部屋に帰ってきたときの寒さと突然襲われた眠気に我慢できず、蒲団を敷いて横になった。思いのほか熟睡してしまい、起きたら2時だった。
なんだか、とっても…。
そんなときはやっぱり聴こう。鬼束。
1曲目の「シャイン」が流れる。“しゃいん”と入力して変換したら「社員」になってしまった。少し悲しくなった。
少しアレンジが変えられていて、新しい曲を聴いている感覚になる。
radio-mixとして収録されている「We can go!」とこの「シャイン」を聴くだけでも、このアルバムを買う意義はあると思う。勿論、鬼束ファンならって話。
シングルが収録されているだけだから、正直、買うかどうか迷っていた。それでも買ったのは、最後に収録されているユーミンのカバー「守ってあげたい」を聴きたいがためと言っていい。
この曲はユーミンのカバーアルバムをレンタルして聴いたことがあったが、ダビングしたMDが行方不明(多分実家)なので、聴く機会を失われていた。(ライブDVDも持っているケドネ)
鬼束とユーミン。一見結びつきのなさそうなこの組合せに疑問を抱きながらも、カバーアルバムの中ではこの曲が一番マッチしていたと思えた。鬼束ファンだからっていうものあるが、そのアルバム「Queen’s Fellows-yuming 30th anniversary cover album-」に収録されているユーミンの曲の中で一番好きな曲が「守ってあげたい」だったからだと思う。
こういうベスト盤の発売は元所属レコード会社の汚い商戦とある人は言う。しかし、私は、単純にこのアルバムを楽しんでいる。心配すべきは、元の所属会社がいなくなった歌手の楽曲を使って一儲けしようとしていることではなく、現在活動休止中のまま次の動向が見えてこないこと。
どうしてんのかなぁ。鬼束。
(2005年9月30日追記)
とんでもない誤解をしていた。私が当たり前のように聴いていた「シャイン」は、インソムニアの方だった。ジャケット見たら、しっかりと「album version」と書かれていました。ああ、ビックリした