
ブータンのジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻が現在来日中だが、昨夜は彼等を歓迎する宮中晩餐会が催された。ブータンに於ける正装なのだろうが、ガウンに見えてしまう服装に身を包み、髪型をオールバックで決めたワンチュク国王の姿は、何時も以上にアントニオ猪木氏にそっくりだった。
【ワンチュク国王】
【アントニオ猪木氏】
閑話休題。
「動物愛護」の意識は、結構高い方だと思っている。動物愛護団体の活動にはシンパシーを覚える事が少なくないし、募金活動を見掛けると、小額だけれど協力させて貰っているし。
しかし、シンパシーを覚えるのは飽く迄も“常識的な活動”をしている動物愛護団体で在り、「自らの考えのみが唯一無二的に正しく、其れ以外の考えは全て誤りで在るので、力尽くで排除しても構わない。」といったシーシェパードの様な団体にはシンパシーどころか、寧ろ嫌悪感を抱いてしまう。
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「任天堂、PETAのタヌキマリオ抗議運動に対し声明発表」(11月16日、INSIDE)
「タヌキスーツのマリオは、動物の毛皮を着ても問題無いというメッセージを発している。」と訴えた動物権利擁護団体PETAの抗議キャンペーンに対して、新たに任天堂側から声明が発表されました。
以下、任天堂オブヨーロッパの広報担当者がEurogamerに伝えたコメントの内容。
“マリオはしばしばゲーム中で、幾つかの動物やオブジェクトに姿を変えます。其の中には、蛙、ペンギン、風船等が含まれ、時にはメタル状態になる事さえ在ります。此れ等の愉快で風変わりな変身能力は、マリオに多彩なパワーアップを与え、ゲームのプレイを楽しい物にしているのです。各々のマリオ変身フォームに、ゲームの範囲を超えたメッセージは含んでいません。”。
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此のニュースを目にした瞬間、思わず吹いてしまった。PETAの抗議が、とても大人の主張とは思えなかったから。子供でも言わないで在ろう程、難癖を付けているとしか思えない抗議だ。
彼らの主張が正当となってしまえば、「本来は四本足で歩く犬を、二足歩行させているスヌーピーは、動物愛護の念に反するキャラクターだ!」とか、「嫌がっているで在ろう猫に、無理矢理服を着用させているキティちゃんは、残酷極まり無いキャラクターで在る!」といった無茶苦茶な難癖も正当という事になってしまうだろう。
こういう「何でもかんでも、難癖を付ければ良い。」といった姿勢では、共感する人間は減りこそすれ、増える事は考えられない。心底呆れ果ててしまう一方で、こんな抗議にも噛んで含める様なコメントを出す任天堂オブヨーロッパの広報担当者は素晴らしい。
ヌーディスト団体にはあきれたものだ。
矢張り「似てる。」と思っておられましたか。春一番(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA_(%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84))も此れでアントニオ猪木氏以外に、ワンチュク国王という物真似レパートリーが増えたかと。
ワンチュク国王はエルビス・プレスリー氏の大ファンという事で、オールバックにしている様ですね。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
こういう荒唐無稽で難癖としか思えない主張をする組織が在るからこそ、全うな動物愛護団体迄もが白い目で見られてしまう。本当に残念な事です。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
ヘヤスタイルと雰囲気がよく似ていると思いました。
それとも顎が特徴なのだろうか。
辻本茂雄氏・・・其れは完璧に盲点でした。確かに似てますね。矢張り最大の共通点は、「顎」なんでしょうね。