サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

イエローマジックオーケストラ

2009年03月30日 | 音楽



お彼岸に、お墓参りに行こうと車に乗ったら、FMから聞こえてきたのは、
坂本 龍一の声。
おもわず、「教授!!」と、声が変わってしまう私。

YMOのメンバーの一人だ。
私が、彼らを知ったのは、小学校6年生の時。
NHKのドキュメンタリーで、世界で成功している日本人として
紹介されていたのだ。

坂本 九が、「SUKIYAKI」で、アメリカのヒットチャートに
入ったとか聞いていたけれど、私にとっては昔話だった。

それが、現在進行形で世界でコンサートをしている。
音楽で世界に出て行くなんて、子供だった私にはすごくたいしたことのように、
感じたのだった。

それから、中学・高校とYMOに彩られていた。
でも、やっぱり好きなのは、初期のころの「テクノポリス」や「ライディーン」や「キュー」。

テクノポリスのビデオ


散会するときの、「君に胸きゅん」は、その当時のアイドル一辺倒の
歌謡界への揶揄だと子供ながらに思ったけれど、やっぱり初期のころが
好きだなぁ~。

このグループが、好きなのは三人が三人の個性で活躍しているところ。
グループって、何故か一人か二人に比重がかかりがちだけど、
この三人は、それぞれ一人でもやっていける人たちばかり。

甲乙つけがたいけれど、坂本龍一と細野晴臣は本当にすごいなぁ~と、
いつも思っている。
特に細野晴臣はいつも緻密なチャレンジャーだ。
最近の坂本龍一は、少しポップになっていて、もう少し昔みたいに、
するめみたいな噛めば噛むほど味わいが出てくる・・・そんな音楽が
聞きたいのだけど・・・・な。