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与良政談★菅首相長男の官僚接待問題・役人側の忖度は「モリカケ」に似てきた/少数派

2021年02月18日 | 政治情勢1
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
与良政談★菅首相長男の官僚接待問題・役人側の忖度は「モリカケ」に似てきた

Yoraseidan
毎日新聞の夕刊、「熱血!与良政談」というコラムからの記事をご紹介します。
コラムの中で、痛烈な批判をしています。ぜひお読み下さい。
*タイトル付け、文章の省略化、補足は投稿者によるものです。


◆昭恵夫人は「私人」 「長男は別人格」と閣議決定でもするのだろうか
放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男らが、総務省の幹部を接待したとされる問題の構図が少し見えてきた。2018年に同省がCS放送業務を認定した12社16番組のうち、東北新社の子会社による番組「囲碁・将棋チャンネル」だけが、ハイビジョン形式でないのに認められたというのである。衆院予算委員会で追及した立憲民主党の後藤祐一氏によれば、そもそもこの年のCS認定は高画質のハイビジョン化を進めるためだった。ところが東北新社の子会社の番組は認められ、ハイビジョン対応でも認定されなかった番組もあるという。

長男は同社の部長で、子会社の役員も兼務している。このため総務省が忖度したのではないか。だとすれば問題は、利害関係者からの接待を規制する国家公務員倫理規程違反の話にとどまらない。誰しも森友学園問題や加計学園問題と似てきたと思うだろう。最近、低姿勢の答弁ぶりが目立つ菅首相だが、この問題になると気色ばんで「長男は別人格で民間人だ」の一点張りだ。安倍晋三前首相が森友問題に関係した妻昭恵氏は「私人」だと繰り返したのを思い出す。あの時と同様、今度も野党から質問主意書が出たら、「長男は別人格」と閣議決定でもするのだろうか。

日ごろ私は、成人した子供の不祥事に対して親の責任を声高に叫ぶ風潮には異を唱えてきた。しかし、ことは会社側が首相の長男という立場を利用して、事業の許可や認可を有利に進めようとしたのではないかという疑惑である。こうした特別扱いによって公正さが損なわれ、行政がゆがめられることに今、人々は厳しい目を注いでいるのだ。

首相は総務相時代に長男を大臣秘書官に起用している。首相は常々、国会議員の2世、3世ではなく、自分も「子供に選挙区を世襲させる気はない」と胸を張っているが、威張れたものではない。今も総務省に強い影響力を持つ首相だ。だから総務省の官僚は「下手な答弁をしたら人事で飛ばされる」とおびえて国会で説明したがらないのだろう。「安倍・菅政治」の弊害が凝縮されていると言っていい。菅首相は「私が内容に立ち入るべきではない」とも答弁しているが、都合の悪い話から逃げているとしか思えない。

投稿者の文章/またモリカケの蒸し返しと思うと、ウンザリしてくる。昭恵夫人も菅長男も、首相の威光を借りた立ち振る舞いから国会で「公人」と追及された。普通、一般人が役人の前でのさばれる訳がない。安倍前首相に続き、菅首相のまやかし・誤魔化し答弁はいい加減にして欲しい。またまた政治が歪んでくるので、今度こそ糾すべき。

Ntopkeiji

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