ジャンプSQで連載されていたサッカー漫画「1/11(じゅういちぶんのいち)」が今月発売の9巻で完結した。
安藤ソラというサッカー選手の人生を追っていくこの作品。主に高校時代が中心だった第一部(5巻まで)、プロ以降が中心となった第二部という構成の中、最終9巻はプロ生活の晩年、家族を中心とした話だった。(5巻まででもプロになって以降の話はあるし、6巻以降で高校時代の話もある。)
第二部では前後編という構成も多く、8巻と9巻で前編、後編が分かれたと知ったときはガッカリしたけど、まさか待ってましたと思って買った9巻が完結とは…。
きっと出そうと思えばもっと多くのエピソードがあったんだと思う。ドイツでの活躍、日本代表としての活躍、家族の話とか(9巻に出て来た息子がもう少し大きくなってからとか、篠森家との関係とか)。まぁ、それはそういう話も読んでみたかったという願望が強いけども。
一話一話、じっくりと楽しむことの出来た漫画だった。まだ読んでいない小説版、見そびれてしまった実写映画版も是非見てみたいと思う。