ストレス解消法のひとつ、ドライブ。
なのですが、ガソリン価格の高騰により気軽に出掛けるのもはばかられるこの頃。
昨日四国地方の入梅も発表され、考え方を変えれば、雨降りでは出掛ける気分にもならないので、一石二鳥かな。
ところで。
先日のNHKの番組でも放送されていましたが、北極の氷河がここ数年で急速に溶け出しているとか。それだけでなく、溶けて海面が現れたところから、地下資源である石油の掘削が進んでいるそうです。普通に考えただけでも、氷のそばで作業をすれば熱を帯びて溶け出しますよね。地球にとって悪いほうへと拍車がかかっているようです。
しかし、資金源である石油の利権を前に、いくら自然保護と訴えたところで、人間の私利私欲のとどまる術を示すことなどできません。何より、その石油を使って日々暮らしているのは私たちなのですから。
ここのところの石油高騰は、人間へのお灸なのかもしれないと思ったりします。理想理念を掲げても実行できない、自然から人間への戒めなのかも。
経済に、家計に、目に見えた形で影響を及ぼせば、自ずと今までどおりには行かなくなり、行動を改める必要に迫られてくる。
高度経済成長以前の、石油製品の少なかった時の暮らしに立ち戻ることができるかどうか。そのためには、戦争を生き抜き、時代の変化にうまく対応してきた現在の高齢者の方々の知恵と知識を拝借しなければいかないのかなぁと思います。
何が無くても、あるものを使って知恵をしぼり、工夫をして暮らす。偉そうに書いていますが、言葉にすれば簡単。でも、“あること”が当たり前の生活漬けになっている我が身は、対応していけるのか?
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