回転寿司の真相シリーズ212皿目 第2部/マグロの赤身・ネギトロ編
ROUND12 質の悪いマグロは植物油や着色料でトロに見せ掛ける
安くて美味しいクロマグロや大トロは絶対ないと理解すべき
マグロだけは偽装はないと思われていたのが、錯覚だったことがお分かり頂けでしょう。マグロの偽装魚(外国の別種魚)の存在、淡泊なキハダ・メバチマグロや質が悪いマグロは着色料や一酸化炭素で真っ赤に染める、植物油[サラダ油]やとろみ油に塗(まぶ)してクロマグロの大トロに見せ掛けることなど、かなり不健康な加工処理がなされていることをご理解されたと存じます。自然の魚の世界に、「安くて美味い!」は絶対ありません。必ず、覚えておきましょう。
一部の回転寿司店や水産加工業者が“着色・偽装マグロ”を推し進めるのは、食の在り方として非常識です。多くの方、回転寿司店に通う方々には、数々の危険物質が使われていることは全く知らされていません。皆様も初めて知った方が、多いのではないでしょうか!? マグロの構造的・ルート的な欺まんが、蔓延・拡大中です。一部の店・業者は、私達の健康を阻害する悪質な企業体質です。ところでマグロの生態や枯渇・高騰が世の中に知らされ、消費者がクロマグロやトロはそう簡単に食べられるものではない(安易に食べてはいけない)ことを理解してきたことは、喜ばしい限りです。
マグロへの注意点は、それだけに終わりません。<3つのマグロデメリット・注意喚起>その2は、「マグロのダイオキシンとメチル水銀の怖さ」~マグロ自体がメチル水銀やダイオキシンに汚染されていることです。次号の簡略版(リンク版)で、マグロが有害物質を摂り込むメカニズムをお伝えします。また後号でも、<3つのマグロデメリット・注意喚起>その3「脂肪の多さ」をご説明します。
前号/スーパーに並んだマグロ刺身パックは多量の油脂・味の素を塗したもの
魚を大事にしない日本人シリーズ/怖い!マグロのダイオキシンとメチル水銀 (詳しい内容)
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。