろうと思います

ですが私にはこの流れに違和感があります
アメリカを見ればその意味がわかります
アメリカは日本とは比較にならないほどコロナによる被害を受けました
しかし、トランプ政権における緊急経済対策を急展開で行ったあと
アメリカ社会はどんどん経済再開に向けて通常の経済活動に戻りつつあります
アメリカは日本人のような右へならえで自粛を肯定する人ばかりではありません
「政府はアメリカ人の仕事を奪うな」「仕事をさせろ」
こうした意見が非常に多い社会です
もちろん、「政府が責任を取るべき」という左翼的意見も多数あることは事実ですが
自分たちの経済は自分たちで立て直す。というのがアメリカ社会の保守的な考え方です

日本は客観的に見て、アメリカの被害には遠く及ばず、死者もインフルエンザよりはるかに下回っています
しかしながら、いまだにウイルスの影に怯え、経済が再開しても、蜜を避けるとか言いながら
元の状態には程遠い状態で経済がダメージを受け続けている状態です

私はここではっきり言っておきたいのです。。。たとえ批判を受けても
外の要因を言い訳にすることはいくらでもできます
コロナが収束するまでこの状態は仕方がない。。。そうおっしゃる方は多いが
それを待っていても、一年でコロナが収束するとは私には思えません
成功哲学を説いた思想家たちはみな、「環境を言い訳にしてはならない」ということを教えています
コロナを言い訳にすれば、国がお金を出すのが当たり前なのでしょうか?
一月、二月はそれもあり得るでしょう、しかし、国がお金を出して経済を止める状態をこのまま続けて
経済インフラや企業のサプライチェーンが壊れてしまえば取り返しがつかない
それを考える必要があると思うのです

ナポレオンヒルの最近の新刊「悪魔を出し抜け」には、意訳ですがこうあります
「人は起きてもいないこと過剰に怖がり萎縮する。それが恐慌の原因である」
いま目の前で起きていることをそのまま「不幸」として捉え、恐怖心をもつことは簡単です
しかし、その恐怖心は伝播し、経済自体を破壊します
今はトランプ大統領のように、偉大なる日本の復活を求めて外へ出る
勇気のある人が求められていると思います
コロナに怯えることなど糞くらえです
日本には前向きに頑張る人が必要です
そうした意見を封殺するなら、日本は将来的に発展途上国化していくことになるだろう
そう私は思います
少数派だろうが、勤勉で、政府の援助に頼らない、そうした意見を封殺するなかれ

何度も繰り返して言っておきたいと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍を災害指定?すごくいい案に聞こえるが実は大きな問題あり

2020-06-18 14:26:57 | 政治
山本太郎さんの第一声途中まで聞きました
大変情熱的ですね、確かに多くの方を引き付ける力がありそうです
しかし、私は別の感想をもちました

彼が繰り返し述べていたこと、その一点が「コロナを災害に指定する」というものです
しかし、私はこのことについて基本 ”反対” です
山本氏が言うように、国が緊急対策的動きをできなかったこと、これは確かに問題があります
ですがこれは、制度上の問題ではなくて、政治家の資質の問題です
こういうパンデミックの時の緊急対策は、きちんと期限を限って素早く行い
”絶対に制度化してはいけない” のです

そもそも今回のコロナ。。。これは人災の面が極めて大きい
コロナ不況を広げた原因の一番は、おそらく小池都知事にあります
ワンフレーズポリティクスで「ステイホーム」を連呼したことで
自粛に逆らう人を言葉で魔女狩りし、無理やり経済を止めました
小池都知事は、言い方はあれですが、東京にとって、日本にとって、貧乏神、疫病神だと思います
得体の知れない疫病に、最初はパニックになるのは分かります
しかし、事態をきちんと把握したあとは、いつまでも人の自由を止めてはならない
完全な安全を求めるのは、はっきり言って、小池さん自身の都合によるところが大きい
ここが小池都知事の最大の過ちです

私は山本氏にも言いたい
コロナ災害指定を主張するのはいいが
今後こういうことが起きた時に、全て制度化してお金を配りますか?
何かあったら全て国や都が国民の面倒を見る方向に行くのですか?
そんな社会主義国家で日本は本当に大丈夫?
今の日本に必要なこと、それは、
コロナ禍に負けないで戦い、生き残っていく強い国民です
何かあったら国や行政にお金を出せ。。。。こんな他人に寄りかかる
他人だのみの国民じゃない。。。

お金を配ることは簡単だが、失われる独立不羈の精神はお金では買えない

この国に必要なのは武士道精神です
それを今、重ねて申し上げておきたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僧侶が山本太郎を応援する愚

2020-06-18 09:42:58 | 政治
私の住んでいる地域では、とあるお寺の住職さんが山本太郎氏の応援をし、ポスターを貼りまくっているようです
その情熱には敬意を表しますし、思想信条は自由なので、私がとやかくは言えないかもしれません、が
お寺の住職さんが共産主義や社会主義を広める人を応援するということは
これはご自身の職業の否定になるということを知らないと見えます
共産主義や社会主義は魂や霊といったものを否定しています。
魂の慰霊や、死者に引導を渡す仕事をしている僧侶が、魂や霊を否定するということは
自らが詐欺行為をしているということを、対外的に宣言していることになすのですが、そこは考えないのですね

考えてみれば、仏教は中村元教授らの「仏教哲学説」の流れを受けて魂や霊を否定する流れが続いており
人間平等説に流れた結果、共産主義に傾倒する人が目立ちます。。。
左翼運動をやっているらしいお寺は結構ありますね
ですが、私に言わせれば、仏教哲学説も左翼思想も、すべては智慧の不足からくるものです
唯物論も無神論も、ともに大きな矛盾を抱えていることをご存知ないのでしょう

唯物論というのは、これはいまや完全に破綻しています
現代科学が解明していることを見ていくと、これは物質というものが「本当は実体のないもの」
という結論になります
物質とは波長であり波である、またエネルギーでもある、これが実態です
絶対に消える事はないと思っている金属などの物質でさえ、
忽然と消えてエネルギーとなり、また別のところで忽然と現れエネルギーから物質に変換される
実態があるものが実は簡単に消えることがあり、何もない所から物質が現れてくることがある
これがまさに仏教で言うところの「色即是空、空即是色」の世界です
釈迦はこの世界の本質を完全に見抜いていたのでしょう
このエネルギーから物質が生まれ、物質がエネルギーに還元される
この”エネルギー~物質変換”と”物質~エネルギー変換”
この二つの変化によって宇宙は運行されています
唯物論者が言うように、すべてが偶然起きることであるならば。。。例えば。。。
なんで太陽系があり、太陽が水素を核融合させてエネルギーを放出し、地球に生命が育つのか?
それが偶然で起きることなど、絶対にありえません
すべてが変化の途次にあり、宇宙はすべてが変化しているのなら
人間などという高度な知性を持った存在が、そもそも存在すること自体がありえません
すべてが偶然で起きると考えている人は、これこそ「信仰」を持っているのですよ
「唯物論」「無神論」という信仰であり迷信です
やはりこの宇宙は何者かによって「作られた存在」であり、
宇宙を存在させている存在こそ、「創造主」と言うべきでしょう
それほど、この宇宙は高度に調和しながら移り変わっています

お坊さんが安易に否定できるほど霊魂や魂というのは迷信的存在じゃないんですよ
人間にも思いによって、考えることで物事を実現させていく力が備わっています
なぜ地球にこれだけの人がいて、人間が住むに適した環境が与えられているのか?
お釈迦様の物語・仏典をもう一度読み直されることをお勧めします
人間には各人、与えられた心というものがあります
その心をどのように使って人生を渡っていくか?
人生の意味。。。これを教えるのが本来の僧侶の仕事でしょう
ただ生存することだけが善だとか思っているかもしれませんが、これは本当に人生の意味であるのか?
そこを考えないといけないんじゃないでしょうかね?私はそう思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本太郎氏は何を間違っているの?。。。弱者保護を制度化する愚

2020-06-17 23:46:46 | 政治
日本では今、コロナ禍の影響もあって、政府に手厚い援助を求める意見が多数を占めています
もちろん、緊急避難的なものについて、私は反対しているわけではありませんが
ここに非常に危険な雰囲気を感じています
今、ユーチューブチャンネルなどを見ると、れいわ新選組の山本太郎氏の動画が人気を博しています
私も、動画を何度か拝見していますが、確かに、若者の人気を得ているだけあって
ある意味、今の政治家に欠けているものを持っているのは確かなのではないかと感じます

ですが、私は過去何度も書いた日記において、山本太郎さんの危険性を何度も指摘しています
その気持ちは今も変わらず、いやむしろ都知事選においてメディアに対抗馬として持ち上げられそうな
そんな雰囲気を感じるにつけ、この人の考え方の根本的な間違いを指摘しておかなくてはいけないと
そう強く感じるものであります

ことわっておきますが
私は、別に山本太郎さんが個人的に気に食わないわけでもなんでもありません
私の見方はいつも「誰が正しいか?ではなく、なにが正しいか?」です
山本太郎さんの根本的な間違いを指摘するなら
「弱者保護を政府や公共団体がドンドン制度化するのは間違いの元である」
ということです
彼は、極論で言うと、このように考えているのではないでしょうか?
「国民が豊かになるということは、政府や行政がお金をばら撒いてお金を流通させること」
彼はMMTを生半可に勉強したばかりに、ここを根本的に勘違いしていると思います
なぜなら
国民が豊かになることと、都や政府がお金を配ることは、「なんの関係もない」からです
いや、むしろ政府や東京都が”制度化”でお金をばら撒くことは、国全体を貧しくすることになります
山本太郎さん、弱者を保護したい気持ちは大事です。その気持ちは尊重します
しかし、その弱者保護を制度化すると、結果的に国民を貧しくすることになる
それが分からないということは、あなたに知恵がないということを証明しています

いいですか?国の産業に競争力がなければ、どれだけお金を発行しても無意味なんですよ
むしろ、お金を発行して都民にバラ撒けばバラ撒くほど、そのお金は”紙くず”になるんですよ
国や行政が国民の生活の面倒を見るような国。。。これは配給社会であり社会主義の国です
言い方は悪いが、「国民を乞食扱いにしている」、ということなんですよ
山本太郎さんを支持する気持ちはわかりますが
彼は完全にここを勘違いしています
本当に国が、国民が豊かになりたいのなら
国民一人一人が勤勉で、努力家でなければならないんです

昔、富国強兵を日本が打ち出したとき、日本はサムライの国でした
武士道の国でした
武士道は、他人から施しを受けることを良しとしないんです
それは、他人からの施しが、自らの精神を腐敗させるからです
国から貰うことを当たり前と考える人を、世の中に溢れさせてはならないんです
補助金や助成金は、国民の精神を蝕む麻薬です
これを知らなくてはならない
緊急避難の政策を制度化してはならない。。。政府や行政が国民にお金を配ることを制度化してはいけない
山本太郎氏は国にとっても東京にとっても、諸刃の剣です
彼を選ぶようなことはやめましょう
もちろん、小池百合子さんや宇都宮健児さんもダメだと思います
当選するかどうかはわからないが、それでも、自分の信念において「この人」と思う人を
選んでいただきたい、票を入れていただきたい
切にそのことを祈ります
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本太郎氏の東京都知事選立候補に思う

2020-06-16 00:14:47 | 政治
山本太郎さん、ご立派ですね。大変行動力があると思います
しかし、それだけに残念なのが彼の根本的政治思想ですね

消費税を下げる。。。これはいい、コロナで困っている人にお金を配る。。。これも一時的ならいいでしょう
しかし、彼の演説を聞いていても、やはり彼の向かう先には衰退したみすぼらしい日本しか見えない
それは、彼の主張していることが、根本的に社会主義。。。アメリカで言うところのラディカル・レフト
つまり急進左派と呼ばれるものだからです
山本太郎さんはアメリカのバーニーサンダース氏とよく似ていますね
MMTという金融理論は、私自身大変勉強しましたし、根本的に理解しておくべきものだと思っていましたが
ここにきて、MMTの副作用が、実はかなり大きい、ということがよく分かりました
私も、自分が良いものとして学んでいたものを否定するのは苦しく
MMTを学ぶことを他の人にもお勧めしてきた以上、やはり自らの言論には責任を取らなければなりません

MMTというのは、基本的に外からの要因で経済は活性化する。。。という考えなんですね
国民が勤勉でよく働くから経済が活性化する。。。という考え方に立脚していないのです
MMTは基本的に資本主義の精神。。。勤勉の精神に立脚していない。。。ということがよくわかりました
単なる経済理論なんですね。。。バラマキの免罪符じゃない

山本太郎さんは、「コロナで経済が止まっているんだから国が国民に所得を保証すべき」
そのような意味合いのことを言います
しかし、国民の所得を保証することが経済を止める言い訳になっていしまう。。とは彼は考えていないでしょう
国民に所得を保証して家にこもらせる。。。これだと、経済が止まってしまいます
経済とは連環なので、多くの人が会社を休めば連鎖的にいろいろなものが止まります
これ、MMTにとって極めて具合が悪いことに、気がついている人がどれだけいるでしょう?

MMTの理論から言えば、「供給能力が維持されているとき」はお金が沢山供給されていてもインフレにならない
しかし、連環の経済が止まって供給が不足した状態で貨幣流通量を増やせば、即インフレです
現に今、食料品や輸入品から流通不足が起こっています
これ、おそらく山本太郎さんは想定していないでしょう
つまり、どのような状態でも、国民が勤勉に働いて流通能力、供給能力を維持しなければ
どちらにしろ経済は立ちいかなくなるのです

東京都知事選。。。小池百合子さんという選択肢がないのは私も理解しています
でも、山本太郎さんにも、やはりないのではないか?
私の結論はそうなりますね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする