「気が進まない女房を、親や周りに押し付けられた。何時か代えよう、何時か代えようと思っている内に、40年も経ってしまった。見直してみると、こんな女房でも良い所は在る。第一、40年大過無く遣って来たし、良い子も作ってくれた。何よりも40年間に自分も馴染んでしまった。昔、代えようと思っていた気持ちも、段々変わって来る。」
何度か書いているけれど、田中角栄元首相は自分が好きな政治家の1人 . . . 本文を読む
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裕福だった過去に執着する母と弟。家族から逃れた筈の奈津子だが、突然、夫・太一が不治の病に掛かる。だが其れは、奇跡の様な幸運だった。
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第147回(2012年上半期)芥川賞を受賞した小説「冥土めぐり」(著者:鹿島田真希さん)の梗概だ。
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「『まったり』、『がっつり』多用=20~30代の半数超‐『若気る。』正解は1割台」(9月20日、時事通信)
20~30代の6割以上が「ゆっくり、のんびりする。」の意味で「まったりする。」を使い、7割の人が「若気る。」(なよなよしている。)の意味を取り違えていた事が20日、文化庁の国語に関する世論調査で判った。
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「宝籤 出産の度大当たり ノルウェーの女性」(9月26日付け東京新聞【夕刊】)
自分が出産する度に、家族の誰かが宝籤で大当たり。
ノルウェーの女性がこんな幸運に恵まれ、家族で総額2,460万クローネ(約3億3,500万円)を手にした事が明らかになった。ロイター通信などが25日報じた。
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此の国は、戦争に負けたのだそうだ。占領軍の先発隊が遣って来て、町の人間はそわそわ、おどおどしている。遥か昔にも「鉄国」に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういう事なのか、町の人間は経験が無いから判らない。人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然判らない。
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「米国民の約7割が『給料限り限りの生活』=調査」(9月20日、ロイター)
米給与計算業協会は19日、米国民の約7割が、給料限り限りの生活を送っているとの調査結果を明らかにした。
給与所得者約3万人を対象に実施した同調査によると、給与の支払いが1週間遅れた場合、生活が「若干難しくなる。」若しくは「非常に難しくなる。」との回答は . . . 本文を読む
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「休日の部活動有料化 杉並区立和田中 コーチを企業委託」(9月21日付け東京新聞【夕刊】)
東京都杉並区立和田中学校で、スポーツ・コーチの派遣企業に休日、運動部の指導を委託する取り組みが本格的に始まった。生徒1人当たり1日5百円を支払い、専門のコーチから指導を受ける。教師の負担が減り、生徒は高い技術指導を受けら . . . 本文を読む
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明治11年、東京では「人斬り抜刀斎」を名乗る男が、誰彼無しに斬り付ける事件が発生していた。亡父から継承した神谷道場を切り盛りする神谷薫(武井咲さん)が無謀にも男に立ち向かおうとしている所を、通りすがりの男が助ける。其の人物こそ、幕末には反幕府軍の暗殺者として活躍した、本物の人斬り抜刀斎(佐藤健氏)だった。
今は . . . 本文を読む
現役時代の背番号と同じ回数、即ち「8回」、原辰徳監督の身体が宙に舞った。ジャイアンツ・ファンとしては待ちに待った、3年振りの歓喜の瞬間。昨夜、ジャイアンツはリーグ優勝を果たした。
「何としても胴上げを、眼前で見たい。」とチケットを入手。初めての「立ち見席観戦」は年齢的にしんどかったけれど、胴上げを生で見た瞬間に、そんなしんどさも吹っ飛んでしまった。
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「毒を以て毒を制す」という諺が在るけれど、「一般的には“憎まれっ子”として認識されている事物を、世の中の役に立つ形に変えられないものか?」と良く夢想する。
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素も憎まれっ子の1つだが、入浴剤等の発泡用ガスや冷却用ドライアイスとしての用途以外に、近年では「二酸化炭素で藻を栽培し、『藻バイオ燃料』を作り出す。」取り組みがされている . . . 本文を読む
他国との関係が悪化すると、「戦争をして、打ち負かしてしまえ!」といった勇ましい物言いをする人が居る。戦場で人が死んだり、手足が吹き飛んだりするという「現実感」が乏しく、戦争を「ゲーム」の様に捉えている様な人が、そういう連中には多い気がするし、彼等は「自分達が戦場に行く事は、絶対に無い。」という無根拠な思いを持っている様にも思う。
情け無く感じてしまうのは、其の手の浅はかな発言をす . . . 本文を読む
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女、独身、35歳。25年ローンでマンションを買ったものの、自分が本当に欲しかった物は別だと気付き・・・。
恋に落ちる瞬間のときめき、非日常の浮遊感。此の上無く贅沢に薫る、ラヴ・ストーリーの花束。
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石田衣良氏の「ラブソファ . . . 本文を読む
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「日系企業の破壊相次ぐ 平和堂略奪被害10億円超か」(9月17日、スポニチ)
日系企業の工場や店舗が破壊される等、中国での反日デモが拡大している事を受け、電機メーカーや流通各社は16日、被害が在った一部の工場や店舗の休業を相次いで決めた。
電子部品大手のミツミ電機は山東省青島の工場生産設備が . . . 本文を読む
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A氏:「日本人は、ソ連に対して『許せない。』という感情が在る。其れは、昭和20年8月9日にソ連が日ソ中立条約を破って参戦したからじゃ無い。日本があっさり無条件降伏した時に、中国政府は大陸に居た数百万人を『母の元に帰れ。』と送り返した。ところが、ソ連は何十万という関東軍の兵士をシベリアに連れて行ったじゃないか。」
レオニード・ . . . 本文を読む
「杞憂」という故事成語が在る。「心配する必要の無い事を、彼此心配する事。」を意味し、元になった故事は次の通り。
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古代中国の殷の時代から戦国時代に掛けて、「杞」という国が存在した。其の杞の国に、「天が崩れて来たら、 逃げる所も無い。どうしよう。」と思い悩み、満足に眠れなくなってしまった男が居た。余りにも窶れ切っ . . . 本文を読む