さて、子供たちのために何かを・・・と言っても何を、何からどのように
考えて行動していくべきか、やはり安心、安全を第一にいろんな人や
場所を含めて交渉や調整などをしっかりとやっていかなければならない
ことを考えるとそんな生易しい物ではないのではないかとも思う。
でもいくつになっても少しずつでも前に進もうという気持ちは持ち続け
たいし、私たち高齢者にはそれぞれの世界での経験や実績があり、
同じ気持ちを持つ者が集まってその経験や得意分野の知識知恵を
活用できれば自らも嬉しいし、子供たちにもきっといい影響が与え
られると思う。
とりあえずは一人二人と少しずつ仲間が集まって、子供たちの反応を
見ながらやること、やりかたを工夫していきたい。
高齢の仲間たちも自分が何かの役に立つ・・・と思うときっと嬉しい筈で
あるし、心身の健康をも意識できるのではないだろうか。
さあ、私にできることは・・・
先ず、遊びの一つとして私たちが子供の頃に作ったものを現代の
子供たちと一緒に作ってみたいと考えているのだが果たして受け入れ
られるかどうか?
とにかくやってみることとし、周りの小さな範囲から実践してみよう。
一昨日の記事に書いた「紙鉄砲」「紙飛行機」「水鉄砲」「竹とんぼ」
「凧」「竹馬」「船」「模型飛行機」「糸巻戦車」「ゴム銃」などの他にも
「釘刺し」「缶蹴り」などなど次々に浮かんでくる。
ただこれら、考え付くものはたくさんあるが、現在は昔と生活様式も
環境も違う面も多いので危険につながるものは除いて誰もが安心
できるものを・・・。
鉄砲と名前の付く遊びは危険と思われるかもしれないし、杉鉄砲は
今の時代花粉症の問題もあるし受け入れられないかもしれないが
紙鉄砲は2種類(折紙のように折った紙の端を持って振り下ろすと
パ~ンとなるものや細い竹を銃身にして濡らした紙を絞り銃弾として
圧縮空気で押し出すもの)ともに遊び方をしっかりと教えれば楽しい
ものであるし、作り方によって精度がちがうことと水鉄砲もいろんな
作り方があり、それを作ることによって子供たちに工夫や正確に
作ることの大切さなども感じてもらえると思うと私自身も今、既に楽しく
なってきている。
お金の必要がない遊びはたくさんあるし、正しい工具などの使い方を
きちんと教えれば子供たちにとってこれらを作る喜びを感じるのでは
ないか。
小学生でも高学年の子供たちには電動工具を上手く使うことを
教えて作品の出来栄えが違うことが解れば興味が湧くかもしれない。
竹とんぼの羽の削り方(角度)によって高く上がるもの、飛行距離の
長いものを作ったり、糸巻戦車は車輪の部分の加工(削り方)や
ゴムを回す簿の長さの調整などをして走り方を変えてみるなど・・・。
まだ始める前から子供たちの笑顔が浮かんでくるようで思わず私も
頷きたくなるのだ。
私自身も子供の頃にその原理を不思議だと思い、いつかは自分でも
作ってみたいと思っていた「ポンポン船」をネットで検索すると
牛乳パックやペットボトル、ジュースなどのアルミ缶を使ったもので
意外に簡単に作れそうなので子供たちと一緒に作ることを楽しみにしている。
先ずは行動するのみ・・・。