MC68000 Maniacs!
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「GAMADELIC -Reunion-」は,2013年9月7日に新宿ヴェノスで行われた「ゲーマデリック」復活ライブの模様を収録したCDアルバムです。「ゲーマデリック」といえば,90年代のゲームミュージックブームを支えたゲームミュージックバンドのひとつ。当時活発に活動していたバンドは,セガの「S.S.T.」,タイトーの「ZUNTATA」,コナミの「矩形波倶楽部」,カプコンの「ALPH LYLA」,そしてデータイーストの「ゲーマデリック」であります。個人的にもかなり好きなバンドで,過去にリリースしたオリジナルアルバム「RAP a de LIC」は今でもしっかり持っています。今回の「GAMADELIC -Reunion-」は,「RAP a de LIC」に収録されていたボーカル曲を中心に,新たなアレンジナンバーを交えつつの構成。あくまでもライブアルバムなので「ダンス DE ピンボール」のような「おふざけ」は一切なしです(笑)。

収録曲は以下のとおり。

01. ゲーマデリックのテーマ
02. カルノフが街にやってきた(カルノフ)
03. WALK LIKE A SUPERCOP(ロボコップ)
04. せいんと☆ぴーちのピアノショー(大怪獣デブラス)
05. Shooot!!(FLYING POWER DISC)
06. GALLANT SAVAGE(DEATH BRADE)
07. THE LIFE LINE OF NEWYORK(CRUDE BUSTER)
08. ATOMICのベースショー(空牙)
09. VAPOR TRAIL(空牙)
10. ROHGA(WOLF FANG)
11. ゲーマデリックのテーマ(アンコール)

(BONUS TRACK)
12. Skull Fang(スカルファング~空牙外伝~)~Re-Recorded Version~

聴きどころはやっぱり最初の3曲。「RAP a de LIC」には1コーラスしか入っていなかった「ゲーマデリックのテーマ」がフルコーラスで聴けるのはちょっと貴重かも。「カルノフが街にやってきた」は,楽曲冒頭のGO!GO!...の部分にアレンジが加えられたライブバージョンの方をしっかりと収録。「WALK LIKE A SUPERCOP」についても,イントロ部分をライブらしくアレンジしたバージョンになってます。その他では,ライブの定番曲だった「VAPOR TRAIL」がめちゃめちゃカッコイイです。「空牙」というゲームはゲーセンではほとんどプレイした事がなかったのでサントラも持っていません。久々にライブバージョンを聴いてゲームのサントラが欲しくなっちゃいました。

色々調べてみると,ネット上には「MR☆K氏脱退」というキーワードがちらほら。
自分の好きな「ゲーマデリック」が聴けるのが本当に最後になりそうで,かなり残念な思いです。
今回のアルバムはそういう意味で本当に貴重です。(´・ω・`)

贅沢を言えば・・・「BLIND SPOT」と同様にDVDをリリースして欲しかった。
さらに言えば,ライブアルバムだけでなく,復活記念のオリジナルアルバムもリリースして欲しかった!


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