MC68000 Maniacs!
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巷では 古い(90年代前半?)ゲームミュージックCD が結構高値だと聞きました。

今でこそ所持しているCDの枚数は減りましたが 趣味で買い集めていた経験がある人間としては かなり「違和感」のある話です。最近になって復刻されたものも多くある(特にセガ,ナムコ,コナミの初期のもの)ので,全部が全部だという訳ではないと思いますけど,少なくとも,古い家庭用ゲーム機,パソコンゲームの音源などは 若干高値に推移しているようなのです。

そうかー・・・ちょっと前までは 中古屋で何百円の世界だったのにな。
先に言ってくれれば,全部保存しておいたのに(笑)。

ゲームミュージックが流行りはじめた時期というのは 1986年頃だったと記憶しています。セガの「アウトラン」を収録したアルバムが 予想を越えるヒットを記録した頃で,この時期を境に一般(?)のCDショップにもゲームミュージックのテープやCDが並ぶようになりました。自分の場合,子供の頃は あまり音楽を「聴く」という事がなく,アイドル歌手に夢中になったり テレビの歌番組を観たり という事が非常に少なかったのですが,もともとゲーム好きであった事もあり ゲームミュージックについては 何故か頻繁に聴くようになったのです。ある意味,ゲームミュージックが「自分に様々な楽曲ジャンルの存在を教えてくれた」と言っても過言ではないとも言えます。

月の小遣いは ほとんどゲームとCDに注ぎ込んでいましたね・・・。
まあ,なかなか親の理解が得られず,何故そんな「超音波」のようなものを聴くのか??
などと言われたこともあります(笑)。

超音波ってあんた。(≧∇≦)
いや,昔のは・・・そうかもしれんけども。

まあ,最近ではゲームミュージックを取り扱っている店舗自体が少なくなり,ゲームメーカー側にも昔のような「打倒フュージョンアルバム」的気合が感じられないので,自分的にも興味を持って購入できるアルバムがほとんどなくなったのは確かです。ゲーム機やパソコンの音源性能が限られていた時代だったからこそ「アレンジバージョン」の存在が貴重であり,厳しい性能制限の中で作り上げられた ゲームミュージックの芸術的「凄さ」を感じられたのだと思います。ゲーム機から出てくる音楽に対し「すげえ音だ」という感動が持てなくなった以上,ゲームミュージックという「音楽ジャンル」は消滅し,ゲームミュージックの存在意義は「単なるサントラ」になってしまったんだな・・・と,若干寂しく思ったりしています。

それも時代。しかたなし。

少なくとも,現在所持しているものについては,大事にしておこうと思います。
大切な「オヤジの思い出切符」なのでね(笑)。

(2008/5/1修正)


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