なんか期待できそうな側溝をドライブ中に見つけた。ざっくり確認するとA級物件だろうか。
側溝エクスプローラーたるもの、この側溝を無視するわけにはいかない。
・・・ん?昨年側溝探索したっけ?
周囲は乾燥気味な環境で下草も芝生のような感じ。側溝内にも乾燥好きのアオゴミムシが入り込んでいた。
それでもエゾマイマイ、サッポロマイマイ、ヒメマイマイ、オカモノアラガイが豊富に入り込んでいるので、マイマイ食のオサムシがいる可能性が高まる。
今はブヨが大量に発生し始める時期ではあるが、この側溝周辺はブヨがいなかったので探索に集中することができた。
たぶん周囲に沢がないのだろう。とてもいいことです。
これからの探索でブヨの襲来に悩まされることを考えると憂鬱になるよ・・・
前座であるゴミムシ類がほどほどに落ち葉溜まりから現れた後、エゾマイマイカブリが期待通りに現れてくれた。
ミミズを食べていた。お食事のところスイマセン。
でもエゾマイマイカブリも真打ではない。
そして真打登場、オオルリオサムシ。
ここは亜種キタオオルリオサムシの勢力範囲。
キタオオルリオサムシの色彩は赤銅色が一般的で、この子のように緑がやや強い個体すら悲しいくらい珍しい。
この辺りにも生息しているということが分かったので、満足して探索終了。
側溝脇の草むらでアブラムシを食べているナナホシテントウを発見。
アブラムシが好物であるのは有名だが、捕食シーンは初めて見た。
自宅の庭はアブラムシやカイガラムシに悩まされているが、テントウムシは来てくれない。
ガーディアンの蟻はいるのに・・・困ったものだ。