グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

2024年 年末の社窓

2024-12-30 15:13:54 | 小さな会社のひとりごと
2024年も間もなく終わろうとしています。
今年も一年、いろいろな出会いがありました。
SNSのご縁でリアルにお会いするようになり、上京時にはご連絡を下さるようになった方。全然異業種ながら飲み友達になって仕事のアドバイスをくださった方。リアルに集まり食事会をしたオンラインサロンメンバーの皆さん、当社と同じようにUni-Voiceを広めようとされてる印刷会社さん…。

これらの出会いを、2025年は太く強くしていきたいと思います。
一年間ありがとうございました。
来年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

当社事務所のベランダから見える風景

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避難所設営訓練に参加しました

2024-12-18 15:55:44 | 小さな会社のひとりごと
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。


「震度6弱の地震が発生」という想定で避難所設営訓練が開催されました。
避難訓練には参加していますが、災害時に住民を受け入れる避難所とは実際どんなものか、どのように設営されるのか、知っておきたいと思って参加しました。

資機材操作訓練として、
・マンホールトイレ設置訓練
・特設公衆電話設置訓練
・ガスパワー発電機操作訓練
・防災グッズ体験、非常食試食体験
が行われました。

マンホールへのトイレ設置はマンホールのフタを開けるところから。トイレを設置するマンホールと、災害時に汚物を下水に流すための堤防?のようなもののマンホールがありました。
便座の周りにはテントがはられプライバシーは守られるとは思いましたが、屋外のトイレは寒い!能登の被災地の方々はさぞご苦労されていることだろう、と思いました。
夏は夏でビニールテントの中は蒸し風呂のようになるのでは?という懸念も。

  
▲マンホールを開けてトイレを設置しました


「特設公衆電話設置訓練」として「災害用伝言ダイヤル171」を体験しました。
以前から知ってはいましたが実際に使ったのは初めて。設置された電話のそばに使い方が書いてあったのでスムーズに使えましたが、もしものときに果たして使えるだろうか?
家族や親族などで使い方を理解しておく必要があると思いました。
▶︎災害用伝言ダイヤルについてはこちら

今回は区の職員の方やボランティア協会の方がいたけれど、実際の災害時には地域の住民たちが自ら設営しなければなりません。
いざというとき自分たちで設営できるのか? 
障がいのある方や高齢者、外国人も迎えられるのか?
今回の訓練出席者は半数が高齢者であることも踏まえ、今後の課題があると感じました。

#防災 #災害 #地震 #地域 #災害用伝言ダイヤル

障がいとデザインの未来

2024-12-13 14:24:05 | 小さな会社のひとりごと
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。その一環として音声コード Uni-Voice(ユニボイス)も導入。音声コード作成も承ります。

令和6年度渋谷区障害者週間イベント「SHIBUYA FACTORY428/294(シブヤ/フクシ)」~シブヤ×フクシだからできる未来~を観に行ってきました。渋谷区庁舎をまるごと美術館に見立てた展示会です。
このイベントは今年で5回目となるそうで、アーティスト活動の「広がり」や、学校や地元企業との「つながり」にも注目し、展示や各種イベントを開催しているそうです。


▲渋谷区役所入口の看板


渋谷区役所の会場では平面の作品だけでなく、シブヤフォントでデザインされた服や、それらの服のファッションショーの映像など、カラフルで楽しい作品の数々が展示されています。
時間帯によってはワークショップが開催されていて、シブヤフォントのアーティストがアートワークの実演を行なっていました。

一般社団法人シブヤフォントさんのこれらの取り組みは、障がいのある人々が社会参加できる仕組みづくりや地域との連携など、多岐にわたっています。福祉とデザインが融合することで、よりインクルーシブな社会を実現できる可能性を示唆していると思います。
「見えにくいをなくしたいデザイン会社」として視覚障がいのある方へのデザインを考える当社も、大いに触発されました。

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中学生がやってきた!

2024-12-04 15:22:55 | 小さな会社のひとりごと
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、企業様の社史・年史のほか、「お仕事ブックレット」なども制作しています。


岡山県から3人の中学生がやってきました。
「総合的な学習の時間」において各自が課題設定し追究活動を進める、とのこと。東京研修として都内の施設や企業を訪問するそうですが、そのひとつに小さなデザイン会社・グラフィックメイトも選んでくれました。
3人の中学生の課題はそれぞれに違うようでしたが、一人が「見る人の印象に残るポスターデザイン」について追究しているとのこと。
・「見やすさ」を確保するためにどのような点を意識しているか
・「見やすい」デザインの条件はどのようなものか
といったことを知りたいようでした。


事前に当社のことも調べてくれていて、当社が取り組んでいるユニバーサルデザインについて、制作時に考慮していることや制作プロセスにも興味を持ってくれていました。
自分の娘よりもさらに若い中学生たち。デザインソフトなどもすでに使いこなしているようで、そんな彼らに教えられることなどあるだろうかと思いながら当日を迎えました。

当日は当社の制作したポスターを見てもらいながら、ポスターの役割や情報の盛り込み方など、個人の経験から考えていることをお話ししました。色弱(色覚障がい)の方や見えにくい方にも情報を伝える必要性なども紹介。あんまり興味ないことだったかなー?と思ったけれど、後日いただいたお礼の手紙を読んだら、ちゃんと話を聞いてくれていたことがよくわかりました。


▲後日届いたお礼の手紙


人に伝えるためには考えを整理したり疑問点を解決しようとしたりするので、彼らの訪問はこちらにとっても良い機会となりました。
他の訪問先は誰でも知っている企業ばかりでしたが、当社のような小さな会社に来社してくれたことは嬉しい限りです。
今回の訪問が、彼らのこれからに少しでもプラスとなってくれることを心から祈ります。
来社くださりありがとうございました。

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