自分は原作本が刊行された当時からのファンで,「GHOST IN THE SHELL」はもちろん「STAND ALONE COMPLEX」シリーズも総集編まで含めて全て観ています。前者はLDとDVDとBD(旧版と2.0版両方),後者はDVD全巻(TVシリーズ+総集編+S.S.S.)を購入済みであります。我ながらかなりのハマり具合だったと自覚していますが,そんな攻殻機動隊シリーズも「Solid State Society」で一旦収束し,昨今はBDやDVDを引っ張り出してきて観直す事も少なくなっていました。そこに登場してきたのが,昨年劇場で公開され,今年になって地上波でも放送された,攻殻機動隊の最新シリーズ「ARISE」。前作「STAND ALONE COMPLEX」から数えてもすでに10年以上経過した今になって,リバイバルではない新シリーズが出てくるとは思いもしませんでした。個人的には「声優陣の総入替え」というのが引っ掛かってしまい,最初の劇場公開時には観に行っていないのですが,後に発売されたBD版を購入し観てみたところ・・・今までの「攻殻機動隊」のイメージが驚くほど忠実守られていて,自分を含む古くからのファンが納得するようなクオリティに仕上がっていました。