サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

博学な私のDr

2010年01月12日 | つぶやき
今日は、精神科の受診日。

先日はじめたフラワーエッセンスについて聞こうと思っていた。

で、私が「最近アロマ屋さんに行ったんですけど・・・・」
と言いはじめたら、「アロマとか好きなの?」と聞かれたので、
今使っているアロマの種類を言うと「あなたに合っていると思うアロマですね」
と言ってきた。
え!!アロマも詳しいの???と思っていたら、引き続き
「でも、アロマだけではなくてバッチもいいですよ」と言ってきた。

再び、え!!だ。
だって、今日はバッチ博士の「フラワーエッセンス」の話がしたかったからだ。

「あ~~それで、その日はこれってピンとくるアロマがなくて、
お店の人にフラワーエッセンスを勧められたので買ってみたんです」
と私が言うと、
Drはすかさず、
「バッチに興味があるなら、あなたに是非すすめたいのがあります」
と言うのだ。

一体、この先生はどこまで色んなことを知っているのだろう・・・。
アロマやエッセンスの話だけではない、パワーストーンの話や
お香や鍼のツボもこの辺りが・・・なんてお勧めしてくれるし、
ヨガとかもこんなのがあなたには必要ですよ・・・と
教えてくれる。
西洋医学の人なのに、漢方も適切に処方するのだ。
ほとんど、私が今までふった話で会話が成立しなかったことがない。

おまけに、食器やスワロフスキーでも盛り上がった。(笑)

それが、一つ一つ詳しくて「この人は一体何者?」(まあ、医師だが)
と、いつも思ってしまう。

でも、私がふった話で唯一彼が「行ったことが無いんですよ」と、
言った場所がある。

そう「宝塚」だ!!(笑)

「興味はあるんですけど、男性は行きにくいですかね~~」とのことだった。

観劇経験の無い人は、そう思うかも知れないけれど、男性も、
多分皆が思っているより多いと思う。

関西、特に阪神間は男性でも子供の頃からの観劇経験があるから、
好きな人は好き!!ってレベルだ。

なんなら、この私めがDrに「新しい未知の世界」を教えて差し上げましょうか・・・。(笑)

カティンの森

2010年01月11日 | 映画
2007年 ポーランド作


ポーランドが、独立国家になったのはごく最近だ。
東欧が崩壊して、どこの政治的影響も受けなくなったのは、共和国となった
1989年だ。

ポーランドは、昔は繁栄を極めていた国だったけれど、18世紀に
若い頃には帝政ロシアの「エカテリーナⅡ世」の恋人だった「スタニスワフⅡ世」時代にその国を失って、
プロイセン・帝政ロシア・オーストリーによって
分割されてそれぞれに統治される形になったのだ。
その時から、ポーランドは分断された国家になったのだ。
有名なショパンの「別れの曲」は故国を離れる時に書いたもので、
これ以降帰国できなかった彼の気持ちはどうだったのだろう・・・・。

80年代のポーランドからのニュースは、「連帯」を指揮している
「ワレサ委員長」だ。
ニュース映像で、彼が民衆に向って演説していた姿は今も記憶に残っている。
子供だったので、何がなんなのかよく判らなかったが、投獄されても
戦う・・・のはすごいと思ったのを覚えている。
とにかく、ソビエト連邦が不気味で恐ろしく感じられていた私には、
ポーランドと言う国名を持ちながらも、ソビエト影響下で反政府運動を
することが素晴らしく思えたのだった。

で、この時期民主化の象徴として「ワレサ委員長」と「アンジェイ・ワイダ監督」
が、世界のニュースで取り上げられていた。
監督の代表作は「灰とダイヤモンド」ただ、私が学生の頃は、映画よりも
彼が国内に帰れず外国で映画を作っているというイメージが大きい。
常に民主化を訴えていた。

今回見た映画「カティンの森」は、実際に起きた大戦中の事件で、
ソビエトによる捕虜の大量虐殺のお話。
虐殺の命令を出したスターリンとそれを執行していく人たちの
残忍さに悲しみを覚えつつ、この人たちと自分が多分大して変わらない人間で
あることを考えれば、自分に自分が恐ろしさを感じたのでした。

そして、残された家族も又全く自由を享受できない中で、
戦中・戦後をどう生きていくかのそれぞれの選択がとても難しく、生きていくことの
困難さを、また、この状況で「信じて待つ」ということの残酷さ・・・改めて感じ入った次第です。

※監督のお父様も「カティンの森」の犠牲者で、このことを描くまでに
政治的な背景だけではなく、きっとかなり時間を要したのだろうなぁ~と
勝手に想像しています。


大和は国のまほろば・・・・

2010年01月10日 | つぶやき
「倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまこも)れる 倭しうるはし」



今日は、昨年後半から行きたくて仕方が無かった「奈良県 桜井市の大神神社」へ。

ちなみに、写真は大神神社内にある展望台から撮ったもので、大和三山が一望できる。
左から、「天の香具山」「畝傍山」「耳成山」。
万葉集に掲載されている中大兄皇子の有名な歌があります。

「香具山は  畝火ををしと 耳梨と  相あらそひき 神代より
かくにあるらし古昔(いにしへ)も
然(しか)にあれこそ うつせみも  嬬(つま)を あらそふらしき   ・・・」

当時弟の大海人皇子と額田大王をめぐっての恋の駆け引きを詠んだものだそうですが・・・、なかなか情熱的です。

有名な歌は、小倉百人一首にも取り上げられた持統天皇の
「春過ぎて夏来たるらし白たへの衣干したり天香具山」
でしょう。

そんなことはともかく、この三山の中心に入って山を眺めたり、
今日のように少し遠方から眺めているだけで私はとても元気になります。
今流行の言葉でいえば、「パワースポット」なのでしょうか・・・。
何故なのか判りませんが、ゆったりとした気持ちになれる場所です。

「まほろば」と言う言葉の意味どおり「住みやすいところ」「すばらしい場所」なのかも知れません。


(おみくじは、指定された場所に・・・。写真ネタには有りがたかったですが)

大神神社は、古事記にもその由来が書かれている本当に古い神社で、三輪山自体がご神体。

この神社は今まで行ったことのある神社の中で私自身が気に行っている神社の一つ。
ここも説明できない・・・んですよ・・・なにが良いのか・・・。(笑)


(石神神宮からの山辺の道すぐで見つけた歌碑。)

で、もう一つは天理市にある「石上神宮」。
山辺の道の中間点にあたる場所で、その昔ここから桜井までは歩いたことが
あるんですけどねぇ~。
ここは、山岸 涼子の「日出処の天子」をリアルタイムで読んでいた私には
ちょっとした「萌え」現場です。(笑)
主人公の厩戸王子に絡んでくるキャラ、蘇我 蝦夷の恋人が物部氏の娘で
石神神宮の巫女という設定だったからです。(笑)
名前も布都姫(ふつひめ)・・・よく覚えておりまする。

まあ、そんなこんなでご機嫌な一日となりました。
そうそう、ご機嫌といえば「大神神社」でひいた御籤が大吉でした!!
病は、気に病みすぎなんだそうです・・・。そんな気がしてきました。(笑)

写真はこちら

この一週間の一番のネタ

2010年01月09日 | つぶやき



あ~~久しぶりにパソに向う・・・。
と言うより、パソは開けてみたものの、書く気が起こらなかったのだ。

でも、ごそごそこの一週間も動く。(笑)

一番のネタは、最近気分が落ちていることが気になっていたので、
アロマでも変えてみようと、二ールズヤード レメディーズ
行った時のこと。
色々お店の人と相談していたら、今使っているアロマが合っている・・・
ということと、他に勧めてくださったものが今の香と基本余り変わらないので
「じゃあ、アロマはいいか・・・帰るか・・」と思ったら、
流石はお店の人は偉い!!(笑)

フラワーエッセンス」なるものを勧められた。



なんでも、1930年代のイギリスのバッチ博士なるお方が見つけられた
「心を通して健康を取り戻す・心を癒す」エッセンスなんだそう。
ヨーロッパでは、花や木には不思議なパワーがあると信じられていたそうで、
まあ、漢方のようなものなのでしょうか・・・。
どれくらいの位置関係にあるのか判りませんが、心理面への作用を
重視したものなんだそうです。

で、自分でブレンドして利用するのもありだけど、初めてならブレンドで・・・
ということで、ブレンドを選んだのですが、これが何がいいのか判らない。(笑)
9種類の効能?を読んでいるとどれも自分に当てはまるような気がしてくる。
そこに、お店の人が取り出したのは、お花や木の写真50枚ほど。
その中から、「好きな」「気になる」写真を3~4枚選んでくださいとのことで
早速選んでみました。

オーク・チェリープラム・マスタードと後何か1種類を選んだのですが、
このカードの後ろに書かれていることにびっくり!!
完ぺき主義で仕事熱心、多方面に興味を示す、人間関係を円滑にしようとする。
がゆえに、弱音を吐くタイミングがわからないとか、気が散りやすいとか、
人間関係で見返りを求める・・・とか、あたりまえっちゃあ、当たり前なんだけど、
カウンセリングで、ずっと数年間言われ続けてきたことが、目の前に現れてしまいました。(笑)

で、この内選んだお花が2つ該当していたエッセンスを選んでみました。
「オプティミズム」(そのまま訳せば楽天主義だな・・・)
気軽に過ごしたい時に飲むんだそうです。

まあ、効くのかどうかは判りませんが、まあ、お守りや逃げ込める場所は
必要なのでお守り代わりにペットボトルにエッセンスを入れたお水を
入れて持ち歩きます。

追記:今日のカウンセリングで先生に、あまりの的中さに笑われました。

それに、このフラワーエッセンスは、一定の効果があると、カウンセラーの
集まりでも話題になっているそうで、「バッチ フラワーレメディ」と
先生から言われてびっくりしました。

ハプスブルクの宝剣とBOLERO

2010年01月01日 | 宝塚・エンタメ
元旦から、初詣ならぬ宝塚詣でをした私。

元旦に行くなんてことは、実は初めて。
テレビで、様子を観たことがあったけれど、自分が行くとは思わなかった。(笑)

写真も色々撮れたらいいなぁ~と、愛用のキスデジちゃんを友に出かける。
今日は、初日なので13時公演1回のみ。
いつもは、劇場にぎりぎりに滑り込む私だけど、ゆっくり見てまわろうと
宝塚の駅に降り立った。
で、お正月らしいものはないかな・・・と、カメラをあちこち向けていたら
向こうから生徒が・・・・・。
見ていると音楽学校の生徒のようだったけれど、紋付袴の盛装で
背筋を伸ばして歩いてくる。
やっぱり、歩き方って大事だな・・・。
背が高いのかどうかは私が高いので判らなかった・・・。(笑)
男役と娘役の違いはわかったけれど・・・。

で、お正月休みの商店街を抜けると又生徒に会う。
名前がわからないから誰が誰か私には分からないけれど、5~6人の
盛装の生徒に出会った。

「はなの道」も有名な名所の一つだけど、ここも普段は急ぎ足なので
ゆっくり見てまわっていなかったので、のんびり写真を撮ってまわる。
色んなブロンズ像があって、ほぉ~って感じ。

で、やっと劇場の中に入る。
丁度、劇場ロビーではお正月の鏡開きが行われようとしていて、
雪組のトップコンビ・二番手が階段を降りてきた。
ここで、ちょっとしたイベントで盛り上がり、お神酒をもらってご機嫌に
なっていたら、早くご飯を食べなきゃ!!ってな時間。
で、慌ててご飯を食べて、劇場へ向う。

お正月から、宝塚で過ごせる幸せな観客の私。
好きな場所で過ごせることほど幸せなことはない。

で、肝心の演目だけど、言いたいことが山ほどあるけれど、
正月から言ってもどうかと思うので、トップの柚希がお芝居では最後の方で
泣きながら演じていたのは印象的。
後は、ハプスブルクの宮廷が描かれているのでトップの娘役と二番手の凰稀の
衣装がゴージャス。それに負けない二人の美しさが光ります。

ショーは、ボレロとアフリカの大地の融合とコンセプトを聞いたときから
怪しい・・・とは、思っていたけれど、ボレロの場面は圧巻。
この場面は個人的には何回も観たい!!(笑)

アサヒコムの演劇評

2010年元旦の宝塚様子

あけましておめでとうございます

2010年01月01日 | つぶやき


あけましておめでとうございます。
今年の日の出は、多くの雲に隠れてなかなかでしたが、やはり、
初日の出を見ると、「見た!!」感じがします。
いいことがあるといいな・・・・。



いつもは、パンと紅茶で済ませる私ですが、やはり今日はお雑煮。
関西風の白味噌・丸餅。今年の具は、雑煮大根と金時人参以外は特にない・・・
というシンプルさ。
これでも、お雑煮を頂くと正月度アップです。
今年は、おせちも作らず「黒豆」と「ごまめ」のみ作りました。
あとは、買ってまいりました。

三日月型の器は、お正月用に10年ほど前に書いた梅のお皿です。
イタリアのリチャード・ジノリのポンテ・ベッキオという真っ白なお皿に
絵を描いて金線もいれてみたものです。

正月から相変わらずな私ですが、どうぞよろしくお願いします。