道東のいくつかの海岸を探索して、漂流物下に潜んでいる昆虫を探してみた。
ちなみに本命にはフラれている(またかよ)
でも海岸探索は場所によって、見つかるものが異なるので面白い。
アマモなどの海草や流木がたくさん打ち上げられているなら優良物件。
そんな海水浴に適さない海岸が、探索者のアミューズメントポイント。
キクイゾウムシの一種
同定できず。ゾウムシなの?これ?って感じ。
この種って海岸にもいるんだ・・・
クロキオビジョウカイモドキ Intybia niponicus
左が雄で右が雌。肥大した雄の触覚第2節が特徴的。
流木下でよく見かけた。稀らしいがホント?
カラフトオニヒラタシデムシ Thanatophilus lapponicus
水鳥の死骸下で発見。でも動かない・・・
おやまあ、死んでる・・・(家政婦は見た!の市原悦子さん風に)
まさに「ミイラ取りがミイラになる」状態。
完品なので標本にしました。
ツガルホソシデムシ Lyrosoma chujoi
流木下からこの子が出てきたとき、まさかのイソチビゴミムシか、もしくは近くの湿地から誤ってやってきたチビゴミムシ類かと思ったが、違和感あり。
触覚の形状がシデムシっぽいよね。
この子以外も探してみたが、陳腐なゴミムシダマシばかりだった。
謎のアブ
特徴的なのですぐに正体が分かると思ったが、調べても分からなかった。というか資料が乏しい。
クジラとかアザラシの背骨の一部かな。
モンスターの頭部みたい。団子鼻で愛らしい顔だ。
おそらく交渉次第で仲魔になりそうだが、レベルは低そうだ。