小山市で起きた幼児殺害事件だが、兄弟の父親が覚醒剤使用で逮捕された。「児童憲章と現実」でも書いたが、やはり、真の被害者は殺害された兄弟だけだったのかと、暗澹たる思い。 . . . 本文を読む
昨日、長嶋元監督が読売新聞グループ本社を訪れたという事で、ナベツネとのツーショットが公開された。「長嶋さんを雲上人に仕立て上げる虚しさ」でも書いたが、世間から隔絶され、”雲上人”に仕立て上げられるのは、長嶋さんにとっても不本意な事ではないかと思っていた。表に出る事で、一時的には好奇の目に晒されるだろうが、それ以上に必死で病と闘う長嶋さんの姿に、勇気を与えられる人も多いとも思っていた。
その意味で . . . 本文を読む
凶悪犯罪が起こる度に思うのは、加害者の人権が過剰な迄に守られるのに対して、被害者及びその身内への人権を含む諸権利が軽んじられ過ぎなのではないかという事。「加害者にも人権は有る。」とか「国家権力に拠って、個人の命を奪うという死刑の存在はおかしい。」等、いわゆる人権派を名乗る著名人や知識人の声が少なくないのは理解している。それを考慮した上でも、加害者と被害者及びその身内の”権利バランス”が余りにも違い . . . 本文を読む
8月31日に「ドーピング検査」という記事を書いたところ、多くの方から貴重な御意見を戴いた。今回、「ドーピングの是非」に付いて再度書いてみようと思ったのは、寝ゲロ様から戴いたコメントに興味を惹かれたからである。先ずは、当該コメントをコピーペーストしたい。
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(寝ゲロ様のコメント 9月26日付)
書き込みありが . . . 本文を読む
日本歯科医師会から自民党・旧橋本派へ1億円が闇献金された事件で、旧橋本派幹部の村岡兼造元官房長官が在宅起訴された。
この村岡氏の名前や顔を見聞して、あれ?と思われた方も多いのではないだろうか。そう、野中広務元幹事長が、小泉首相との”政権闘争”に敗れ、政界を引退(実質的には辞めざるを得ない状況に追い込まれたと思っているが。)した際に、小泉首相支持に”寝返った”人物達に対して、「毒饅頭を喰わされたと . . . 本文を読む
「ハムスターに噛まれて死亡」という記事が。何でも、傷口からハムスターの唾液が体内に入り、それが元で”アナフィラキシー”なるアレルギー反応を起こし、持病の喘息を悪化させた事での死亡だとか。
我が家でも犬を飼っているが、口移しで食事を与えたり、キスをしたりする事がしばしば有る。ペットの過度なスキンシップが、病気の要因になり得る事は判ってはいるのだが、ついつい可愛くてムツゴロウさん的スキンシップをして . . . 本文を読む
こんな記事が載っていました。星選手が投手ではなく、捕手というのが御愛嬌だが、ジャイアンツ入りしたら話題になるだろう。この星捕手、もしジャイアンツがドラフト指名するとしても、上位3番目以降になりそう。
そこで、ジャイアンツの歴代ドラフト指名選手を調べてみたのだが、過去10年を見た場合、上位3番目以降でレギュラークラスの活躍をしているのは、「1995年の清水隆行選手(3位)」と「2001年の林昌範投 . . . 本文を読む
横山光輝氏の遺作となった「殷周伝説」が面白い。作品自体は1994年から2001年に亘って連載されたものだが、昨年から毎月1冊の割合で発行されている。晩年の横山氏が十八番としていた中国史モノで、「史記」や「封神演義」等の中国古典文学が下敷きとなっている。内容としては、紀元前11世紀の殷王朝から周王朝への政権交代劇を描いた、所謂伝奇物。妖術や仙術といった要素も盛り込まれ、”横山光輝の世界”を心行く迄堪 . . . 本文を読む
ブルーウェーブとバファローズが合併したが、新チーム名は「オリックス・バファローズ」に決定した。両チームのファンとしては、この名称はどんな感じなんだろうか?
両チームのファンの反感を出来るだけ少なくし、すんなりと新チームへの移行を図る為に、両チーム名を盛り込んだ形なのだろうが、ずっとこの名称で行くつもりなのだろうか?何となく、合併に伴う銀行名の変更を思い浮かべてしまった。
三井住友銀行の場合、遡 . . . 本文を読む
今日の労使交渉の結果、揉めに揉めた労使紛争も収拾に到った。ストライキが中止となった事は、実に喜ばしい事である。しかし、悪化する一方の球団経営の現実や、全般的な選手レベルの低下を感じる身としては、12球団(2リーグ制)維持が果たしてベストの選択だったのか、甚だ疑問で有る。球団数が減る事は、確かに数の上では”縮小”と言える。しかし、視点を変えれば、より濃密でレベルの高いプロ技術を目にする機会が増えると . . . 本文を読む
親による幼児虐待のニュースが頻発している。一体、母性や父性といったモノはどうなってしまったんだろうか?と思わずにはいられないが、そんな中、「AERA」(9月20日号)に、「子育て忘れた母ラクダ 馬頭琴が呼び戻す母性」という記事が載っていた。
産み落としたばかりの子ラクダに関心を示さず、乳を全く与えない母ラクダ。授乳されない事で衰弱していく子ラクダを憂慮して、モンゴルの遊牧民が、彼の国で昔から伝わ . . . 本文を読む
戦後史最大のミステリーとも呼ばれる「下山事件」を扱った本を読み終えた。森達也氏著の、タイトルもそのままズバリ「下山事件(シモヤマ・ケース)」。
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による占領政策が執られていた1949年の日本。未だ未だ敗戦の影を色濃く残していた時代だが、この年に「下山事件」は起こった。7月5日の朝、初代国鉄総裁の下山定則氏は出勤途上に、公用車を待たせた状態で、「5分位だから待って . . . 本文を読む
昨日の、ホークスv.s.ファイターズ戦で、新庄選手がやってくれました。同点に追い付き、9回2死満塁で迎えた打席で、左中間スタンドに飛び込むサヨナラ満塁弾!の筈が・・・。
喜びの余り、一&二塁間で一塁走者の田中(幸)選手を抜き去ってしまった為に、記録上は1打点のみのシングルヒット扱いになってしまったのだとか。飛行機のように両手を水平に広げて喜色満面で走っていたというのが、新庄選手らしさを表していま . . . 本文を読む
念願の横濱カレーミュージアムに行って来た。この手のフードテーマパークは、年々増えており、新横浜ラーメン博物館や池袋餃子スタジアム等、幾つかを廻っている。ラーメン、寿司と併せて、3大国民食とも言われるカレーの殿堂訪問に、浮き立つ心は抑えられなかった(笑)。
場所は横浜スタジアムも在る関内という事もあってか、ミュージアム内はかなりの客で混み合っていた。30分待ちの店も多く、平日でも結構並ぶ事が多いの . . . 本文を読む
「週間新潮」の9月16日号に、「声はすれども姿が見えない『長嶋さんに温泉で会った!』」という記事が載っていた。長嶋さんが脳梗塞で倒れてから半年以上経つが、その間聞こえて来るのは、殆どが奇跡的な回復ぶりを伝えるものばかり。オリンピック期間中も、”長嶋ジャパン”(この呼称には、強い違和感を覚えた。別に監督がプレーをする訳ではないし、それよりも何よりも、その監督自身がベンチ入り出来ない状況では、違和感を . . . 本文を読む