禅の言葉
2007-09-04 | 本
ふっと心がかるくなる禅の言葉
8月最後の日曜日、久しぶりに本屋さんへ行きました。
特に目的の本があるわけでもなく、新刊図書をみたり、雑誌をみたり、辞典を見たりとプラプラしました。そして、目に留まったのが、この本。
母が亡くなってから、仏さまと関わる機会が増えました。
最初は必要に迫られて調べることが多かった謎の仏教でしたが、これだけ多くの人に長い間受け継がれてきた仏教なるものには、きっと生きる智慧が、ヒントがあるんじゃないかと、興味を持つようになってきました。
禅語とは、禅の心や悟りの境地をあらわしたもので、中国の禅僧の言葉や経典の中の語を中心に、古詩や儒教・道教などの語、鎌倉から江戸期の日本の禅僧の言葉まで幅広く取り入れられているものだそうです。
この本は見開きの左右で一語について書かれており、活字が苦手な私も、苦にすることなく読むことが出来ます。順に読むというより、パラパラとめくる中で、その時の心が読みたがるところを読むといった感じです。
今日心が留まったページには、
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
行く、住まう、座る、寝るという4つの行動を表しています。禅宗では日常生活のすべてが修行であり、日常の立ち居振る舞いが心を育てるということ。
掃除機をかけている時、邪魔になったコードを足で横にずらすようなことをしているようでは、美しい生き方は手に入らないということのようです。