現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

フィギュア女子フリー

2006年02月25日 | トリノ五輪
凄い!荒川金メダル!!

一日遅れで、昨日の未明に行われたフィギュアのフリープログラムを見た。

録画していたのが、TBSの8時からの録画放送で、冒頭に荒川の演技が流れていて臨場感も何もないなと思ってしまった。でも、その演技は圧巻だった。一つ一つの技が狂いなく決まっていて、全体の流れが途切れることなく一つの演技として感じられた。会場のスタンディング・オーベーションも頷ける。見事な演技だった。

何より驚いたのは、試合前、大半の選手が緊張して強張った顔をして練習している中で、一人リラックスしていたということ。勝負強さに加えて、心臓の強さが大きくものを言ったのだろう。きっとSPで感じた頼もしさというのも、このあたりから来ているのか。

残念だったのは、注目していた村主。途中、少しリズムが崩れたと思ったシーンがあり、そこから徐々にリズムが狂っていってしまったように思えた。充分魅力的な演技ではあったけど、昨年の全日本のときのようには引き込まれなかった。結果は4位。表彰台にはあと一歩及ばなかった。

やっぱり、ちゃんとリアルタイムで見たかったなぁ。それが一番残念。
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フィギュア女子シングル決戦直前

2006年02月24日 | トリノ五輪
ついにフリーの演技が明日未明に迫ったフィギュア女子シングル。SP同様、未明の放送のため見られない。せめて土曜日の未明だったらと思うと残念でならない

SPの結果から、メダルの期待を一身に受けているのはやはり3位の荒川だろう。昨日朝の放送は、会社へ行く支度中にちょうどよく放送されていたので見られた。これと言ったミスもなく自分の演技をやり切っていた姿には頼もしさが感じられた。安藤の演技も少しだけ見たが、序盤でジャンプを失敗したことが影響したのか、全体的にやり切れなさを感じた。

しかし、私が一番注目したいのは村主章枝。SPの演技は見られなかった。結果は4位でトップとの差は5点近くあるが、メダルにまったく届かないという差ではない。何より、去年の全日本選手権のときのような独特の世界観を持った演技を見せて欲しい

メダルという結果がついてくればそれに越したことはないけど、何と言ってもフィギュアは周りを魅了する演技種目。世界のトップスケーターの演技を楽しみたい。

やっぱり録画しておこうかな…
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ジャンプ団体-遠かった表彰台

2006年02月22日 | トリノ五輪
ジャンプ団体の結果は6位だった。結果のみしか知らず、実際の状況(助走に入るまでの間だとか、天候など)はまったく知りえない。

しかしながら、昨夜の競技前に放送されていた情報と結果を見て分かるのは、トライアルジャンプで良いジャンプを飛びながら、同じ距離を本番では稼げなかったということではないだろうか。

私は昨夜、トライアルジャンプで良いジャンプを見せているという話を聞いて、本番で失速しなければ良いけどと思いながら眠りについた。どうやらその通りになってしまったらしい。残念だった。

葛西選手と岡部選手が2本目に意地の130mジャンプを見せてくれたものの、他は平凡なジャンプに終わった。それでも、4人全員がしっかりと平均以上のジャンプを飛んでいるというのも事実。寂しい結果ではあるけど、徐々にでも力を取り戻しつつあると捉えるのは希望的観測が過ぎるのだろうか。

… …

かつて、ジャンプ台が今ほど距離の出るものではなかった時代(80年代?)には、今のLHにあたるジャンプ台を「90m級ジャンプ台」と言い、100mオーバーのジャンプを2本揃えるのが良いジャンパーの条件とされていた。

飛んでいる距離こそ違うが、良いジャンプを2本揃えるのが条件というところは変わらない。それは事実だと思う。ただ、子供の頃は単純にそう思っていたけど、より競技を見て知るようになると、そこには予選だとかトライアルだとか、本番だけではないジャンプの回数が見えてくるようになった。

それはまた、日本の選手が思うように調子を上げてこないからこその情報だと言えるだろう。事実、長野五輪までのジャンプの中継では、トライアルでどうだったというような情報はあまり聞かなかったと思う。

調子が下がり、成績も下がれば、予選のジャンプも飛ばなければいけない。最近の日本ジャンプ陣には、本番で2本の良いジャンプを揃えるために調整として飛ぶはずのジャンプが、調整ではなく本番になってしまっているように思う。本番が3本も4本もあったら、精神的な辛さは半端ないだろう。

ジャンプ界で発展途上にある選手ならまだしも、一度は栄光を手にした日本の選手にとっては、悪循環以外の何者でもない。

長く続いた悪循環を早く抜け出して欲しい。そのきっかけとしてこの五輪があるなら、それはそれで良かったと思える。

以上、見ることしかしない者のたわごとでした。

ちなみに100mオーバーのジャンプに関する話は、子供の頃のわずかな記憶と、キャプテン翼の原作者として知られる漫画家、高橋陽一さんの「100mジャンパー」という読切作品での競技紹介(これも記憶ですが)によります。
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ジャンプ個人LH-岡部8位入賞

2006年02月19日 | トリノ五輪
ジャンプのラージヒル(LH)決勝。

2本目が始まったときにはすでに睡魔に襲われ始めていて、気がついたら岡部選手の飛ぶ瞬間だった。映画を観に行ったのは気分転換になったけど、疲れまで吹っ飛んでいたわけではなかった(当然か…)。

W杯総合順位で下位の選手達が一発の大きいジャンプが出せない条件の中、2本ともK点(125m)を出した岡部選手の活躍は充分な結果と思う。やはり世界のトップは1ランク違っているということを実感した。(半分以上寝てたけど…

NHで失格になった原田選手は、LHにも出場出来ず。団体戦への出場を目指すということだが、今度こそ若手の伊藤を出して上げた方が良いと思うのだが…。ベテラン選手が活躍すればするほど日本ジャンプ陣の世代交代失敗を痛感してしまうなぁ。
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カーリングの魅力

2006年02月17日 | トリノ五輪
連日放送されているカーリング女子。残念ながら日本チームの結果は芳しくないが、カーリングという競技は好きなので、なるべく見るようにしている。録画でも放送してくれるのはありがたい。でも…。

カーリングは、あの緻密な作戦を時間と合わせて見ることで一層面白味が増すと私は思っている。だから、一つのエンドで序盤や中盤をカットされていると、今一つ盛り上がりに欠けるように思う。両チームの持ち時間が73分あるというから、単純に持ち時間だけでも2時間半。本来なら、仕事が忙しい今の時期に見れるはずのない競技だった。

確かに放送されていることはありがたいが、そもそも録画なんだし、ガッツリ時間を取って全部放送して欲しいと思ってしまう。

まあ、そこまで望むなら、そもそも地上波で済まそうと思う方が間違っているのか

それから、解説で何度も出ている話だけど、今回の氷はホントにストーンが曲がらない。ストーンがパッと見でも分かるくらいに曲がると、もっと作戦が緻密を極めてくるのだが、今回の氷はよーく見てないと分からないくらいしか曲がらず、攻め方が限られてしまっている。

作戦を立てる両チームのスキップ(日本チームでは小野寺選手)も難しいと思っていることだろう。

放送時間はやっぱりどうにもならないだろうが(私が見れるかどうかも含めて)、今後も静かな氷の上で、ダイナミックに動き回るストーンに期待したい。

最後に、毎試合鼻の頭を赤くしながらストーンを投げる日本チームの活躍も期待したい。
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男子モーグル決勝

2006年02月16日 | トリノ五輪
女子モーグルの決勝が4時頃からだったので、てっきり男子の決勝もそのくらいだと思っていた。だからこそ、予選の放送があって良かったと思えたのだが、決勝もちゃんと観戦出来た。

決勝に進んだ日本選手は、上野選手のみ。長年にわたり日本男子モーグル界を支えてきた附田選手は予選で敗退。ただ、結果以上に思いのほかキレのない滑りだったのが気になってしまった。

決勝での上野の滑りは非常に残念だった。第1エアの後、ミドルセクションで崩したバランスが最後まで響いてしまった。上位の選手と比べても引けを取らないダイナミックなエアを見せてくれたが、着地に失敗してしまった。タイムこそまずまずだったが、エアとターンの点数は大きく減点されてしまい、結果は決勝20人中20位。

しかしながら(こんな言い方は日本の選手に失礼かも知れないが)、男子モーグルは日本選手の出場云々ではなく、ただ単純に楽しめる競技だと思っている。これは、スノーボードにも言えることだけど、男子は一つ一つの要素が女子に比べて桁違い。

なんであんなスピードで突っ込んでいってちゃんとターン出来るの?なんであんなに高くダイナミックなエアが決められるの?

そこで繰り広げられる演技はもはや人間業じゃないとさえ思ってしまう。女子では上村も見せた、ヘリコプターも360°回転止まりだが、男子ではさらに一回転多く720°がすでに主流になっているようだ。
また、スノーボードみたく板を掴むグラブを入れてくる選手もいるし、上村の得意技として女子の競技で紹介されていたコーク7も多くの選手がより高くダイナミックに決めてきていた。

なによりそのダイナミックさを演出しているのは、桁違いのスピード。女子では26秒台で速いタイムだったが、男子の上位につけた選手は軒並み21秒台から22秒台前半だった。
もちろん、そのスピードが原因でバランスを崩す選手もいるのだが、その辺の勝負に出た滑りも含めて面白い。楽しい。

今回嬉しかったのは、そんな男子モーグルの決勝をちゃんと見られたことに尽きる。地上波の中継放送。信じられないことにソルトレークのときはなかったのだ。
メディアはメダルの期待がかかっていた女子の方にばかり集中していて、もっと取り上げて良いはずの男子はおざなりだった。

例えば、コーク7に代表される3D技の先駆けは、ソルトレーク五輪のシーズンにアメリカのモズリー選手がやり出し、五輪でも披露している。残念ながら3D技は正規のエアに含まれず結果は4位。4位に終わったことで、普通のスポーツニュースではほとんど扱われず、私は五輪終了後のハイライト番組でようやくその技を見ることが出来たと記憶している。

ちゃんと地上波でも放送してくれよ!という私の願いは4年経って叶った。

それから、女子のときは斜め後方からのアングルが多かったが、男子では正面と斜め前方からのアングルが増えていたように感じたのは、気のせいだっただろうか。私はその分楽しめたと思っている。
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スピードスケート男女500m

2006年02月15日 | トリノ五輪
男女とも惜しくもメダルに届かなかったスピードスケート500m。

男子では伏兵とも言える及川が4位、女子ではベテランの岡崎が4位。どちらもホントに惜しかった。最後にギリギリのところで逃したシーンは、身悶えてしまった。

男子の及川は、加藤に比べて周囲の期待が高くなかった分、プレッシャーは感じなかったのだろう。それでも、大舞台で今シーズン最高の滑りをしてきたことは、ただ単純に凄いと思った。

女子の岡崎には驚かされた。レーン自体があまり高速レーンではなかったため、あまりタイムは出ていないが、それでも他の日本選手に比べて明らかに良い滑りが出来ていた。そして、ここ数年ほとんど聞かなかったその名前を、五輪という舞台でまた強く思い出させられた。ほんの僅かな差で銅メダルを逃したけど、そのインパクトは強烈だった。

メダルの期待が高かった若手選手は、結局のところ大舞台での経験不足が出てしまった感がある。しかしながら、たまたま滑走前に転倒者が出て氷の補修でロスタイムが出来てしまうなど、不幸な事態に見舞われたのも事実。不運だった。

それから、テレビ中継の解説だった堀井学さんが再三にわたり「インレーンスタートの方が滑りやすい」と言っていたけど、各選手のインとアウトの結果を見ると、アウトレーンスタートの方が良いタイムが出ているという選手が多い。

これはこのリンクの特徴なのだろうか。今回、メダルの期待が高かった日本選手は、1本目をインレーンスタートで滑って、波に乗れなかったとも思えた。

私には、あのインレーン第1コーナーが魔のコーナーに思えてならない。
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ジャンプ個人NH(と、板の長さについて)

2006年02月14日 | トリノ五輪
決勝に進出した3選手とも決して調子が悪いとは感じなかったジャンプ個人ノーマルヒル(NH)の予選。

しかし、ここ数年の低調を物語るかのように、結果は振るわなかった、ようだ。未明の放送だったため、結果しか知らない…。

しかしながら、メディアすら扱ってくれなくなるほどの低調さから考えたら、だいぶ期待が持てるのではないかと思えたのも事実。

ここは一発勝負をかけて、ラージヒル(LH)での大ジャンプに期待したい。

そんな中、話題をさらった感のあるベテラン原田選手の予選失格処分。

今朝の「とくダネ」でも扱っていたが、昨日から伝えられていた情報も合わせると少し不思議に思えてならない。

【原田選手自身の認識】
自分の身長は173cm(国内大会での登録)
→板の長さは253cm
→身長173cmに対して253cmの板を使用するのに必要な体重は60.0kg
→60.8kgなので大丈夫

ということらしい。しかし…、

【実際に起きたこと】
身長の登録が174cm
→板の長さは253cm
→身長174cmに対して253cmの板を使用するのに必要な体重は61.0kg
→0.2kg足りず失格

番組中「体重が足らないなら、身長を測り直したら良いじゃないか。」という意見があったがごもっとも。ただ、それ以上に登録している身長が違うという事実がそもそも信じられなかった。板の長さ規制に体重も加えられたことから、身長の登録は厳密ではなくなったのだろうか?

と、とにかく。もしLHに出場するのであれば、今度こそ原田スマイルを見せて欲しい。ただ、「せっかく出場してるわけだし」というのなら、若手の伊藤に経験させるというのも捨てがたい

… …

と、NHの競技の話はここらで終わりにして。

この失格処分がきっかけで私は板の長さ規制に、体重が関わるようになったと初めて知った。恥ずかしながら、メディアの扱いの低さもあってか、ここ数年はテレビで見る機会が減り、情報を仕入れられていなかった。この事実はそれなりに衝撃だった。

きっと日本チームにとってもこの規定変更は大きかったのではなかろうか。

長野五輪後の規制変更によって、板の長さが短くなった分のハンデを補うため、日本チームは減量を強化策として打ち出したらしい。私はその事実を、ソルトレーク五輪まで不調が続き、強化策を見誤ったと批判されていたことで知った。
それはまた、世界ではアダム・マリシュ選手(ポーランド)のような小柄な選手が飛び方を工夫することでハンデを克服したという事実があったからの批判でもあった。

その結果(直接日本チームが問題だったか分からないけど)、選手の体調面を考慮するという意味で、板の長さに体重の規制を設けられた。

先の減量の話を聞いたとき、ただ単純に日本が迷走していたとは思わなかった。でも、現在の規制を知ったら、ホントに迷走していたんだなぁと思えてしまった。

日本選手は総じて飛型が良かったのだから、マリシュのように飛び方の工夫をして強化して欲しかったなぁ。

… …

と、昨夜(13日の夜中)は思っていたのだが、今朝の新聞には、「LHではもっと差をつけられてしまうだろう。」という記事が載っていた。

日本は、世界が長野五輪以後続けていた工夫をつい最近始めたばかり。それも物真似の域を出ず、また日本人の体形に合うものではない。

ということらしい。私がちゃんと目にしたのは、NHの予選だけだったわけだし、1本、2本のジャンプを見ただけじゃ、やはり分からないか
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男子スノーボードHP

2006年02月12日 | トリノ五輪
競技3日目を迎えたトリノ五輪。

注目はメダルの期待が高い男子スノーボードのハーフパイプ(HP)だったわけだが、日本の4選手はいずれも予選で敗退してしまった。結果は金メダル候補No.1と言われていたアメリカのショーン・ホワイトが他を圧倒する滑りで優勝。予選1本目では、小ミスで得点が伸びなかったが、2本目で実力どおりの結果を出し、決勝でも難易度の高いコンビネーションを見せた。

スノーボードのHPは、モーグルと同じでエンターテインメント性が高く、見ていて凄く楽しめる競技。日本人だけでなく、世界の凄い技を見るのは楽しみだったし、決勝はその期待に見合った滑りが見られた。

そんな華やかさとは裏腹に、今回改めて思い知ったのがHPの競技性。実力のある選手がほんの少しのミスで足元をすくわれる。ギャンブル性が強く、予想のつかない競技だということ。

日本の4選手も決してレベルが低いわけではなく、ホントにメダルを狙えるだけの実力はあった。しかし、実際の競技で、そこまでの結果を出すことが出来なかった。

というのは、あくまで予選を見終えたところでの感想。決勝を見終えた後では、実力を出し切っても、あれだけの滑りが出来ただろうか?と思えてしまった。それほど上位の実力は飛び抜けて見えた。

個人的には、メディアに注目されていた成田や國母より、ソルトレークでジャッジの採点に泣かされた感のあった中井の滑りに期待していた。そんな中井が日本勢の中ではきっちりと実力を見せてくれて良かった。結果は残念だったが…。


それから、モーグルと同様、映像のアングルがいまいちだったように思う。楽しく見ることは出来たけど、「HPってもっと迫力なかったっけ?」と頭に疑問符を浮かべながら最後まで見ていた。
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女子モーグル決勝-上村5位入賞!

2006年02月12日 | トリノ五輪
日本の上村愛子が女子モーグル決勝の16番目で登場。
得意としているエアー、コークスクリュー720(コーク7)を見事に決めて5位に入賞した。残念ながらメダルはならなかったが、エアーの完成度は他を圧倒していた。

しかしながら、これまで上村しかちゃんと成功したことがないと言われていた3Dのエアーを他にも数人が挑戦して決めていた。中でも銀メダルを獲得したカリー・トローは、今まで3Dを決めたことはなかったという。これぞ五輪のなせる業なのか。

金メダルはジェニファー・ハイル。長年女王として君臨していたトローを破っての優勝。ハイルもそうだが、上村を上回った選手は皆26秒台、27秒台でのゴールとスピードが速かった。スピードが速いということは、それだけ攻めているという証拠。上村が攻めてないとは言わないが、そんな選手達と比べると28秒台でのゴールは少し守りに入っていたように思えてしまう。

ソルトレークで苦汁を飲んでいただけに、トリノでは満面の笑みでメダルをかける姿を見たかった。しかし、3大会連続での入賞は見事。おめでとう!!


競技自体とは関係離れるが、中継を見ていて少し残念だったのが映像のアングル。横ないしは斜め後ろからの映像では、ターンの技術が分かり難いと思ってしまう。選手が膝でこぶを吸収する様子は正面からの映像の方がより分かりやすいと思うのだが…。エアーも正面からの方が選手が映えると思える。それとも、このアングルで映すことが、今の世界標準なんだろうか。

そういえば、ソルトレーク五輪のときも確か正面の映像は少なかったような気がする。長野五輪の頃には正面の映像が主流だったと思うのだが…。
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