『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

スマホで遊ぶ子供を見ながら昔の遊びの思い出が次々と

2020-02-21 07:26:20 | 喜怒哀楽をポジティブに
天気がいいので神戸の姉に送る荷物を持って自転車で600メートル先の
「クロネコヤマト」の営業所へ。

その帰りに近くにあるいくつもの公園の木々を覗いてみようと思い
とりあえずは一つ目の公園の中に今を真っ盛りとばかり咲いている
大きなしだれ梅に近づきその様子を見ていると、3人の小学生が
やってきた。

二人はベンチに座り、もう一人はその前にしゃがみ込んでスマホを
見ながらはしゃぎ声を上げ始めた。
どうやらゲームのことを話しているらしい。

天気はいいとはいうものの2月の夕刻はやはり空気は冷たい。
でも笑い声は治まらない。本当に楽しそうだった。

興奮気味の声を聞きながらふと思った。
いつの頃からか子供たちは外での遊びからコンピュータゲームへ・・・。
そして現在は多くの子供たちがスマホを持ち歩き、いつでも何処でも
ゲームができるような状況になっている。

子供たちにとってはPCゲームやスマホのゲームは本当に楽しく
彼らのコミュニケーションの役割を担っているのかもしれない。
本当に小さい頃からコンピューターに親しみ、それを駆使できることは
素晴らしく、将来のことを考えてもいいことだと思うがしかし、このような
ゲームに夢中になってばかりではいけないのではないかとも思う。

小中学生にスマホを持たせるのは防犯対策としてもいいし、知りたいことや
疑問を即座に解決する・・などという点ではいいとは思うが大事な時期を
ゲームにばかり・・・というのは私たちの年代に限らず、多くの人たちからも
受け入れられない面も少なくないと考える。

かく言う私も40代後半から50代前半は「ドラゴンクエスト」や
「ファイナルファンタジー」などのRPGにはまったことがある。
確かに楽しく夢中になることは間違いない。
ただ、現代の子供たちには適度に・・・という使い方が必要なのでは
ないだろうか。
そんなことを思いながら一瞬子供達に目を向けると子供たち3人の顔は
いずれも白っぽく見えた。

彼らも塾や習い事などで忙しく、普段から外での遊びが少ないから
なのか・・・と思うと同時に私たちの子供の頃を思い出し、あのころの
遊びが次々と浮かんできた。

草花を使った色々な遊び、かくれんぼ、鬼ごっこ、おしくらまんじゅう、
石けり、紙を使い、折紙、簡単な紙鉄砲、紙飛行機、高学年になると
竹や木を使って杉鉄砲、水鉄砲や竹とんぼ、凧、竹馬、船、模型飛行機
ゴムを利用した糸巻戦車、パチンコ、ゴム銃、など次々と思い出される。

そうだ、それらに必要な道具として誰もが(?)折りたたみ式ナイフの
『肥後守』を持っていた。
家にある道具に加えて切り出しナイフも活用したが『肥後守』の
言葉に懐かしく昔を思い出す人はきっと多いことだろう。
鉛筆を削るのも肥後守だった。

そんな工作好きで宮大工に憧れた私は技術系の学校へ進むこともなく、
今はこうして夢を描いた少年時代を公園でゲームに夢中になる子供たちを
見ながら一人思い出に耽っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする