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チコ情報◇梅雨は中国発祥の言葉・元々は「黴雨」(カビ・アメ)と書きバイウと読んだ/少数派

2020年07月08日 | 気象・季節・暦
Chicoptb150 少数派シリーズ/気象・季節・暦
チコ情報◇梅雨は中国発祥の言葉・元々は「黴雨」(カビ・アメ)と書きバイウと読んだ

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■情感がある“しとしと雨“の梅雨は少なくなり、年々、大雨化している
NHK/チコちゃんに叱られる~を参考に説明致します。じめじめ・じとじとと、毎年、嫌な季節がやってきます。でも外国人は、日本の梅雨が好きな方が多いと言います。外国では1年中、空気が乾燥しているので、湿度がある“しとしと雨“は情感があってよいのでしょう。その梅雨も、年々、しとしと雨はなくなり、大雨の降り方になってきました。さて「梅雨」(ばいう・つゆ)は日本語と思いきや、中国発祥だそうです。続きは、チコちゃんに叱られましょう!

■黴雨の字では鬱陶しくて堪らないと同じ発音の「梅」に置き換えられた
チコちゃん情報(タイトルは投稿者)/「梅雨」(ばいう)は意外にも日本語ではなく、中国発祥の言葉です。梅雨は日本特有の気象と思っている方が多いのですが、北朝鮮・韓国、中国の南方の長江の下流域(上海・南京・武漢・重慶など)まで、広い範囲に掛かる気象現象なのです。元々は中国で6月に降る雨、カビをもたらす雨として、「黴雨」(カビ・アメ)という字でした。中国語で「バイウ」と発音、現代中国語では「メイユー」です。ただでさえジメジメしているのに字まで「黴」では鬱陶しくて堪らないと、同じ発音する「梅」(バイ)に置き換えられました。中国でも梅は6月に収穫されるため、調度、ぴったりだったのでしょう。日本へは奈良時代に伝わり、漢詩・漢文・詩文集の「和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)」に、梅雨と書かれた詩の一節が載っているそうです。
投稿者補足/ばい菌とひらがな書きが多くなりましたが、元々は「黴菌」(カビの菌)と書きます。

次に梅雨を「つゆ」と読むのは、2つの説があります。1つが「露」から派生した説で、この時期は木々に露が降りたように見えるからです。2つめが、梅の収穫期で熟した梅が地面へ落下し、ぐじゃぐじゃに潰れることの説。「潰れる」は、昔は「潰(つ)ゆ」と表現していたこと。さて「源氏物語・紅梅」にあるように、梅は古くから日本人に愛されていました。貴族などの特権階級が、梅の花を観賞していたのです。元号の令和は、万葉集の一節に「初春(しょしゅん)の(よ)き月、気(き)淑(よ)く風(かぜ)(なご)み、は鏡の前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮(はい)の後の香(こう)を薫(かお)らす」と、梅が載っています。これは梅を見て、皆で和歌を作った記念に書いた一節です。梅は日本で良いイメージだったので、「梅雨」の言葉が定着したと思われます。
投稿者補足/当時は、桜より梅のほうが格段に人気が高かったようです。

NHKの同番組を参考に、投稿者(5歳+〇〇歳)がその他の内容
を付け加えました。従って番組のイメージとは異なります! バカ~!


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