サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

私には千秋楽(笑)

2010年01月17日 | 宝塚・エンタメ
昨日・今日と宝塚へまたまた出没。

初日を観られたのは嬉しいことだが、初日はこっちもどこを観ていいのか
イマイチだし、演じ手もバタバタしているので、その緊張感を楽しむのは
いいけれど、演目そのものを楽しむのは中日以降が好きだ。

昨日・今日と連続してしまったのは、まったく昨日のチケットは取れないだろうと
申し込んだら当たってしまった・・・というだけなのだ。
熱烈なファンの人が聞いたら怒るに違いない。

昨日は、サンケイリビングの貸しきり公演で、終演後トップのインタビューが
少し加わる。
司会は、関西ではよく知られた遥 洋子だ。
彼女も宝塚大好きな人だ。
世間では「女性が、虐げられている・・・」とか、自論を繰り広げているけれど、
実際は違うのかも知れない。

昨日の貸しきり公演の景品の中で客席が盛り上がったのは、春の月組の公演
「スカレーット・ピンパーネル」の座席券だった。
席がいいのと、この演目は2008年に星組が当時のトップ安蘭 けいで
初演したもので、宝塚にとっても安蘭 けいにとってもヒットした作品となった。
そして、当時二番手だった柚希が私には「化けた」と感じられた公演だった。

今度の月組の公演がどんな風なのか楽しみにしている。

で、都合3回観て一番感じたのは、お芝居の進め方が、組子が80人いるとは思えない所。
まあ、脚本が彼女だと聞いた時から予想はしていたが・・・・。
でも、話自体は今までの中では、すんなり共感できるのは、主人公が
自分の生きる道を探す点に絞ったところだとおもう。
この脚本家は、以前から感じていたのだけど「アダルトチルドレン」というか、
「モラトリアム」を書くのが好きらしい。
なので、この点に絞ったのはよかったんじゃないかな~。


ショーも、実は演出家を聞いたとき、以前観た2007年の「レビューオルキス」が
頭をよぎったし、おまけにボレロとアフリカをテーマに・・・・なんて
解説を読んだら、もう私の想像を超えているので、多分寝ちゃう・・・と思っていた。(笑)

でも、こちらは大劇場でのショーは柚希がトップになってから初めてのものなので、
どんな風に踊るかみたい!!という私の欲求のおかげで、まあボレロを
はじめ何箇所かいい場面があったし、前のショーより私には入りやすかった。(笑)
ただし、衣装の趣味は私好みではないけれど・・・・・。(笑)

途中、中堅・若手の男役のやっていることに「あんたらえらいなぁ~」と、
知り合いのおばちゃんなら声をかけて、誉めてあげたくなるような場面もあった。

そういう意味では、本当に彼女達って皆偉いわぁ~。

にしても、お芝居の歌は本当にいいのだけど、ショーの主題歌がある意味
強烈過ぎて3回とも帰りはショーの歌が頭をグルグル。(爆)

そんなこんなで、私の観劇は今日で終了。
明日から粛々と生活いたしまする。