東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
ある博物館の企画展に行きました。貴重な書物なども展示されていて、展示物保護の観点から館内の照明は暗めに設定されていました。それだけでも「見やすい」という状況ではないのですが、展示物の説明文がこれまた黒地に白い明朝体の文字。「説明が全然読めない」とおっしゃっている年配の方もいらっしゃいました。
この展示会の関係者の方によると、ある有名デザイン事務所の若手スタッフの手によるものだとか。「私も読めないんですよ。格好はいいんですけどね…」と言葉を濁していらっしゃいました。
▲同じフォント(文字)サイズでも、フォントの種類や太さによって視認性が変わります
「デザイン=カッコイイもの」という捉え方をされることが多いように思いますが、必ずしもそうとばかりは言えないと思います。ユーザーにとって見やすいもの、使いやすいものということも重要なデザイン要素だと思います。特に年配の方がユーザーである場合は、文字の大きさや背景とのコントラストなどによる視認性、ときにはシンプルさ、などにも配慮が必要だと感じました。
これからの高齢化社会に求められるデザインについても勉強していきたいと思います。
【関連記事】グラフィックメイトブログの中の展示会に関する記事一覧
good life ☆ good design ☆ graphicmate
年史や社史の制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
https://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310
ある博物館の企画展に行きました。貴重な書物なども展示されていて、展示物保護の観点から館内の照明は暗めに設定されていました。それだけでも「見やすい」という状況ではないのですが、展示物の説明文がこれまた黒地に白い明朝体の文字。「説明が全然読めない」とおっしゃっている年配の方もいらっしゃいました。
この展示会の関係者の方によると、ある有名デザイン事務所の若手スタッフの手によるものだとか。「私も読めないんですよ。格好はいいんですけどね…」と言葉を濁していらっしゃいました。
▲同じフォント(文字)サイズでも、フォントの種類や太さによって視認性が変わります
「デザイン=カッコイイもの」という捉え方をされることが多いように思いますが、必ずしもそうとばかりは言えないと思います。ユーザーにとって見やすいもの、使いやすいものということも重要なデザイン要素だと思います。特に年配の方がユーザーである場合は、文字の大きさや背景とのコントラストなどによる視認性、ときにはシンプルさ、などにも配慮が必要だと感じました。
これからの高齢化社会に求められるデザインについても勉強していきたいと思います。
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おっしゃる通りですね。
文字は読めないと意味がありませんよね。