東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「中綴じ冊子」を作りたいというご相談がありました。
中綴じ冊子は週刊誌などによくある綴じ方で、中心を針金で止める方法です。用紙にもよりますがページ数の多いものには不向きで、ネット印刷などでは64ページまでというところが多いようです。今回は80ページでのご依頼で、印刷会社さんに相談してギリギリという中で対応いただくことになりました。
「中綴じ」は全体を折り曲げた状態で断裁されます。そのため中心部と外側では1ページの広さが変わってきてしまいます。今回ご依頼のあった80ページでは3mm程度変わってくると予想されています。
これによって注意が必要なのが小口(本の開く部分)の処理。今回のお客様も、辞書にある「あ」「か」「さ」…のような小口装飾をご希望でした。
▲小口装飾の例。厚い冊子や本では重宝します。
小口の断裁量がページによって異なる中綴じでは、そのままでは小口装飾した部分のサイズが変わってしまいます。「文字が欠けてしまった」ということさえ起こりかねません。
小口装飾をやめるか冊子の綴じ方を変えるか。
中綴じは比較的安価な製本方法ではありますが、使い勝手も考慮して適切な造本計画をお勧めしたいと思います。
good life ☆ good design ☆ graphicmate
広報誌・社内報の制作ならグラフィックメイトへご相談ください
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310
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中綴じ冊子は週刊誌などによくある綴じ方で、中心を針金で止める方法です。用紙にもよりますがページ数の多いものには不向きで、ネット印刷などでは64ページまでというところが多いようです。今回は80ページでのご依頼で、印刷会社さんに相談してギリギリという中で対応いただくことになりました。
「中綴じ」は全体を折り曲げた状態で断裁されます。そのため中心部と外側では1ページの広さが変わってきてしまいます。今回ご依頼のあった80ページでは3mm程度変わってくると予想されています。
これによって注意が必要なのが小口(本の開く部分)の処理。今回のお客様も、辞書にある「あ」「か」「さ」…のような小口装飾をご希望でした。
▲小口装飾の例。厚い冊子や本では重宝します。
小口の断裁量がページによって異なる中綴じでは、そのままでは小口装飾した部分のサイズが変わってしまいます。「文字が欠けてしまった」ということさえ起こりかねません。
小口装飾をやめるか冊子の綴じ方を変えるか。
中綴じは比較的安価な製本方法ではありますが、使い勝手も考慮して適切な造本計画をお勧めしたいと思います。
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