グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

広報誌の制作ポイント 1

2012-03-27 11:43:10 | 中小企業の広報誌制作
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。

3月26日にご紹介した日本音声製作者連盟さんの広報誌「Japa」は創刊時からお手伝いさせていただいていて、もう10年以上のおつきあいです。こちらは業界団体さんではありますが、中小企業が広報誌の制作をするにもたいへん参考になります。
まず広報誌を創刊するにあたっては、考えておかねばならないいくつかのポイントがあります。主なポイントは、

1.読者は誰か
2.何を発信していくか
3.企業・団体としてのイメージをどう形成するか

1で読者を広く一般と想定するのか、あるいはある程度業務に関わる方々と想定するのかによって2も変わってきます。一般の方々が対象であれば一般の方が興味を持ちそうな内容の特集を組んだり、「業界用語」などの使用は極力避けるなどの配慮も必要です。
一方で、ある程度業務に関わる方々が対象であれば、業界内でのニュースを取り上げたりするといいですね。
そして3です。信頼のおけるしっかりした会社、明るく活気のある会社…、どのようなイメージを持って欲しいでしょうか。

ここで大きな役割を担うのが「デザイン」です。訴求したい企業イメージに合わせて、色やフォント(文字の形)を選んだり誌面を作成したり。業界的にどうしても固いイメージになってしまっても、イラストや写真などのビジュアルでイメージ形成が可能です。
ちなみに日本音声製作者連盟さんでは「しっかりした団体」のイメージができましたので、今後は「活動的な団体」へとイメージチェンジをはかります。

グラフィックメイトでは原稿作成のお手伝いもしておりますので、そちらはまた改めてご紹介いたします。




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