探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

探索の暇つぶし

2021年06月22日 | 自然探索記~採集記(道東)

とある海岸で探索中、わたしを呼ぶ声が・・・

「やあ探索者、仲魔になるから僕をコーディネートしてよ」
・・・マモノか。仕方がないな。今回だけだぞ。


ほらこれでどうだ?
「わーい、さすが変人のセンスだね」

そう言えば、道東遠征の移動中、深夜の峠道でエゾシカと衝突しそうになった。
対向車のライトで前方にいたエゾシカが見えなくなる蒸発現象。
脚の辺りがぼんやり見えていたので、シカとは分からなかったが危険を感じて予め減速。
そのため衝突はギリギリ免れた。(いきなり目の前に現れたシカには驚いて急ブレーキ)
今まで何度もエゾシカ衝突危機があったが、今回は危なかった。
夜は気を付けて運転しているが、気を付けても避けられないことはあるね。


土場探索隠蔽

2021年06月19日 | 自然探索記~採集記(道央)


土場を見つけた。
見つけたからには調べなくてはいけない。
珍カミキリとか来ているかもしれないしね。
ワクワクする。


うわ~、ド陳腐種のゴマフカミキリだ・・・。それも複数いる。
見なかったことにしよう。


産卵中のエグリトラカミキリ
この子もド陳腐種だ。


産卵中のキスジトラカミキリ
君も・・・


土場の脇に生えていた草にいたトホシカミキリ・・・他にも陳腐カミキリいました。
・・・この土場探索はなかったことにしよう。


食草追加

2021年06月15日 | 自然探索記~採集記(道北)

今年もスミイロオオアラメハムシの産地へ行ってみた。
この時期は幼虫で、食草を詳しく調べるには都合がいい。


今年は幼虫の数が少なかったが、オオヤマフスマを食べている幼虫を確認できた。
そして新たな情報も得ることもできた。


ノコギリソウを食べる幼虫を発見。


持ち帰って再確認
やはり食べている。
オオヤマフスマはナデシコ科、ノコギリソウはキク科、想定はしていたが多食性らしい。
この2つの食草は特別なものではなく、普通に見られる植物。
その割には分布が極めて局地的というのが不思議。


これがノコギリソウなのかキタノコギリソウなのか分からない。
両種ともに葉は羽状に浅~深裂し、キタノコギリソウは葉の裂け方に変異があるためお手上げ。
亜種関係なので、どちらも食べるのではと思うが・・・