知り合いが、
『打たれたら響きなさい』(太鼓を叩くと響く状態をイメージしてみてください)
って言ってた言葉を、私生活でも実践してきたつもりだ。
できる限り。
では、こちらが打っても響いてくれない人に対してはどうしてきただろうと考えてみた。
響いてくれなくても、いつかどうにか響いてくれるんじゃないか?という意味のない期待を希望にして、頑張れる相手もいる。
しかし、年を重ねてくると、頑張っても駄目なものはダメなんだと諦めるほうが、
自分が幸せな気持ちでいられることも、悔しいけどあると思う。
今まで大事にしていなかったけど、これからは自分の気持ちを大事にしてやらんと参ってしまうぞと思うようになった。
素直に心の声に向き合ってみる。
“もう、今は違うんだよ。もう響いてもらおうとするのは止めときっ。辛いだけだから。”
繋がりたくて頑張って打ってはみたけれど、響かなかった。
悔しいけど、諦めて気持ちを手放したほうが、素直な自分でいられると思った。
今は、いろんな人を打って、響いてくれる人を探している状態だけど、
たまには私を打ってくれる人がいてくれたらいいのにな、と思う。
打ってくれる人がいない。それは今の自分を映した鏡なんだよね。
いつも、ここまで追いかけてきてごらんって言われるだけじゃ、楽しくない。
一緒に楽しめるのがいい。
だから、気持ちを手放す。手放せるまで手放す。