【ずんだもん解説】珍きのこ「アカダマスッポンタケ」Phallus hadriani
前回公開したYouTube動画「アカダマスッポンタケ」をずんだもんに解説してもらいました。
前回動画と内容は似て非なるものです。
うぶなYouTube君にBANされるかも・・・
【絶滅危惧種・幻の珍きのこ】アカダマスッポンタケ Phallus hadriani 石狩海岸の海浜性きのこ
秋の石狩海岸で海浜性きのこを探索・観察してみました。
砂浜にキノコとは不思議な感じがしますが、意外に多くのキノコが見つかります。
その中でもアカダマスッポンタケやスナハマガマホタケなどの珍きのこをじっくり撮影した動画です。
アカダマスッポンタケは2015年に新潟県でも再発見されており、生息環境は特殊でないので今後産地の発見が増えると思われます。
今回は新たな湿地でガサ
10年以上前に見つけていた場所で、晩夏にマダラヤンマなどたくさんのトンボが飛んでいた水辺だったが、その時大量でしつこい蚊の襲撃を受けた経験から探索候補から長らく抹消していた。
ふと最近思い出し、この時期なら蚊もいないし安心してガサできるので生物調査してみた。
本命はアオヤンマのヤゴなど珍トンボヤゴ(マダラヤンマはこの時期ヤゴはいない)
※ 場所の詳細すっかり忘れており、Googleマップの上空写真から場所を探し特定するまで時間が掛かった
水位は低く、深い場所でも膝くらいだがウェーダーは必須
葦の脇を狙うが、入るのはヨツボシトンボ、シオカラトンボ、ギンヤンマのヤゴばかり
そこでエゾシカの通り道で水路のようになっている場所(矢印奥)を狙っていくとルリボシ系のヤゴがちらほら入るようになる
アオヤンマのヤゴ
他のヤンマのヤゴと比べて頭部が逆台形をしているのが特徴
狙い通り見つける事ができた
ギンヤンマのヤゴは比較的開けた場所に多く、アオヤンマは葦など水生植物が密生した場所に多い、ルリボシ系はその中間ってところか。
捕まえると体を反る(コシボソヤンマのヤゴほどしっかり反らない)
生活環境から何かに掴まっていないと不安なタイプらしく、一度掴まると強くしがみついてなかなか離れない。
なんとナマズが入った!
北海道産ナマズは初見
最初、ウシガエルのオタマかと思ったら髭があって驚いた
国内移入種らしいがアイヌ語名あるんだよなぁ・・・
1回の掬いで4匹入るほど個体数は多い
どの個体も10cmほどの幼魚だった
隣に川があるので釣りしたら成魚が釣れるのかな?
ぷっくりお腹のキンブナ
確認した魚類は・・・
ナマズ(多い)
タイリクバラタナゴ(普通)
モツゴ(多い)←飼育している水生生物の餌としてたくさん捕獲
ハゼの一種(普通)
エゾウグイ(少ない)
ドジョウの一種(多い)
キンブナ(稀)
コイ(稀)
トミヨ(少ない)
ほぼ半分が(国内)外来種・・・
最近のガサはあまり良い成果が続かなかったので、今回久々に楽しめて満足いくガサになった。
【ダイコクコガネの飛翔】flying Horned dung beetle.
いろいろな角度から飛翔を撮影してます
頻繁に飛び回る種ではないので、その気になるまで気長に数日待ちました
エゾコマルハナバチの雄バチを見かける時期になった。
北海道には12種のマルハナバチ類が分布しているが、エゾコマルハナバチの雄バチは最も美しい。
全体的に澄んだレモンイエローで腹部先端がほんのり赤く染まっている。
今が旬のハチ。
エゾコマルハナバチはいろんな花に訪花するがシロツメクサ、アカツメクサ、コンフリー、ルピナスでよく見かける。
普通種だけど平地より山地に多い。