現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界陸上2019ドーハ(最終日)

2019年10月07日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は最終日。

女子走幅跳び決勝、女子100mハードル準決勝、決勝、男子やり投げ決勝などの決勝種目が行われる中、昨日のリレーの表彰式が行われた。

控えのメンバーを抱えられるほど層が厚くなったリレーチームが来年の東京五輪でどんな活躍を見せてくれるのかと考えるとワクワクしてくるなぁと純粋に思った。

最後は男女のマイルリレー。女子はアメリカが他を圧倒する走りで金メダル。予選を走ったアリソン選手の代わって2走を走った400mハードルのマクローフリン選手が一気に突き放し、続く3走でこれまた400mハードルの世界記録を持つムハマド選手が差を広げる快走を見せた。やはりアメリカが強かった。その一方で、2位争いも熾烈でゴール間際でジャマイカをかわしてポーランドが2位に入った。最後まで見応えのあるレースだった。

そして、男子。ここでもやはりアメリカが金メダル。3走で一気にジャマイカが接近したときには逆転するかとも思えたけど、逃げ切った。銀メダルはジャマイカで、銅メダルはベルギーが初めてのメダル獲得となった。ボルリー兄弟というフレーズをよく耳にしていたから、メダル獲得が初めてというのは驚きだった。

競歩で金メダル2つという快挙を成し遂げた世界陸上がこれで終了。リレーの連続メダルも嬉しかった。東京五輪での活躍が期待出来る若手選手もたくさんいて、来年がまた楽しみになった。
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世界陸上2019ドーハ(第9日)

2019年10月06日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は9日目。

男子マイルリレー予選には、ジュリアン選手、飯塚選手、佐藤選手、若林選手という布陣で出場。1走、2走で良い順位を作り、3走、4走で維持して行くというレースプランだった。概ねその通りの展開が出来ていたけど、最後は地力が違うと言わんばかりにかわされて順位を落としてしまった。残念ながら、予選は突破出来なかったけど、ここ最近ではかなり良い展開が出来ていたと思うので、次に期待したい。

男子4×100mリレー決勝が行われた。日本は多田選手、白石選手、桐生選手、サニブラウン選手という布陣。バトンパスに目立ったミスはなく、37秒43の日本新、アジア新を記録。最後にイギリスにかわされて3着。二大会連続の銅メダルとなった。

男子マラソンには、川内選手、二岡選手、山岸選手が出場。女子マラソンや競歩と同じ深夜のレースだったにも関わらず、気温も湿度も思ったよりも高くない予想外?のコンディション。それが影響したのか、日本の3選手はズルズルと先頭から遅れてしまい、山岸選手の25位が最上位と最後まで浮上は出来なかった。

… …

5日目から8日目まではすっかり空いてしまった。時間があるときに、何とか…。
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世界陸上2019ドーハ(第5日)

2019年10月02日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は5日目。

男子走高跳予選には、今季の世界1位という戸邉選手、衛藤選手、佐藤選手が出場。3選手とも今季の記録は高く、日本初の予選突破の期待がかかっていた。しかし、戸邉選手 の2m26のが最高で13位と惜しくも予選敗退となってしまった。

男子400m予選にはウォルシュ・ジュリアン選手が出場。自己ベストを出す好レースで、着順での予選突破も44秒台を出したいというコメントは力強い。

他、男子棒高跳び決勝では、新超人のデュプランティス選手、連覇を目指すケンドリクス選手、リセク選手の三強が最後に残る展開。5m92を1回で跳んだケンドリクス選手が優位に立ち、そのまま金メダルを決めた。
5m92、5m97を3回目で跳んだデュプランティス選手も見事だった。

そして、男子800m決勝ではブレイザー選手が大会記録で金メダルを獲得。アフリカ勢が強い中距離でアメリカの選手が金メダルを獲得するのは初とのこと。

この日のメインは男子200m決勝。新超人のライルズ選手は日本のアニメ、特にドラゴンボールが好きだと紹介されていて、急に応援したくなってしまった。スタートからドグラス選手、ジェミリ選手がリードするが、150mからライルズ選手が抜けると他の選手を突き放して金メダルを獲得した。
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世界陸上2019ドーハ(第4日)

2019年10月01日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は4日目。

女子やり投げ予選が行われ、日本からは北口選手と佐藤選手が共に初出場。北口選手が最後の方まで12位につけていたけど、2投目までで記録の伸びていなかった前回王者のスポタコバ選手に抜かれて惜しくも13位。二人とも若い選手なので、この経験を来年の東京五輪に繋げて欲しいところ。

女子400m予選では、バハマのショウナ・ミラー選手が圧巻の走りで予選を通過。ウォーミングアップでしたという余裕のコメント。

男子110mハードル予選では、日本記録保持者の高山選手と金井選手が出場。高山選手が着順で予選を突破。今季の好調さを窺わせる快走だった。

男子200m準決勝には日本の3選手がいなくて非常に残念。準決勝ながら、新超人のライルズ選手が19秒台を出して決勝に進出。決勝でも好記録が期待出来そうだ。

それにしても、今大会の短距離種目では、朝原さんと末続さんの仲良しコンビが緩い雰囲気で解説しているのがとても良いと感じる。司会の織田裕二さんから気の早いリレーの走順予想を振られても、気軽に答えてくれるのがイイね。

男子400mハードル決勝は、前回王者のワーホルム選手を含めた歴代記録ベスト4を持つ3選手が揃い踏み。世界新こそ出なかったものの、この3強が実力通りの走りでメダルを獲得。ワーホルム選手は連覇を達成した。
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世界陸上2019ドーハ(第3日)

2019年09月30日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は3日目。

男子200m予選には、小池選手、山下選手、白石選手が出場。海外の有力選手が予選を通過する中、日本の3選手は着順に入れず、タイムでも拾われなかった。海外の選手に比べると、後半までスピードを持続する力が不足しているように感じた。それにしても新超人と名付けられたアメリカのライルズ選手の余裕の走りが印象的だった。

注目の男女混合リレー決勝。予選から4選手全員を入れ替えて、2走にアリソン・フェリックス選手を起用したアメリカが、3分10秒を切る驚異的なタイムで金メダル。この決勝では予選同様に男女女男という走順がほとんどで、ポーランドだけが男男女女という走順だった。こういう違いがレースに面白味を持たせてくれる種目だけに、各国が同じ走順に最適化されてしまうとつまらないなぁと思ってしまった。

この日は他に史上最大の混戦となった女子棒高跳び決勝で、シドロワ選手が初の金メダル獲得とか、女子100m決勝でジャマイカのフレイザープライス選手が圧巻の走りで金メダル獲得とか、しびれる勝負があった。時間があったら改めて見たい。
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世界陸上2019ドーハ(第2日)

2019年09月29日 | 陸上
カタールのドーハで行われている世界陸上は2日目。

男子400mハードル準決勝には、安部選手と豊田選手が出場。豊田選手、安部選手共に着順に入らず、タイムでも拾われなかった。特に安部選手はあと僅かの差という良い走りだっただけに惜しかった。

男子100m準決勝には、自己ベスト9秒台を持つ3選手が揃って出場し、それぞれ別の組に割り当たった。第1組にはサニブラウン選手。スタートが明らかな出遅れ。あれさえなければと言いたくなるようなレースでガックリ。スタートの音が聞こえ難かったと言いつつも、集中し切れてなかったとそのせいだけにはしなかった。サニブラウン選手のいた9レーンだけ、機材トラブルだったのでは?と勘繰ってみたけど、後続の組の9レーンの選手が普通にスタートしていたから、まあ問題はなかったのだろう。
第2組には小池選手。スタートから置いていかれた感じで決勝進出はならず。
第3組には桐生選手。スタートの飛び出しは良く中盤まで粘ったが、後半一気にまくられた。

その男子100m決勝では、好調のコールマン選手が今季世界最高記録を叩き出す快走で金メダルを獲得した。

男子走り幅跳び決勝では、橋岡選手が3本目に8位の記録を僅か1cm上回る記録を出してファイナリストに。4本目以降で記録は伸ばせなかったが、見事に入賞を果たした。日本記録保持者の城山選手は記録が伸びず11位だった。
予選でダントツの記録を出したエチェバリア選手は、思うような記録が出ず、銅メダルだった。

男子棒高跳び予選には、お馴染みの山本聖途選手、若手の江島雅紀選手、ベテランの澤野大地選手が出場したが、決勝には進めなかった。澤野選手が指導者をやりながらの出場というのも驚いたけど、江島選手がその教え子だというから二重の驚きだった。江島選手は今回は記録が伸びなかったけど、ガタイも良いし、これからが期待出来そうだ。

それから新種目となる男女混合4×400mリレーの予選も行われた。男子2名、女子2名が自由な順序で走るのだが、出場国のほとんどが男女女男の順であるのに対し、日本は逆の女男男女の順で走った。日本新記録は出せたものの、決勝に進むことは出来なかった。ただ、オープンレーンになった後、バトン引き継ぎの混戦で強引に位置どりが出来ないことを考えると、バトンパスのタイミングが他チームとズレるこの布陣は結構ありなんじゃないかと思った。

この日は早朝(現地の深夜)から男子50km競歩が行われ、鈴木選手が金メダルを獲得する快挙を達成した。が、残念ながら見ていなかった。
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世界陸上2019ドーハ(第1日)

2019年09月28日 | 陸上
2年に一度の陸上世界選手権がカタールのドーハで開幕。初日は主に各競技の予選が行われた。

まずは男子走り幅跳び。日本からは珍しく3選手が出場。継続的に向かい風が吹く悪条件の中、城山選手、橋岡選手が見事に予選を通過。津波選手は残念ながら敗退となった。キューバのエチェバリア選手が1本目であっさり予選通過ラインを突破し、力を見せつけたのが印象的だった。

男子100mでは、桐生選手、小池選手、サニブラウン選手が予選を通過。サニブラウン選手は着順、桐生選手、小池選手はタイムでの通過だった。シーズンベストを比較すると、桐生選手も小池選手も着順で通過出来そうだったので、準決勝での爆発に期待したい。

1日目で一番の注目は、女子マラソン。史上初の深夜のレースは、ロードの暑さ対策。しかし、それでも30度超えの暑さと条件は厳しかった。優勝タイムが2時間32分と最遅で、日本勢最高の7位入賞した谷本選手のタイムも2時間39分だった。

ちなみにトラック、フィールド競技を行うスタジアムは暑さ対策がされているらしい。それでも湿度が高いことと、サブトラックとの行き来で寒暖差が激しくコンディションを保つのが大変なのだとか。
開催時期も9月末とずらしているものの、この条件の厳しさはまだまだ波乱を巻き起こすかも?
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ついに9秒台へ!

2017年09月11日 | 陸上
週末うっかりしてて話題にしそびれていたけど、陸上の男子100mで東洋大の桐生祥秀選手が9秒98を記録した。

日本人にとって夢の9秒台がついに実現した。

凄い、本当に。伊東浩司さんが10秒00を記録して9秒台の扉をノックしてから、ぶち破るまでに19年。正直もっと早くその瞬間は訪れると思っていた。長かった。

とはいえ、その桐生選手は世界陸上の予選で敗れているというのも事実。かつて伊東さんは日本では記録で騒がれるが、海外のレースに出たら記録ではなくいかにレースで勝つかで評価されると言っていた。

そういう意味でいうと桐生選手は勝負弱い一面があるのだろうか。レースで勝つ強さを身に着けて大舞台での勝利と記録を期待したい。
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世界陸上2017ロンドン(最終日)

2017年08月14日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上も最終日。

男女の50km競歩と男女の20km競歩が行われた。女子の50kmは世界陸上では初開催ということだったけど、日本からの出場はなかった。

男子の50km競歩には、昨年のリオ五輪で銅メダルを獲得した荒井選手を筆頭に、小林選手、丸尾選手という3名が出場。

序盤から抜け出した選手がそのまま独歩を続ける中、日本の3選手は懸命に2位グループに食らいついていた。最初に脱落してしまったのが丸尾選手。荒井選手と小林選手は終盤にスパートをかけて2位3位争いを演じる。すると脱落したかに思えた丸尾選手がどんどん順位を上げていた。結局、荒井選手が銀メダル、小林選手が銅メダルを獲得し、丸尾選手は5位入賞と、素晴らしい結果をもたらしてくれた。

銀メダルおめでとう!荒井選手!!
銅メダルおめでとう!小林選手!!

男子20㎞競歩には藤澤選手、高橋選手、松永選手が出場も藤澤選手の18位が最高位、女子20㎞競歩には岡田選手が出場、こちらも結果は18位だった。

大会を締めくくるのは男女のマイルリレー。女子ではアメリカチームでアリソン選手とフランシス選手がエントリーされ、それぞれ2走とアンカーを走った。2走のアリソン選手がバトンパスとオープンレーンで抜け出すと独走状態。一気にレースを決めた。アメリカが金メダル、そして銀メダルはイギリスが獲得した。

男子の方では、7連覇を目指すアメリカが当然注目株だったわけだが、MCの織田裕二さんが若手主体の編成がどこまで力を見せられるかと心配していた。レースは終始アメリカがリードした展開だったものの、ゴール前でトリニダード・トバゴに逆転された。アメリカは無念の銀メダル。そして銅メダルにはここでもイギリスが食い込んだ。

実に男女のリレー4種目全てでメダルを手にする結果。イギリスが地の利を充分に発揮した大会となった。

… …

他にもまだ見られていない競技、見たけど記事にしていない競技といっぱい残っているけど、ひとまずここで終了する。今年は後半の数日がフルで休日だったので、見るだけは結構見られて満足だった。
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世界陸上2017ロンドン(第9日)

2017年08月13日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は9日目。

ついにリレーがやってきた。男女の4×100mリレー予選と男女の4×400mリレー(マイルリレー)予選が行われた。日本勢としては男子が4×100mリレーとマイルリレーに出場。女子の出場は残念ながらなしだった。

先に男子マイルリレーの方を書いてしまうと、2走の金丸選手がオープンレーンで位置取りの勝負に参加できないほど離されてしまう状況。そのまま差は詰まることなく、予選敗退だった。かつては4×100mリレーよりもメダルに近いのでは言われていたという解説の言葉が虚しく感じてしまった。

そして4×100mリレーに話を移す。日本は第1組でイギリス、アメリカと同じ組となった。1走に多田選手、2走に飯塚選手、3走には個人種目での出場がなかった桐生選手、4走にケンブリッジ選手という布陣。多田選手意外はリオのメダリストメンバーだから、多田選手が一番心配という憶測をしていたけど、まったく問題なかった。ロケットスタートから、中盤もスピードが落ちず、バトンパスも上手く行っていた。むしろ、桐生選手とケンブリッジ選手のバトンパスが詰まってしまって失速してしまい1位アメリカ、2位イギリスにだいぶ差をつけられてしまった。しかしながら、結果は3位で着順での決勝進出を決めた。

女子ではやはりアメリカのアリソン選手に注目してしまう。予選では4×100mの方に出て来ていて、あれ?マイルの方ではないのと思ったら、マイルの方は決勝に出るとのこと。そうか、マイルの方では温存されていて、4×100mの方では逆に他の選手を温存するから出ているのか。しかしまぁ、アメリカの層の厚さは凄い。

… …

そして明け方に行われた決勝。日本はなんとアンカーに藤光選手が入るメンバー変更をしてきた。予選を見てケンブリッジ選手の調子が上がっていないと判断したとのこと。リレーの練習では藤光選手をアンカーに据えたメンバーも多く取り入れていたとのことなのでこれが最善の策なのだろう。

レースが始まると、1走の多田選手が予選同様に良いスタートを決めて流れに乗った。日本は大きなミスもなくバトンを繋いだけど、アンカーの藤光選手に渡ったときには、アメリカ、イギリス、ジャマイカに先行されて、メダル圏外だった。しかし、その瞬間にまさかの出来事。ジャマイカのアンカーのボルト選手が足を痛めてまさかのリタイア。懸命に前を追った日本は、前を行く2チームにとの差を詰めることは出来なかったけど、追撃を許さず見事に3位に入った。世界陸上では初のメダルは銅メダルとなった。

銅メダルおめでとう!日本男子リレーチーム!!

本当ならまずは大きな喜びがあるはずなのだが、ボルト選手のリタイアがあまりに衝撃過ぎた。そして、よくよく結果を見たら金メダルはアメリカじゃなくてイギリスだったことにも驚いた。

ボルト選手のラストラン。まさかこんな形で終わるとは思わなかった。一つの時代の終わりを感じる、そんな結末に思えた。

イギリスは女子の4×100mでもアメリカに次ぐ銀メダルを獲得していて、地元の後押しの凄さを実感。その女子の4×100mリレーの決勝では、アメリカはアンカーに100m金メダルのトリ・ボウイ選手を起用するメンバー変更。バトンパスは予想通りあまり上手くはないものの、2位のイギリスを寄せ付けずに金メダルを獲得した。

明日の男女のマイルリレーはアメリカが圧倒的に有利であろうと思うけど、イギリスがどこまで伸びるかにも期待したいところ。
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