武漢市からチャーター機で戻り、ホテルでの生活を余儀なくされていた
人たちの帰宅がようやく始まった。
2週間も閉じ込められた状態での緊張感から解き放たれた人たちから
安堵や感謝の声が聞かれ、私たちも一緒になってほっと胸をなでおろす
ような気持ちにもなるが、ホテルに滞在していた人たちから依然として
不安の声や風評被害という世間の目に不安を抱く人たちもいるという。
国内にも既に感染者がかなり出ている状況で、国は武漢市などの地域や
濃厚接触者などのしばりをようやく緩め、来日拒否の範囲を広め、
検査の条件や検査機関などの範囲を広めることにもようやく踏み出そうと
している。
医療関係者や民間の検査施設からは早くから感染の可能性がある人の
検査は民間でもできるし、試薬の供給も充分できるのだから早くやるべきだとの
声が高まっていたのに国や厚労省は後手後手に回り、発生時から言われて
いたことだが検査を受けるための条件を決めたり、検査機関を指定したりした
結果、不安が増大することとなってしまい今や国内での感染が広まる危険性も
高くなっているのだ。
いまの国民の「疑心暗鬼」を解く為にも、そして安心を得るためにも検査は
すべて「保険適用」とすべきであると考える。
そして今後のこういう医療に関する大きな問題や自然の大災害に備える
ためにもアメリカやロシアのような、『大型病院船』の配置を実現すべきであろう。
F35戦闘機やイージスアショアなどの配備に比べれば300億~350億で
造れるという大型病院船は本当に微々たる金額なのである。
国は国民の命が大切だと考えるなら戦闘機などは無用・・・
戦争は話し合いや交渉で避けられるが感染症などは交渉などでは解決
できない問題である。
嘘とごまかしで続いている現政権は少し反省をし、そのひとつの罪滅ぼしの
為にも一刻も早く今回の問題点を解決せよ・・と言いたい。