グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

会社案内リニューアル

2023-03-30 13:15:02 | ニュースレター
東京都港区六本木の【「見えにくい」を解決するデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。

当社の会社案内パンフレットの情報がだいぶ古くなってきたのでリニューアルしました。
今回はニュースレター風に当社の事業をご紹介。例の(ご存じない?)『グラフィックメイトの社窓から』です。


▲「グラフィックメイトの社窓から」ニュースレター風の会社案内


『グラフィックメイトの社窓から』のタイトルの由来、社窓の風景なども掲載していて、いわゆる「会社案内」とはちょっと趣が違います。初めましての方にもお久しぶりの方にも、改めてご挨拶したい。親しみを持っていただきたい。
そんな思いで制作しました。

音声コード Uni-Voice(ユニボイス)についても、「なぜ当社が音声コードの提供を始めたか」「掲載方法や読み取り方法」などを簡単にまとめてご紹介しています。
もちろん内容を聞いていただけるようユニボイスコードも掲載しています。


▲音声コード ユニボイスで内容をお聞きいただけます


当社に、あるいは ユニボイスにご興味のある方がいらっしゃいましたらぜひご連絡ください。
お送りさせていただきます。
もちろん無料です。しつこい営業など致しません。お気軽にどうぞ。

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音声コード Uni-Voiceの無料トライアルを実施しています。当社webサイト「お問い合わせ」から「音声コードのご相談、無料トライアルの申込み」にチェックを入れてお申し込みください。XSサイズ、または Sサイズ の音声コードを無料で作成いたします。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。

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https://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310

見えない社窓

2023-03-24 15:54:46 | 六本木探訪
東京都港区六本木の「見えにくい」をなくしたいデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社はメディア・ユニバーサルデザインにも配慮しています。メディア・ユニバーサルデザインとは、色を区別しづらい方、疾患のある方、高齢の方…それぞれのハンディーキャップにかかわらず、すべての人に正しく情報が伝わるようにするという考え方です。その一環として音声コード Uni-Voice(ユニボイス)も導入しました。

今日は当社の「見えにくい」お話です。
当社の入っている建物は現在大規模修繕中です。そのため周囲は幕で覆われ、自慢の「社窓」が全然見えません。


▲幕で覆われて外がまるで見えません

今は桜が見頃だろうなぁ。会社の窓から見えにくくて残念…。
ということで外に出て桜の様子を見てきました。


▲5分咲きくらいでしょうか。だいぶ開いてきています。


▲国立新美術館を背景に。

これから春から夏にかけて、社窓がピンクから新緑になるとてもいい季節。
仕事の合間に当たり前に眺めていた風景が見えなくなると、自分で思っていた以上に大事なものだと感じます。
当面は外に出て社窓の風景を愛でることにします。

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音声コード Uni-Voiceの無料トライアルを実施しています。当社webサイト「お問い合わせ」から「音声コードのご相談、無料トライアルの申込み」にチェックを入れてお申し込みください。XSサイズ、または Sサイズ の音声コードを無料で作成いたします。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。

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ドキュメンタリー映画『こころの通訳者たち』

2023-03-16 14:20:52 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の「見えにくい」をなくしたいデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社はメディア・ユニバーサルデザインにも配慮しています。メディア・ユニバーサルデザインとは、色を区別しづらい方、疾患のある方、高齢の方…それぞれのハンディーキャップにかかわらず、すべての人に正しく情報が伝わるようにするという考え方です。その一環として音声コード Uni-Voice(ユニボイス)も導入しました。


シネマ・チュプキ・タバタでドキュメンタリー映画『こころの通訳者たち』を観てきました。
この映画の公式サイトにあるイントロダクションには次のように紹介されています。

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耳の聴こえない人にも演劇を楽しんでもらうために挑んだ、
3人の舞台手話通訳者たちの記録。

その映像を目の見えない人にも伝えられないか?
見えない人に「手話」を伝えるにはーーー。

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まずは「シネマ・チュプキ・タバタ」という映画館について簡単にご紹介。
この映画館は「障がいの有無にかかわらず、誰でも映画を鑑賞できるユニバーサルシアター」として東京都北区で運営されています。ここで上映される映画は全て映画音声ガイドと字幕がついています。「車いすスペースや親子鑑賞室を設置し、イヤホン音声ガイドや字幕付き上映を常時行う、ユニバーサルシアター」として平塚千穂子さんが代表をされています。


誰でも映画を鑑賞できるユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」


そして『こころの通訳者たち』という作品。
これは3人の舞台手話通訳者たちが手話でお芝居を伝えるというドキュメンタリー映像を、見えない人にも伝えるための音声ガイドづくりに挑んだ人々のドキュメントです。
見えない人 に 手話 を 伝える んです。


話はそれますが、私は前職で日本語版制作という仕事をしていました。
外国映画や海外ドラマを、日本語に吹き替えたり日本語字幕をつけたりする仕事です。
外国語を日本語にした場合の情報量は、吹き替え版で7〜8割、字幕だと3〜4割になると言われています。
画面の中の俳優さんがしゃべっているわずかな時間で伝えるには、どうしても情報の取捨選択をせざるを得ません。
それでも「観客・視聴者は画面からの情報取得にハンディキャップのない人」というのが無意識の前提で、「映像を見ればわかる」「声の抑揚を聞けば伝わる」と思って制作していたと思います。
チュプキの映画についている音声ガイドや字幕を制作するのと、作業的には似ている部分はあれど意識としては大きく違うように思いました。

話を戻しましょう。
今回の作品は「見えない人に手話を伝える」んです。
見えない人に「見る言葉=手話」を伝える。
いや不可能でしょ。
それに挑んだ人々がいるんです。

この映画を観た感想を「すごい」とか「感動した」とかいう言葉では表せません。
うまく言えませんが、自分がかつて携わっていた吹き替え制作や字幕制作と、いまやろうとしている「見えにくいをなくしたい」ことが繋がろうとしているような感覚。もちろんまだ繋がっていないんですが。
そして、見えない人、聞こえない人に「配慮する」という言い方が、おこがましいという感覚。

誤解を恐れずに言えば、

見えない人は「聴く語(音声)」を使う。
聞こえない人は「見る語(字幕、手話)」を使う。

そんなシンプルなことなのかもしれない、と思いました。
使う言語が違うだけ。だから通訳すればちゃんとコミュニケーションは取れるんだ。
そして最初から音声も字幕もついていれば言語が違っても伝わるよね…。

うまいまとめはできませんが、いま自分が仕事の中でできるのは印刷物に音声コードを付けること。
「聴く語」を使う人にも伝わるように。
その先にもっと何かできることがあるかもしれない。
チュプキ代表の平塚さんに「やりましょう」って言っていただいて、なんだか勇気をもらった気持ちで家路につきました。

『こころの通訳者たち』の上映は3月15日で終了しました。
でも本作品はチュプキ制作映画なので、いずれ再上映の機会もあるのではないでしょうか。
その際はぜひご覧になってみてください。

『こころの通訳者たち』公式サイト
シネマ・チュプキ・タバタ

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音声コード Uni-Voiceの無料トライアルを実施しています。当社webサイト「お問い合わせ」から「音声コードのご相談、無料トライアルの申込み」にチェックを入れてお申し込みください。XSサイズ、または Sサイズ の音声コードを無料で作成いたします。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。

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「JAVISの最新のニュース」で紹介いただきました

2023-03-09 14:46:50 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。メディアのユニバーサルデザインとは、さまざまな情報が誰にでも見やすく伝わりやすくするための配慮方法です。当社ではその一環として音声コード Uni-Voice(ユニボイス)も導入しました。


▲音声コード(ユニボイス)をスマートフォンで読み取ると、情報を音声で聞くことができます

音声コード Uni-Voice(ユニボイス)を生成するアプリケーション JAVIS APPLI は、「特定非営利活動法人 日本視覚障がい情報普及支援協会(JAVIS)」様が提供しているアプリケーションです。この協会様は「全国の視覚障害者に広く情報普及支援活動を障害者の目線に立って」おこなっていらっしゃいます。
こちらから配信された「JAVISの最新のニュース」に当社の「音声コードUni-Voiceの取り組み」が紹介されました!

JAVISの最新のニュース
音声ニュース版 https://javis.uni-voice.biz/?codeId=1353486&tts=true
Web版 https://bit.ly/3ZtdTcD

小さな会社の取り組みをご紹介いただき心から感謝いたします。
これからも音声コード Uni-Voice(ユニボイス)やメディア・ユニバーサルデザインとして学んだことを生かして、「誰にでも読みやすく分かりやすい伝わる情報提供」をサポートしてまいります。

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音声コードをご確認いただくため、XSサイズまたはSサイズの音声コードを無料で作成します。
作成した音声コードはデータで納品しますので、そのまま印刷物に掲載できます。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。
お気軽にどうぞ!

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切り欠きでわかるユニボイス

2023-03-07 14:53:44 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の「見えにくい」をなくしたいデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社はメディア・ユニバーサルデザインにも配慮しています。メディア・ユニバーサルデザインとは、色を区別しづらい方、疾患のある方、高齢の方…それぞれのハンディーキャップにかかわらず、すべての人に正しく情報が伝わるようにするという考え方です。その一環として音声コード Uni-Voice(ユニボイス)も導入しました。

音声コード Uni-Voice(ユニボイス)を印刷物に入れるには、「切り欠き」という半円の切り込みが必要です。これは視覚障がいの方や見えにくい方が、触ってユニボイスコードの位置がわかるようにするためのものです。


▲音声コード Uni-Voice(ユニボイス)を掲載するには切り欠きが必要です

ユニボイスコードの掲載はコストが比較的安価で、企業にとって取り組みやすいSDGsです。でも切り欠きが必要だったり、掲載位置に決まりがあったりします。見えない方、見えにくい方が利用しやすいための決まりなので、それはぜひ守っていきたいと思います。
グラフィックメイトならそれらの決まりに沿ってユニボイスコードを掲載します。切り欠き加工対応の印刷会社さんともお付き合いがあります。デザインデータとしての納品だけでなく、「音声コードの入った印刷物」としての納品をいたします。
お気軽にご相談ください。

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音声コード Uni-Voiceの無料トライアルを実施しています。当社webサイト「お問い合わせ」から「音声コードのご相談、無料トライアルの申込み」にチェックを入れてお申し込みください。XSサイズ、または Sサイズ の音声コードを無料で作成いたします。
詳細は当社Webサイトの「無料トライアル 実施中」をご覧ください。

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