柔道で今大会から実施される男女混合団体。男子3階級(73キロ級、90キロ級、90キロ超級)、女子3階級(57キロ級、70キロ級、70キロ超級)の6階級で行われ、各階級では通常の個人戦の軽い階級の選手も出場することが可能。試合順は開始前に決定する。
初戦となった準々決勝でドイツと対戦。女子57キロ級に一つ下の階級から抜擢された阿部詩選手が指導3つで反則負けすると、続く男子73キロ級の大野将平選手も残り20秒で技ありを奪われて敗北。そこから4連勝で準決勝に進んだものの、かなり危ない展開だった。それ以上に阿部詩、大野将平の2人が負けるという衝撃。見ているこちらが引きずってしまいそうだった。
続く準決勝のロシア戦では、1試合目から4連勝で危なげなく勝利。決勝へ駒を進めた。そして迎えたフランスとの決勝戦。
女子70キロ級では新井千鶴選手と63キロ級のアグベニュー選手という金メダリスト対決が実現。63キロ級での天敵との対戦に、一つ上の階級の新井選手が苦戦。攻め続けるアグベニュー選手に対して、自分の攻めの形を作れず、技あり2つを取られて敗戦。その後は、女子70キロ超級で素根選手が一矢報いるも、1勝4敗となって最終戦に控えていた大野選手には回らずに敗北となった。
銀メダルだけど、よくがんばった。
それにしても解説…。うるさいので、最後は音絞って見てたよ。
(2021/07/31 19:40)
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そんな柔道の裏で進んでいたのがサッカー男子準々決勝のニュージーランド戦。スコアレスドローで延長戦でも決着がつかずにPK戦へ。
GK谷選手のナイスセーブもあり、4 - 2 で見事に勝利。準決勝はスペイン。厳しい相手だなぁ。負けて3位決定戦、相手がメキシコっていうのは絶対に避けて欲しいので(まだ言うか…)、何としてもスペインに勝って決勝へ。
(2021/07/31 20:50)
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柔道から引き続きで見ていたのはバレーボール女子の4戦目となる韓国戦。フルセットにもつれ込む激闘は…。残念ながらあと一歩及ばずだった。
今大会、ずっとバレーボールを見てなかったので、古賀選手が怪我をしていたことすら知らなかった。この試合で復帰した古賀選手は26得点とチームトップの活躍を見せてくれた。しかし、最後は石川選手に託す形に。相手の連続ポイントでローテが回らない中で石川選手にボールが集まるのは仕方ないとは思うけど、苦しいときこそバリエーションが欲しいと思ってしまう。
次のドミニカ共和国戦は勝った方が決勝トーナメントに進出となる。切り替えて、勝ってくれ。何としても。
(2021/07/31 22:25)
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寝ぼけていたのか、陸上を一切見てなかった…。男子100m、日本選手は3名とも予選敗退。マジか…。
その他、アーチェリー男子で古川選手が銅メダルを獲得。ロンドンオリンピックに続く個人のメダル獲得。
銅メダルおめでとう!古川高晴選手。
全然見てないせいか、もう前半が終わったというのが信じられない。早いなぁ。
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この日の競泳は日本選手の出場はなし。最後に混合400mメドレーリレー決勝があった。世界大会では実施されているそうだけど、オリンピックでは初の実施。
メドレーで混合というのがなかなか面白い。解説のハギトモさんも当初は男男女女の順が良いのではないかという話があったが、最近では各国でどの組み合わせが一番速いかを研究しているとのこと。確かに自由形のみとは違い、男女でどの種目が強いかによって変わってきそう。日本は予選9位で決勝には進めなかったということで、日本が出場した予選もちゃんと見るべきだった。
結果はイギリスが世界新で金メダル。4泳の自由形に女子を配置する国が多い中、男子のドレセル選手を配置したアメリカが猛追するもメダルにも届かなかった。この辺りの展開が、混合メドレーの面白さなんだろうなぁ。
競泳はこの翌日が競技最終日だけど、リアルタイムで観戦済みなので、今日で録画観戦終了。
(2021/08/15 18:30)
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この日の陸上日中の部では、女子100mハードル予選と男子棒高跳び予選が行われた。
女子100mハードルでは、寺田明日香選手が準決勝進出。木村文子選手と青木益未選手はタイムが伸びず予選敗退。出場すら難しいこの種目で3名も出場しているのが驚きだし、準決勝進出は見事だった。
男子棒高跳びには、山本聖途選手と江島雅紀選手が出場。どちらも5m30は一発で飛べたが、続く5m50を飛べずに予選敗退。5m50では、世界記録保持者のデュプランティス選手やラビレニ選手が失敗するなど、波乱の予感かと思わせられたが、そこはさすがに実力者は揺るがなかった。
(2021/08/15 21:20)
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陸上夜の部では、男子走り幅跳び予選と男子100m予選が行われた。
幅跳びには橋岡優輝選手、城山正太郎選手、津波響樹選手の3選手が出場。
最初の跳躍者となったキューバのエチェバリア選手が目の覚めるような大ジャンプを見せ、一発予選突破。
日本の3選手はというと、橋岡選手がエチェバリア選手には劣るものの、これまた見事な跳躍で一発予選突破。日本選手が幅跳びでこんなにも軽やかに予選突破を決めてくれるとは。
なお、城山選手、津波選手は残念ながら予選敗退だった。
男子100m予選には多田修平選手、山縣亮太選手、小池祐貴選手が出場。3選手とも残念ながら予選敗退。
多田選手は得意のスタートダッシュで飛び出せず。山縣選手は良い勝負、良いタイムだったが、中盤でやや伸びを欠いていて組4位。小池選手は逆にタイムがそれほど伸びなかったものの組3位の選手と0.01秒差の4位。ある意味一番惜しかった。有力選手であるアメリカのブロメル選手が組4位でタイム待ちになっていたりと、厳しい試合だった。そして、最終的に金メダルを取ったイタリアのジェイコブス選手は有力選手としても注目を集めておらず、結果を知って見ていると、波乱が起きていたということがよく分かる。
100mはタイムではなく勝負という話はよく聞くものの、やはり日本人で9秒台という記録のインパクトは強く、期待をし過ぎていた感は否めない。記録もあり、勝負にも勝てる強い選手に成長することを期待したい。
(2021/08/17 0:55)
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それから、この日は混合マイルリレー決勝と女子100m決勝も行われた。
混合マイルリレーはオリンピックでは初めて実施される種目で、男女2名ずつがそれぞれ400mを走る。男女の走順はチーム毎に決めるので、走順の組み合わせによっては、男女が一緒に走るということもあり得る。という、順位の変動の激しさがこの種目の醍醐味なんだけど、決勝を走った9チームは全て男女女男の順番だった。(予選で失格と判定されたアメリカとドミニカが一転、失格取り消しとなったため、決勝は9チームだったもよう。)
個人のタイムを合計すると圧倒的にアメリカ有利とのことだったのだが、結果として金メダルはポーランド。順位の大きな変動がなかったのが残念だった。
女子100m決勝は、ジャマイカ勢がメダル独占。エレイン・トンプソンヒラ選手がオリンピック記録で金メダル。シェリーアン・フレイザープライス選手が銀メダル、シェリカ・ジャクソン選手が銅メダル。大舞台で揃っての快走は見事というしかなかった。
(2021/08/17 23:50)