グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

産業交流展に出展します

2022-09-29 16:58:46 | ユニバーサルデザイン
東京港区の編集もできるデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
10月19日(水)から21日(金)にかけて東京ビッグサイト南展示棟で開催される「産業交流展」に出展します。
産業交流展は首都圏の中小企業が製品や技術を展示する見本市。ハイブリッド展示会としてリアル展とオンライン展が併催されます。今回当社は初めての出展です。


▲産業交流展の各ツールが届きました

開催概要
オンライン開催 → 10月12日(水)~11月4日(金)
リアル開催   → 10月19日(水)〜21日(金)/ 東京ビッグサイト 南展示棟1~4ホール
(グラフィックメイトのブース:南4ホール・情-9)
展示会公式サイト https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
(入場無料/来場登録制)

グラフィックメイトの出展テーマは「文字情報を耳で聴く。音声コードの活用でSDGsを進めます。」
印刷物の情報を音声で聞ける音声コード。視覚に障がいのある方だけでなく、高齢者、日本語の読めない外国人の方など、より多くの人が平等に情報にアクセスできるようになります。当社の「ユニバーサルデザインへの取り組み」の一環として、さまざまな使い方を当社ブースでご提案します。
耳で聴く名刺やチラシ、パンフレット。ぜひ会場ブースでお試しください。オンライン展示会ページでもお待ちしております。

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●見え方のご相談にのります。
無料で「見え方シミュレーション」をいたします。当社グラフィックメイトのwebサイト「お問い合わせ」から「色覚多様性・高齢者の見え方シミュレーション、ご相談」にチェックを入れてお申し込みください。
またオンライン相談、メール相談も受け付けています(1案件無料)。
お気軽にどうぞ!
 
最後までお読みいただきありがとうございました。いいねやフォローをしていただけると嬉しいです。

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チラシの広告制限(整骨・接骨院などの場合)

2022-09-22 15:24:35 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
整骨院の開業チラシのご相談がありました。
接骨や整骨、あん摩マッサージなどで広告できる内容には制限があります。
チラシとホームページとで規制が異なり、「不特定多数の人が目にすることができる」ということでチラシの方が規制が厳しくなっています。

チラシでは、基本的に法律で定められていること以外は掲載できません。
・交通事故や自賠責保険の取扱いについては載せない
・基本的に「診療」「診察」等の表記は接骨院ではできない
・保険施術も自費施術も、料金は書けない

法律で定められていることとは以下のようなことになります。(柔道整復師法の場合)
柔道整復師法における広告の制限(広告の制限)

第二十四条 柔道整復の業務又は施術所に関しては、何人も、文書その他いかなる方法によるを問わず、次に掲げる事項を除くほか、広告をしてはならない。
一 柔道整復師である旨並びにその氏名及び住所
二 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
三 施術日又は施術時間
四 その他厚生大臣が指定する事項(※)

(※)の内容などはこちらに詳細がありますので、ご興味のある方はご覧ください。
柔道整復師法における広告の制限/あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(PDFが開きます)

これを見ると、キャンペーン情報などもNGということになりますね。
マーケティングの観点から「反応の取れるチラシ」「集客のコツ」など Youtube などで紹介されているチラシ制作方法では
違反になってしまう可能性 大!
広告物については全てが「発行した施術所の責任」となるので、「Youtubeでやっていた」という言い訳はできません。
違法なチラシを配布して管轄の保健所等から指導が入ると、最高30万円以下の罰金が課せられることもあるので要注意です。


▲「オープンキャンペーン」という言葉を使うのは…?

広告効果を高めるために「もっと利用者の知りたいことを掲載しては?」と思ったこともありましたが、そういうわけにはいかない事情がありました。
マーケティング戦略以前に、患者さんの誤解を招かないよう適切な表現で広告制作をすることが重要になります。
当社では整骨院、接骨院さんのチラシ制作実績もございます。お気軽にご相談ください。

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3年ぶりの「六本木アートナイト」

2022-09-16 14:11:33 | 六本木探訪
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
六本木の街に巨大なドラえもんが出現しています。東京ミッドタウン六本木の前に、国立新美術館の庭に、六本木ヒルズに。
3年ぶりにリアル開催される六本木アートナイトのバルーン作品です。


▲東京ミッドタウン(六本木)の前のドラえもん。高さは4mだそうです。


▲国立新美術館の庭には、5体のドラえもん!


開催場所は六本木の街のあちこちです。
当社のお向かい国立新美術館を初め、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、ほかに六本木商店街や公共スペースでも思わぬアート作品が見られるかも。

六本木アートナイト2022は、9月17日(土)~9月19日(月・祝)の開催。三連休は台風の影響が気になりますが、一部の作品は先行展示されています。
六本木アートナイト・デジタル【RAN TV】の配信もあります。
ぜひご覧になってみてください。
公式サイトはこちら。→ 六本木アートナイト

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白杖を体験しました(ダイアログ・イン・ザ・ダークにて)

2022-09-06 13:40:46 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」を解決するデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。

「印刷物のユニバーサルデザインに取り組んでいて、色覚や視覚に配慮した印刷物制作を進めたい。音声コードで見えにくい方にも情報を届けたい」
ある方にそんなことを話したところ
「ダイアログインザダークを体験してみたら?」
聞いたことはあったけれどどんなもの?ということで体験してきました。


▲ダイアログインザダークの会場にて。体験中の写真は撮れません

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」とは、真っ暗な空間で視覚以外の感覚を使ってさまざまなことを体験するエンターテイメントです。
「コミュニケーション向上」「チームビルディング」「イノベーション能力向上」「リーダーシップ養成」「ダイバーシティ推進」等の目的で企業研修のワークショップもあるそうですが、一般向けでは「見えない」を体験するもの、という印象です。

詳細は公式サイトをご覧いただくとして、今回の体験を書いてみます。
定員は8名のようですが今回の参加者は6人。
荷物は貴重品も含め全てロッカーに預けます。腕時計や携帯・スマホなど、光を発するものの持ち込みは禁止。
持っていくのは白杖です。いろいろな長さの白杖があり迷いましたが「おヘソのちょっと上くらい」というアドバイスで選びました。

私たちを誘導(アテンド)してくれたのは全盲のニノさん。ちょっと緊張していた面々に「僕はニノです。でも嵐のニノじゃないよ!」と自己紹介してくれてみんなの緊張がほぐれます。
参加者もそれぞれニックネームで自己紹介。
薄暗い部屋で白杖の使い方を教えていただき、暗さに慣れたところでいよいよ真っ暗闇へ。

これほどまでに真っ暗なことは、記憶にある限り経験がありません。
私は自分が眼を開けているのか閉じているのかさえよくわからない感覚になりました。とにかく真っ暗。
停電で真っ暗といっても懐中電灯やスマホの光があります。月明かりや星が見えることもあるでしょう。
ここではそれらも一切なし。
本当に 本当に 本当に 真っ暗!
恐怖すら感じました。

そんな視覚を奪われた状態で体験したのは「秋を感じる見えない東北の旅」。
白杖や点字ブロック、アテンドのニノさんの声を頼りに進みます。
点字ブロックや路面状態の変化など、普段はあまり気にしていなかった足裏の感覚。
音量だけでなく方向や距離などにも注意を払って聴く音声。
形はもちろん質感や大きさ、柔らかさ、いろいろなことを感じる触覚。
慣れてくると白杖も周囲を知る手段となり、視覚以外から得られる情報を少しでも多く得ようとしていました。
参加の皆さんとは「こっちで〜す!」「○○さん来てますか〜?」とお互いに声をかけ合い、ときに手が触れ手を引き、次第に一体感のようなものを感じるようになりました。

90分という時間があっという間でした。人によって感じることや得るものは違うと思いますが、多くの方に体験してほしいと思いました。
何年も、もしかしたらずっと視覚を奪われた状態の方と、限られた時間だけ体験するのとは全然違うと思います。それでも体験してみることの価値はあると思いました。
ご興味のある方は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の公式サイトをご覧になってみてください。
プログラムは季節によって変わるようなので、私もぜひまた体験したいと思います。

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