今回のサムネ
※ このサムネは記事とは関係ありません。
今回は標本撮影の練習をしてみた。探索閑散期はすることないからね。
前回の撮影ボックスに付いているLED照明は暗くて役に立たないので、上部に穴を開け、別の照明を設置して強い光が当たるように改良。
他に光の当たる角度や被写体の設置も工夫してみた。
そして深度合成で撮影した後に画像編集ソフトで修正。
練習なので満足とまではいかないが、成長過程として寛大な心で見て頂きたい。
<オオキノコムシ>
左右は同じ個体で、右側はややシャープに修正。
前回の写真より光の反射を抑えることができた。
画質をシャープにすると細かい部分が鮮明なるが、度を超えるとけばけばしくなり画質が粗くなって逆に見づらくなる。
<ヒゲナガオトシブミ>
もう少し明るさを抑えた方がいいか。頭部の光の反射が気になる。
本当はもっと奇怪な形態であるが、上側から撮影するとそれほどではない。
次回は側面から撮影してみよう。
<エゾハンミョウモドキ>
左右は同じ個体で、編集で明暗の調整している。
本種を美しく撮影するのが、ひとつの撮影目標となってる。
以前は均一に光が当たらずに一部暗くなって不鮮明になっていたが、今回はきれいに撮影できたと思う。
欲を言えば、上翅のサファイヤがもっと映えるといいかな。
<キヌツヤミズクサハムシ>
陳腐ハムシだが、金属光沢がとても美しく、カラーバリエーションが豊富。
もう少し個体数が少なく、大型であったら、人気種になっていたのではないかと思う。
でもこの写真からはその魅力を引き出せていない。実際はもっと美しいハムシなのに、ハムシのくせに・・・
<アイノミドリシジミ卵>
卵にピントが合っていないので失敗。
これは後日、再挑戦しよう。
<無翅ハエ(フンコバエの一種)>
毎年、極小昆虫撮影練習の被写体としているが、毎回パッとしない。
ハエを含む双翅目は、後翅が退化して平均棍となっているが、このハエは前翅どころか平均棍すらないように見える。
鮮明に撮影して、細かな部分を確認したいがなかなか難しい。
(クモガタガガンボは前翅は退化して僅かな痕跡しかないが、平均棍はしっかりある。)
ちなみに使用している画像編集ソフトはPaintShop Pro8である。
わかる!みなまで言うな!古すぎるって貴兄たちは言いたいんだろう?
確かに新しい編集ソフトの方が断然機能は良いはずだが、新調して使いこなすまでが煩わしく感じて今に至る。
買うなら使い慣れたPaintShop Proか機能が魅力的なPhotoshopかと思っているが、Photoshopはサブスクリプションなんだよね。
定期的に高い料金を支払うほど画像編集に必要性は感じない。
なんか他にお勧めソフトあるかね?
更にHP編集で使用しているソフトはホームページ・ビルダー6.5であります。これはこれでスゴイっしょ?
今使っているPaintShop Pro8もそうだけど、いずれOSが変わると互換性なくなるかもしれない。
(実はWindows10ではPaintShop Pro8の一部に不具合が生じている)