普通のレンタル店ではなく、公共の施設で借りてきた映画2本のタイトルです。
特に強く意識して借りたわけではないのですが、
観たいなと思った作品が、たまたまキッチン・食べ物繋がりの作品になりました。
まず最初に観たのは、キッチン・ストーリーです。
ノルウェーの作品なんて初めてです。
“独身男性の台所での行動パターンの調査”という土台を通じて、
知らない人同士の関わりの中から、徐々に相手の存在を受け入れてゆく様が、
登場人物それぞれの人間味ある行動で、ユーモラスにも描かれていました。
独身男性に限らず、老若男女問わず、人との関わり合い方のひとつを見ることができました。
2作目は、ソウルフード。
英語の作品紹介を見つけたので貼り付けてみました。
なんとなく雰囲気を感じてもらえたらいいなぁと思います。
この作品を観ながら、日本でいう盆暮れ正月の親戚が集まっている光景を思い出していました。
アメリカ南部料理と日本の料理。内容は違えど、皆が囲むたくさんの料理の持つ力というか、意味合いは、おんなじなんだなぁと思いました。
核家族化が進んでいる現代。
親戚が集まり、女子衆の手料理が並ぶ光景が、小さい頃の思い出の中に入っている子供達も、少なくなっているかもしれませんね。
ちょっと寂しい気もしますが、時代の流れとともに流され無くなってしまうものがあるということを、いっそ受け入れたほうが、楽に生きられるかもしれません。
こだわる気持ちは、やっぱり主観でしかないですものね。
いや、なんか書きたかったことと違う方向になってますが、
自分にとっては、こんな光景が繰り返し続いていく、そんな家族でありたかった(過去形?)し、子供や孫に囲まれた中で食事をするおばあちゃんになりたいなぁと思います。
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