2019.05.03.【拓殖大学総長・森本敏】。安保理常任理事国が拒否権を発動して安保理決議が採決されない場合である。また、サイバー・宇宙など従来の国際法が想定していなかった事象も起こっている。
http://soneaozora.jugem.jp/?eid=3936
(注1.1)共産党一党独裁、一帯一路(大唐世界帝国シルクロード)整備投資、インフラ担保高利貸戦略、技術経済エネルギー軍事(陸、海、空、サイバー、宇宙、電磁波域)覇権、沿海内陸格差、都市農村住民階級社会国家
(注1.2)孫子の兵法 謀攻篇『是の故に、百戦百勝は、善の善なる者に非るなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。』
「したがって、百回戦って、百回勝利を収めたとしても、それは最善の策とは言えない。実際に戦わずに、敵を屈服させるのが最善の策である。」
http://www.kazuhiro-nagao.com/suntzu/boukou.html
(注1.3)2014.06.19 (木) 【】『週刊新潮』 2014年6月19日号。日本ルネッサンス 第611回】「 日本こそ学べ、騙しを旨とする孫子の兵法 」『日本の存亡は「孫子」にあり』(致知出版社)の著者、太田文雄氏が右の問いに明解に答えている。嘘偽りで相手を操ることこそ、中国人の考える最上の戦い方なのだと。「能なるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示し、近くともこれに遠きを示し…」と孫子は教えている。相手を粉砕する力があってもそんな力はないと言い、火器管制レーダーを使ってもそんなものは使っていないと言い、ごく近くまで迫っていてもまだ遠くだと言って騙すのがよいという教えである。この孫子の兵法を、現在の中国共産党及びPLA (People's Liberation Army Ground Force (PLAGF:直訳では「人民解放軍陸上部隊」)が最重要視しているという。孫子の教えは中国国防大学における教育の中核であるのみならず、06年には、PLAの将校階級に限っていた孫子の兵法を全兵士に広げて学ばせ始めたと、氏は指摘する。幾十世紀もの長い歴史に洗われて生き残った戦略論としての「孫子」は、実はかつて、日本で盛んに研究された。戦国時代はもとより、幕末には吉田松陰や佐久間象山ら兵学者がこれを学んだ。吉田松陰は、15歳のときに藩主の毛利敬親に「治己、知彼、応変」の六文字を軸にして『孫子』虚実篇を講義したという。こうした教えが明治維新の指導者に伝えられ、明治天皇も孫子を熟読されたそうだ。それが日清、日露戦争で、世界が賞賛したあの勝利につながったと分析されている。https://yoshiko-sakurai.jp/2014/06/19/5371