いつも清泉寮ブログを見て頂いている皆さま
こんにちは、うっしーです。
雪が舞ったかと思えば春の陽気になったりと忙しい清里です。
今日は3月17日(日)に清泉寮で行われたイベントについてレポートさせて頂きたいと思います。
今回のイベントは創立80周年記念の一環として行われた詩のイベントでした。
詩人の谷川俊太郎さんと覚和歌子さんが都内で行っている「対詩ライブ」を清里・清泉寮で行って頂く予定
だったのですが、覚さんの急な体調不良により、今回は谷川さんの朗読会を中心とした内容となりました。
また、詩人の松田朋春さんが急遽代役を務めて下さったのですが、詩を紙や本の上から解放するような
松田さんのご活躍のお話にも皆さま興味津々でした。
私から松田さんのご活躍を伝えるのも難しいのですが、
例えば顕微鏡のプレパラートに小さな詩が書いてあったりして、池の水を顕微鏡でのぞくと
詩の行間にミジンコなどの微生物がぷるぷる動いていたり、、
レストランのウインドウにそこで感じた言葉を谷川さんが詩にしたものが書いてあったり、と
全く想像もしない詩の世界をご紹介いただきました。
谷川さんは詩の朗読もほんとうに上手で
もこもこもこ
んぐまーま
これはのみのぴこ
など、時に抑揚たっぷりで時に早口や笑いながら読んで頂く姿に
あ、こういう風に楽しむんだ!
と疎い私には発見ばかりでした。
質問タイムは谷川さんのお人柄に直に触れられる素晴らしい時間で、思いのほか長い時間質問に答えて下さいました。
そんな雪解けの八ヶ岳の麓で行われた今回のイベントでしたが、
約200名ほどの皆さまとどっぷりと詩の世界につかった体験でした。
今回のイベントにご協力いただいた方々、当日いらっしゃって頂いた方々には本当にありがとうございました。
また元気になっていらっしゃるとはいえ、覚さんの一日も早い回復をお祈りしております。
すぐに影響を受けてしまい
普段は読まない詩の本をネットで注文したうっしーでした!
(※文中の写真は全てPCオペレーターや当日カメラマンを務めて下さった深堀瑞穂さんの写真です。)