暴風で道内大荒れだった昨日。
今日の天気予報は朝から曇りということで、今シーズン最後の掘削系探索へ。
場所は近場の夕張山地北部に決定。(車で1時間くらいって近場かどうか疑問だが)
カメラ新調して初探索。試し撮りも課題のひとつ。
って、旭川郊外から雪降ってるし・・・
途中で通過した川。
なんかカワイイね。
現地に到着。
本当はもっと上流域を攻めたかったが、道路が冬期通行止めとなっており、やむなく住宅地に近い場所にした。
沢は昨日の天気の影響で、増水気味で濁りあり。
雪もうっすら積もっているので、どこを掘っていいのやら・・・
少し遡上すると要塞級の砂防ダムが2つ立ちはだかる。
人工物があるという事は、その下流域は工事など人の影響を受けている可能性があるので、これを越えた方がいい。
謎のミニ廃墟が現れる。
かつて炭鉱で栄えた地域なので、その関連の遺物か?
これは何に使われた物か?
神社の手水舎にある水盤みたいだが・・・
山の中でこのような廃墟としばしば遭遇するが、何か出そうで気味が悪い。
帰宅してから地図で確認したのだが、沢に沿って谷の上に細い道があった。
そりゃーいくら遡上しても人工物が出てくるわけだ。
気を取り直して、良さそうな斜面を見つけて掘削開始。
集団越冬中のヒラタクチキウマの一種
幼虫なので種は分からない。
たぶんマツモトヒラタクチキウマでないかと思ったり。
こちらも集団越冬中のカマドウマの一種(幼虫)
ヒラタクチキウマもカマドウマも同種で集まって越冬し、サイズも同じ傾向にあるのが興味深い。
それぞれ特有の誘引物質でも出しているのだろうか?
ガロアムシは幼虫のみ4個体掘り出せた。
夕張山地だから出して不思議はないが、最近新産地探しの成果がなく、ご無沙汰だったので、既知産地でも見られただけで嬉しい。
欲を言えば、ユウバリメクラミズギワゴミムシを出したかったが、ここ数年なぜか嫌われている。時期的にはまだ大丈夫なんだけど。