先週末、横溝正史氏の「犬神家の一族」*1の映画製作発表が行われた。”横溝ワールド”とも言える、あのおどろおどろしくも禍々しい世界観が好きで、映像化される度についつい見てしまう。今回の映画は、監督に市川崑氏、主演に石坂浩二氏という、同作品が30年前に映画化された際と同じゴールデン・コンビ復活というのが何とも嬉しい。名探偵金田一耕助を主人公とした作品は、これ迄にも数多く映像化され来ている。過去、映画版 . . . 本文を読む
嘗て、平均視聴率20%は堅いと言われていたジャイアンツ戦。ほんの6年前、つまり2000年の時点でも、全試合平均視聴率は18.5%だった。2001年は15.1%と下がり、2002年は16.2%と一旦は上向きに転じたものの、2003年は14.3%、2004年は12.2%、そして昨年に到っては10.2%と一桁台が目前という状況で、長期低落現象に歯止めが利かなくなっている。こちらの分析では、M2層と呼ばれ . . . 本文を読む
1999年10月、北海道標茶町でA君(当時16歳)の遺体が発見された。警察はバイクの単独事故で即死と判断し、亡くなったA君を道路交通法違反(無免許運転等。)容疑で書類送検した。この内容だけ見れば、日常的に起こっている交通事故の一つと言えるだろう。 しかし、A君が以前から酷い虐めに遭っており、A君の制服や鞄が同級生の家から見付かったにも拘らず、彼等がA君が行方不明になって以降遺体発見の3日間、「何も . . . 本文を読む
一昨日開かれた12球団監督会議で、ノムさんの主張した意見がアナクロなものとして黙殺されたと報じられていた。パ・リーグが観客動員に繋がるファン・サービスとして採用している予告先発制度に付いて異議を唱えたもので、その反対理由をノムさんは次の様に述べている。************************************* 「野球は80%が投手力の勝負なのに、予め誰が登板するかを教える . . . 本文を読む
昨日、移動中の車内でラジオを付けていた所、一人の男性から送られて来た質問を取り上げていた。質問者は確か30代前半の男性だったと思うが、質問内容は次の様なものだった。 **********************************「どんなに寒い状況、例えば冬にラグビーの試合を観戦に行く時でも、厚着を着込んで行く事は在っても、絶対に股引だけは履きませんでした。そのオヤジ臭さが嫌だったからなのです . . . 本文を読む
「日本ブログ大賞2006」に無謀にもエントリーした事を以前触れたが、同じ「ニュース部門」*1の首位を独走しているブログが在る。「きっこの日記」というブログ名なのだが、勿論この方の日記ではない。内容が気になって覗かせて貰ったのだが、「このミステリーがすごい!」ならぬ「このブログがすごい!」と唸ってしまう内容。軽妙洒脱な文体ながら、世の中の事象を冷徹な目で見据え、鋭く切り込んでいる。その文章力や洞察力 . . . 本文を読む
証券取引法違反(偽計取引と風説の流布)の容疑で、堀江貴文容疑者を始めとするライブドア・グループの4人が逮捕された。同グループには、マネーロンダリングや粉飾決算の疑惑も取り沙汰されている。堀江氏等の逮捕に関しては、来るべきものが来たという思いしかない。*1古くからこのブログを覗いて下さっている方にとっては今更説明する必要も無い事なのだろうが、堀江氏逮捕で巻き起こっているバッシングの尻馬に乗っていると . . . 本文を読む
役所広司氏、西田敏行氏、津川雅彦氏、佐藤浩市氏、松たか子さん、篠原涼子さん、唐沢寿明氏にオダギリジョー氏、香取慎吾氏等々。個々で主役を張れる役者が大挙出演し、あの人気脚本家の三谷幸喜氏が脚本&監督を務め、尚且つ先週の観客動員数(興行通信社、1月15日付発表。)が1位というのでは、内容を期待するなという方が無理で在る。「カウントダウン・パーティー迄残り2時間となったホテルアパンティ。其処で働くホテル . . . 本文を読む
昨日は、朝方から薄暮辺り迄雪が降り続いていた。首都圏の積雪量は概ね10cmを越え、北国で暮らす方からすると「大した量ではない。」と笑われてしまいそうだが、都会の人間にとっては大雪と言える量。そんな状況だったので外出を控え、溜まっていた家事や仕事の処理で一日を終えたのだが、気分転換に「図解決定版 モノの原価がわかる!」という本を読み始めた。
様々なモノの原価と儲けに付いて、図解を入れて判り易く説明 . . . 本文を読む
昨年の8月4日に「月給激減」という記事を書いた。詳細に関しては、当該記事を読んで戴きたいのだが、極端な成果主義によって月給が大幅に減らされ、”手取額”が2万円台になってしまった富士火災海上保険の男性社員(当時52歳)の事に触れた記事だった。
昨日、この件に関しての続報が載っていた。それによると、この男性は昨年7月に賃金支払いの仮処分を東京地裁に申し立てたが、富士火災側が全面的に争う姿勢を見せた為 . . . 本文を読む
「嘗て少年&少女だった方々へ」という記事に、想定外の熱い反応を戴いた。そこで番外編として、嘗て少年&少女だった方々が熱き視線を送っていたで在ろう”あの人達”の今を取り上げてみたい。
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① 金子吉延氏
この御名前から、その顔がパッと浮かぶ方は相当の通だろう。でも、「仮面の忍者 赤影」で青影を演じていた役者と言えば、パッと顔が浮かぶ . . . 本文を読む
昨日の記事「嘗て少年&少女だった方々へ」の中でもチラッと触れたのだが、インターネットというツールの御陰で、調べ物をする際の労力が格段に減じられた。嘗ては書籍類を掻き集め、その中から必要な情報を引っ張り出すのにかなりの手間と時間を要したものだが、今は検索エンジンで瞬時に必要な情報を収集出来るのだから、時代は変わったもので在る。
唯、便利さには落とし穴が在るのも常で、検索エンジンで集まった多くの情報 . . . 本文を読む
インターネットとは実に便利なツールだと思う。嘗ては調べ物が在る場合、書物や資料等を掻き集め、時間を掛けて調べ上げていかなければならなかった。それが今や、検索エンジンを用いれば瞬時に莫大な情報を得られるのだから、全く恐れ入ってしまう。勿論、莫大な情報が瞬時に得られる一方で、それ等の中には誤った情報が含まれている可能性も少なくないのだから、逐一検証するという作業が必要不可欠なのは変わりない事だが。
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2009年頃、タイに「ウルトラマンの街」が誕生するのだとか。約10億バーツ(約29億円)を投じ、ウルトラマン一族と怪獣の模型を陳列する博物館等を建設するそうで、陳列数は数千体に上るとか。身長50メートルのウルトラマンとバルタン星人の像も造られ、施設内では公開ショーも行なわれる予定というのだから、さながらディズニーランドの様だ。
ウルトラマン・シリーズには嘗て夢中になった世代なので、このウルトラマ . . . 本文を読む
昨日の記事「怒りと嬉しさと意外さと」の中で、「新・世界の七不思議」を決めるというプロジェクトに付いて触れた。「世界の七不思議」と称されて来た物の中で、現存するのはギザの大ピラミッドしかない事から、スイス生まれの映画監督バーナード・ウェーバー氏が21の候補を選出。その中から電話投票で7つを決定し、来年1月1日に発表するというもので、選ばれた建造物は立体的に測定し、映像として記録されるのだそうだ。*1 . . . 本文を読む