木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

咲き始めました カリガネソウ

2022-08-04 07:01:45 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 18.2℃  昨日の最高気温 27.8℃       
木曽町新開      午前6時の気温 19.0℃    今朝の天気 雨

開田高原で
カリガネソウが
咲き始めました。


漢字で書けば
雁草と書き
雁が飛ぶ姿に
似ているので
つけられたそうです。


少し
無理があるようですが
帆掛草と言う
呼び名もあるようです。


雁にしても
帆掛けにしても
花には珍しい
とても特徴的な
形をしています。


雄しべと雌しべが
花の中心から
飛び出して
弧を描くように
湾曲しています。


下の花びらが
大きくなり
ハチなどの昆虫の
とまる場所に
なっています。


虫の重みで
湾曲した花粉が
背中につく
仕組みです。


毎年
写真を撮るのが
楽しみですが
悩みが二つあります。


ひとつは
全草から
嫌な臭いがします
触らなくても
近づくだけで
臭ってきます。


もう一つは
写真が撮りづらい
とてもピントが
合わせにくい花です。


それをのぞけば
パーフェクトな
花だと思います。










マルガタハナカミキリ ノリウツギに集まる虫

2022-08-03 06:34:34 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温 16.8℃  昨日の最高気温 31.6℃       
木曽町新開      午前6時の気温 17.5℃    今朝の天気 晴れ

本日も
ノリウツギに集まる
甲虫の中から
マルガタハナカミキリ。


開田高原の7月
ノリウツギが
咲き始めると
どこからともなく
集まって来る
常連さん。


カミキリムシと
名前がつくが
肩幅が広く
丸みのある
体つきで
およそ
カミキリらしくない。


翅に2対ある
黒っぽい紋は
個体によって
変異が大きい。


幼虫は
腐ったマツ科など
針葉樹の根や倒木を
食べるそうだ。


交尾している個体を
あえて選んだ訳ではなく
ノリウツギの花は
婚活パーティー会場に
なっているよだ。


カップルが多いのは
それだけたくさん
いると言うこと。


お食事場所が
婚活パーティー場所
と言うのは
人間も同じ!


先日と同じ
カミキリムシですので
コメント欄
閉じています。




夕焼け キビオ峠から

2022-08-02 06:17:37 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 16.0℃  昨日の最高気温 29.8℃       
木曽町新開      午前6時の気温 17.0℃    今朝の天気 晴れ

夕方
少し凌ぎやすくなったので
デッキの防腐剤を
塗り始めた。


ふと
見上げると
上空に薄い雲が
広がっていた。


取るものも取り敢えず
カメラと三脚を
車に積んで
キビオ峠に出発。


到着してみると
夕焼けの師匠と
鳥の師匠が
スタンバイ。


でも
御嶽山は
黒い雲の中
上空にも
邪魔な雲が
横たわっている。


夏至を過ぎ
太陽は南へ
どんどん
寄ってきている。


諦めかけた
その時
御嶽山から
炎が上がるように
焼け始めた。


上空まで
駆け上がる炎が
とても美しい。


太陽が
落ちて行ったあたり
オレンジ色の
さざ波が
輝いているようだ。


邪魔する
雲がなければ
100点満点の
夕焼けだったかもしれない。


夕焼けに
感謝して
キビオ峠を
後にした。


いつもの
夕焼けですので
コメント欄
閉じています。






マツムシソウ 開田高原の秋の花

2022-08-01 07:06:30 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 16.3℃  昨日の最高気温 29.6℃       
木曽町新開      午前6時の気温 16.5℃    今朝の天気 晴れ

開田高原で
マツムシソウが
咲き始めた。


高原を代表する
秋の花なのだが
毎年7月下旬には
花をつけている。


小さな花が
たくさん集まった
頭状花序を持つが
キク科とは違い
マツムシソウ科の植物。


一つひとつの花は
筒のような形で
先が5つに
分かれている。


先に開く
外側の大きな花は
3枚が大きく伸びて
とてもよく目立つ。


雄しべは
4本あり
長く突き出す。


咲き始めは
雌しべは見えず
雄しべが
萎れてから
雌しべが
伸び始める。


自家受粉を避けるため
マツムシソウは
雄性先熟の
仕組みを
持っている。


マツムシソウの
名前の由来は
マツムシが
咲き始めるころ
咲くから。


また
花が終わったあとの
坊主頭のような果実が
僧が持つ松虫と言う
鐘に似るからと
諸説あるようです。


さて皆さんは
どちらの説に
賛同されますか?
それともまた別の説?