カフェ
2010-09-25 | 外出
昨日、友達の友達が経営しているというカフェにお邪魔した。
以前はどんな人がどんな生業をしていたのだろうか。
窓辺の一角がアールを形作った造りで、縦長の窓がそのアールに沿って5,6枚はめられている。
天井の高い薄暗い店内に、
ジャズの音色を響かせながらレコードプレイヤーが廻っている。
みどりグレーというのか、昔ながらのアングルで組まれた棚に、
いろんなジャンルの古本が無造作に置かれ、アンティークと呼ばれる古びた家具が並び、
備品も売り物も境界のない、そんなカフェだった。
今どきの憩いの場。
頼んだコーヒーは、砂糖もミルクもなくても十分おいしくいただけた。
出された器はメラミン製なのか、プラスチックなのか、
とにかく陶器ではなかった。
コーヒーを、陶器・紙コップ以外でいただいたのは初めてだった。
これも今どきなのかしら。
縦長の窓の並ぶ数枚が開かれていて、
そこからそよそよと吹いてくる夜風が、
ジャズと薄暗い部屋のソファーで座り込んでいる寝不足の私を眠りに誘ってくれた。
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