ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

札幌3日目

2010年07月27日 | Weblog
今日は今回の旅のメインイベントである立川談春独演会の日!

ということで、午前中はの~んびり過ごし、ランチに「おばんざいとらや」へ出かける。札幌訪問の際は必ずといっていいほど食事に出かける「日本料理とらや」姉妹店の定食屋さんだ。おまかせ定食はA~Cの3種類、Bのホッケの味噌漬けも気になったけど、C定食のサバ味噌煮を注文。セットの揚げ浸し、素材の味を引き出す優しい味わい。味噌煮はこっくりした味噌がサバに絡まりご飯がすすむすすむ。追加で頼んだ茄子の味噌炒め、甘辛のしっかり味がトロトロの茄子にしみわたり絶品!
全体の印象としては、野菜は薄味、肉魚はしっかり味で価格面から考慮しても満足度は高い。ただ、料理が出るまで結構時間がかかる。女性が1人できりもりしているから?にしても、定食でこんなに時間がかかるのでは仕事の合間ランチには厳しいかも・・・。やっぱり「日本料理とらや」の方が断然美味しい(夜しか知らないけれど)し、料理も丁寧(そりゃそうだ)。残念ながら予約が前日までで、諦めざるを得なかったんだよね・・・。また次回。

まだまだ時間がたっぷりある、ということで、円山公園駅近郊のカフェ「森彦」へ。



古い民家を改装した店内はぬくもり感たっぷりの隠れ家風。ブドウの木が建物をすっぽり守るように包み込んでいて、なんだか微笑ましい気分になる。2階の席へ陣取り、オリジナルのブレンドとパイナップルシフォンを注文。コーヒーは私にはちょっと酸味が強すぎて苦手だったけれど、シフォンケーキは生クリームがついていないので、ケーキというよりむしろ蒸しパンみたい。ふんわりしたスポンジの食感にパイナップルの程よい甘味がアクセントになっていてなかなかおいしい。友人が頼んだチーズケーキ、これは絶品!札幌で食べたチーズケーキはどれもおいしかったなぁ。さすが乳製品の本場

そして花畑牧場大通り店へ。ここのキャラメルソフトクリームがすんごくおいしい、という評判の確認。先日、コンビニで購入した花畑牧場のキャラメル味カップアイスはイマイチだったので、どんなもんだろ~、と半信半疑だったが、ソフトクリームはおいしかった。舌触りが、なんというか、濃密で肌理が細かい。キャラメルもミルクも濃厚で、とっっってもクリーミーなんだけど、逆さ吊りにしても落ちてこないんじゃないかと思えるほど密度が高い=肌理につながっているのかなぁ。評判通りの美味しさだった。ただ、あのサンリオチックなファンシーな店内は居心地悪い・・・。対象年齢、低め設定なんですね

談春独演会@道新ホールは約700席完売!談春師匠高座入りを迎える拍手の熱さといったら、あぁ、皆さん談春師匠を待ち焦がれていたんだなぁ、ということがひしひしと伝わってきた。前座は春樹の「道灌」で、師匠は「粗忽の使者」、仲入り挟んで「船徳」と「小猿七之助」。人情噺でなくっても、観客のハートをしっかり掴み、会場は笑いの渦。小猿でグッと空気を静め、噺が進むにつれて会場内の温度が下がっていくような緊迫感で包まれる。もう皆手に汗握って聴いている、その雰囲気、一体感が如実に感じられた。札幌まで出かけた甲斐のある、思い出に残る会だった。