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ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
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秋の山草と斑入り植物展

2010-09-18 14:00:00 | Weblog

 今日から3日間連休となっている人も多い事だろう。  天気も良く絶
好の行楽日和であると思います。  
現在やや暑く感じる気温であるが、空気が乾燥していて、清清しい感じで
ある。  上空を見ると薄雲が高く、無数のアキアカネが西の方に向かって
飛んでいる。  

         
 今日も、秋の山草と斑入り植物展で撮影して来た画像を紹介します。  
※以下の画像は、クリックすれば大きな画像でも御覧になれます。  

 こちらは岩ギボウシ原種の〔奥久慈中斑〕と言う品種です。  やはり花芽
が見えていて、とても美しい状態を保っています。  昨日も書きましたが、
今年の猛暑では、これ程美しい状態を維持する事は、とても困難であった
はずです。  育成されている方の管理技術が、超一流である事を物語っ
ています。  

 こちらは宮崎産岩ギボウシの〔夢殿〕と言う品種です。  とても珍しい斑
の入り方をする品種です。  一見すると弱そうに見えますが、この株等は
とても大きく育っています。  毎年斑入りの状態が変化しますので、面白
い品種です。  

 こちらも岩ギボウシ原種の〔那須錦〕という品種です、やはり花芽が上が
っていて、黄縞がとても美しい品種です。  この品種からは芽変わりとし
て、覆輪の〔那須の光〕と言う品種も生み出しています。  


 こちらはコクランの覆輪の個体です。  濃緑地の葉に、黄覆輪がぞくぞく
する様な美しさです。  6月頃に咲いた花の軸の名残が残っています。  
向かって右が当年葉で、左が昨年の葉の様です。  コクランはこの様に
冬でも葉が枯れないで越年する性質を持っていて、長く観賞出来ます。  
葉が枯れて無くなっても、そのバルブからバルブ吹かしによって、また小さ
な苗が得られますので、楽しめる品種です。  

 こちらもコクランで一見羅紗葉の様に見える斑入りです。  黄白散り斑・
縞が見事です。  松葉斑の様にも見えます。  珍しい斑の入り方です。 

 こちらもコクランで白中斑の個体です。  色が際立っている方が当年葉
なのかもですが、とにかく観賞期間が長く楽しめる様です。  紺覆輪が抜
群の美しさです。  

 こちらもコクランでやはり覆輪の個体です。  単なる覆輪ではなく、縞状
に流れる、蹴込み(けこみ)が美しい品種です。  種が付いていますが、
クモキリ草の仲間ですので、大変良く似ています。  この様に美しいコクラ
ンがあり、コレクションして見るのも楽しそうです。  
コクランの画像はまだありますので、また次回に紹介致します。  

 秋の山草と斑入り植物展
場所  那須野が原公園緑の相談所
期日  9月17日(金)~20日(月)迄の4日間  
展示即売品もあります。  


      

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