今日も朝から薄暗い空からポツポツと雨が降っていたが
午後になって次第に天気がよくなり日差しも見られるように
なったので、先ほど少し歩いて見た。
ずっと長い間、買い物などで本当に必要な外出以外はしていなかったが
久しぶりに無目的で外へ出て周辺の緑を見て、当然のことながら
その緑の様子が少しずつ変化しいることを強く感じた。
前回、周りの木々をゆっくりと見たのはいつだっただろうか・・・
ほぼ巣ごもり状態でもストレスらしきものなどは全く感じない私だが、
やっぱり木々の緑には心癒やされ、何もしなくてもそれとなく
ワクワク感、高揚感が湧いてくるようだ。
日差しがあれば尚更のこと・・・
春先には手に取ると、ほろほろっと崩れて消え入りそうな柔らかさを
感じる薄緑というのか若緑というのか淡く透き通るような緑の葉が
今は一つ一つが力強く太陽の光をはね返すようなカチッとした濃い
緑色に変化し、自分たちの役目をしっかりと果たしているように見える。
花が峠を越えたと思われるバラの木も葉はしっかりと残りの
バラのために周りを固めている衛兵のような役割をしているように
見えた。
私が大好きな柿の若緑もすっかり大人の緑になっている。
民家の柚や蜜柑の木には既に小さな固い実がたくさんなっていた。
僅か15分程度の周辺散策だったがそれでも気分は爽快だった。
明日もそしてその後も5日間ぐらいは明るい空は見られそうにもないが
この記事を投稿後はまた今読みかけの『そらは、今日も、青いか?』の
頁に戻ることにしよう。