英国王のスピーチがアメリカのアカデミー賞を取った。
そんなことが無くても観たい映画だったけれど。
立ち見が出るほどの盛況ぶりはアカデミ賞の賜物だろう。
アカデミー賞は、その時のアメリカ人の気分を知るには
もってこいの指標となる賞で、自分達に自信がなくなったときは、
自分達を鼓舞するようなアメリカ映画が、賞を取る。
それなりに自分達に自信があるときは、外国の映画にも
目を向ける余裕ができる・・・・と、素晴らしく、分かりやすい。(笑)
そういう意味では、アメリカは、若干の余裕がある時期なんだろう。
映画は、実在のイギリス国王ジョージ6世のお話。
彼のお兄さんは、「世紀の恋」「王冠をかけた恋」といわれた、
エドワード8世。
後に、その王冠をかけた恋人に「彼のやったことは王冠を
捨てただけ・・・」とまで言われたが、この彼の行動によって、
国王としての教育を受けていない弟に国王の座がやってきたのだ。
重度の吃音があり、それをどう克服したか・・・・、
そして、こんな形で王座に着いたにも拘らず、
第二次大戦を精神的にイギリス国民を支えた国王となり、
その職務に忠実にあろうとした彼の評価は今もって高い。
この話は、以前から舞台化やドラマ化の話があったらしいが、
妻である、エリザベス王大后が存命の間は難しかった話らしい。
で、肝心の映画だが、主演のコリン・ファースは私世代には、
「アナザーカントリー」が強烈。
個人的には、真珠の耳飾の少女とか、マンマ・ミーアとかが好きなんだけど・・・ね。
(笑)
言語矯正士のジェフリー・ラッシュは、パイレーツ・オブ・カリビアンとは
当たり前だが全然違う。
妻役のへレナ・ボナム・カーターは久しぶりに特殊メイクではなくて・・・。(笑)
以前はコルセット女優とまで呼ばれたが、上流なそれでいて自由な雰囲気を
出している。
この三人の個性的な演技が面白くて、あっという間に終わってしまった。
それにしても、虐待とも取られる育ち方をした、ジョージ6世。
その影響から、極度の緊張を強いられて、吃音に悩むようになった・・・
本当に人が育つ環境は恐ろしいです。
そんなことが無くても観たい映画だったけれど。
立ち見が出るほどの盛況ぶりはアカデミ賞の賜物だろう。
アカデミー賞は、その時のアメリカ人の気分を知るには
もってこいの指標となる賞で、自分達に自信がなくなったときは、
自分達を鼓舞するようなアメリカ映画が、賞を取る。
それなりに自分達に自信があるときは、外国の映画にも
目を向ける余裕ができる・・・・と、素晴らしく、分かりやすい。(笑)
そういう意味では、アメリカは、若干の余裕がある時期なんだろう。
映画は、実在のイギリス国王ジョージ6世のお話。
彼のお兄さんは、「世紀の恋」「王冠をかけた恋」といわれた、
エドワード8世。
後に、その王冠をかけた恋人に「彼のやったことは王冠を
捨てただけ・・・」とまで言われたが、この彼の行動によって、
国王としての教育を受けていない弟に国王の座がやってきたのだ。
重度の吃音があり、それをどう克服したか・・・・、
そして、こんな形で王座に着いたにも拘らず、
第二次大戦を精神的にイギリス国民を支えた国王となり、
その職務に忠実にあろうとした彼の評価は今もって高い。
この話は、以前から舞台化やドラマ化の話があったらしいが、
妻である、エリザベス王大后が存命の間は難しかった話らしい。
で、肝心の映画だが、主演のコリン・ファースは私世代には、
「アナザーカントリー」が強烈。
個人的には、真珠の耳飾の少女とか、マンマ・ミーアとかが好きなんだけど・・・ね。
(笑)
言語矯正士のジェフリー・ラッシュは、パイレーツ・オブ・カリビアンとは
当たり前だが全然違う。
妻役のへレナ・ボナム・カーターは久しぶりに特殊メイクではなくて・・・。(笑)
以前はコルセット女優とまで呼ばれたが、上流なそれでいて自由な雰囲気を
出している。
この三人の個性的な演技が面白くて、あっという間に終わってしまった。
それにしても、虐待とも取られる育ち方をした、ジョージ6世。
その影響から、極度の緊張を強いられて、吃音に悩むようになった・・・
本当に人が育つ環境は恐ろしいです。