現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ついに閉幕(大会最終日)

2008年08月24日 | 北京五輪(夏季)
サッカー男女の初戦も合わせると19日間に及ぶ北京五輪がついに閉会式を迎えた。

競技最終日となった今日は、男子マラソンが行われ、日本からは2人の選手が参加していたけど、序盤からのハイペースに着いていけず、尾方選手が13位、佐藤選手が76位だった。

その他、日本が出場していないけど、男子の球技種目の決勝が行われていた。バスケはアメリカのドリームチームが優勝、バレーボールもアメリカが優勝した。

さて、閉会式。
開会式とは違って、国・地域毎ではなく、一気に入場する。巻物を少しずつ開いていって灯した聖火は、今大会を彩った様々なシーンを振り返りながら、少しずつ巻物を閉じて消えていった。

… …

いやぁ、それにしても長かった。最後はちょっと観戦疲れしてしまった感があったけど、充分に楽しむことが出来たし、感動もした。

こんな風に毎日ブログに記事をアップ出来たのは、良かった反面、“見るだけ”で済ませるよりもはるかに時間を取られる結果になって、ちょっと失敗した気もしてしまった。(特に会社のある平日はキツかった…。)

次回、4年後のロンドン。いや、その前に2年後のバンクーバーか。そこまでこのブログが続いていたら、もう少しアップの仕方を考えなきゃなぁ
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野球もシンクロもメダルに届かず(大会第16日)

2008年08月23日 | 北京五輪(夏季)
野球は三位決定戦。相手はアメリカだが、何としてもメダルを取って欲しいところ。

しかし、結果は無情。先制しても追いつかれ、勝ち越してもまた追いつかれ…。おまけに大きく勝ち越されて、追いつくことが出来ず。結局、メダルには届かず4位に終わった。何だか散々な結果だったなぁ。

お次はシンクロチーム。昨日のテクニカルルーティンで中国に次ぐ4位だったから、何とか中国を逆転して欲しいのだが。

演技自体は特に目立って悪いとは思わなかったけど、演技が終わって脇にいたコーチにカメラが行くと何故か強ばった表情。なんと、一人が気を失ってしまったらしい。
それが得点に影響したのかどうかは分からないけど、結局中国を逆転することは出来なかった。さらに、演技中プールの底に足を着いてしまったことが判明して1点減点。最終結果はアメリカと同じ5位タイだった。
まぁ、順位は仕方ないとして、気を失ってしまった人が大丈夫かどうかが心配なところだ。

どちらも良い結果を期待していたから残念だった。

五輪も後は男子マラソンを残すのみ。長かったなぁ。
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男子400リレー銅メダル獲得(大会第15日)

2008年08月22日 | 北京五輪(夏季)
昨夜の歓喜に沸いたソフトボールに続いて欲しかった野球、星野ジャパン。準決勝の相手は予選を全勝で上がってきた韓国。

序盤に2点のリードを奪うと、早めの継投で勝利に向かって磐石の体制かと思っていたが…。7回に追いつかれると8回にはイ・スンヨプにツーランを打たれ、さらに追加点も許して4点差。9回表の攻撃も3人で抑えられ、2 - 6 で韓国に敗れた。

ガックリ

それでも、何とか銅メダルは死守して欲しい。
(15時08分)

… …

シンクロチームテクニカルルーティンは、ロシア、スペイン、中国に次ぐ4位。ついに中国に抜かれてしまった。中国にとっては4位日本より、2位スペインとの点差の方が小さいという状況。

0.4点差がどのくらいの点差なのかいまいちピンと来ないけど、明日のフリールーティンで逆転して欲しい。
(17時15分)

… …

陸上は男女のマイルリレーから。

女子は、おそらく予選突破よりも日本記録の更新が焦点になると思って見ていたけど、記録は僅かに及ばず。

男子はなんと為末選手がメンバーに。と思ったら、金丸選手の代わりということ。しかも急遽変更されたということなので、金丸選手の状態が心配なところだ。

終始8位でレースを強いられる厳しい展開。結果はアンカーの成迫選手が最後の直線で2人をかわして予選グループ6位としたけど、やはり正規のメンバーでないというのは大きかった。

最後は男子4×100mリレー決勝。第3走の高平選手からアンカーの朝原選手へのバトンパスがややもたついたようだったけど、ジャマイカ、トリニダード・トバゴに次ぐ3位。見事に銅メダルを獲得した。

予選でアメリカやその他の強豪国が軒並みバトンパスに失敗して棄権になったのも大きかったけど、そこは“バトンを繋ぐ”リレー競技だけに、これが日本の実力なのだと言いたい。

「リレーでメダルが取れるかも。」
五輪や世界陸上でこの言葉を耳にするようになって久しい。いつも、あとちょっとで届かなかったメダルに、五輪という最高の舞台で辿り着いた。

おめでとう!日本リレーチーム!!

レース後のインタビュー。4人全員が、自分たちだけではなく、ここまで日本短距離を築いてきた人たち全員で取ったメダルだと言っていたのが印象的だった。
(23時33分)
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ソフト悲願の金メダル!(大会第14日)

2008年08月21日 | 北京五輪(夏季)
今夜はソフトと女子サッカーの二元中継。女子サッカーはドイツとの三位決定戦。ソフトはアメリカと決勝戦。ソフトをメイン画面にして、サッカーをサブ画面でチラ見していた。
(以下、ソフトのスコアは青字、サッカーのスコアは緑字で)

女子サッカーは前半を 0 - 0 で折り返す膠着状態。ソフトは、3回表にこれまで当たってなかった三科選手のツーベースヒットをきっかけに1点を先制。さらに4回表に山田選手がホームランを放って 2 - 0 とリードを広げた。

このまま行ってくれ!そう願っていたが、少し強くなってきた雨の影響で試合が中断。テレビじゃ雨の強さなんてちゃんと分からないけど、「まだ全然やれるんじゃないのぉ?」と思いながら、ふとサブ画面に目をやったら、ドイツに先制点を奪われたまさにその瞬間だった。まだ時間はある。まずは1点返してくれ。

そして、およそ20分間の中断を経てソフトの試合が再開したまさにその瞬間。ふとサブ画面に目をやったら、またもやドイツがゴールを奪った瞬間だった。これが世界ランク2位の力なのか。メダルが遠のく2点目だった。

再開されたソフトでは、4回裏に4番バストス選手にホームランを浴びて 2 - 1 と1点差に詰められる。(中継見てるとブストスって言ってるけど、どっかのサイトのカタカナ表記でバストスって書いてあったので、そっちを使っとります。)

ここでサッカーはタイムアップ。0 - 2 でドイツに敗れ、なでしこジャパンは4位という結果で終わった。メダルには惜しくも届かなかったけど、アテネのベスト8を超える成績は見事だった。

さて、ソフトの方は、6回裏に1アウト満塁という大ピンチを迎えるも、内野フライ2つで何とか堪える。すると、7回表には追加点を挙げて 3 - 1 として最後の守りへ。

7回裏、先頭バッターにヒットを許し、ヒヤッとしたけど、後続を打ち取って優勝を決めた。悲願の金メダル獲得!ここまで大声で叫びながらの解説だった宇津木妙子前監督もこの瞬間には涙声だった。

優勝おめでとう!ソフト日本!!

そして、昨日、今日と3試合を投げぬいた上野投手。ホントに、ホントにお疲れ様でした。
(21時50分)

… …

陸上は、何と言っても男子4×100mリレー予選。優勝候補にバトンミスが相次ぐ中、ちゃんとバトンを繋いだ日本チームは予選全体3位のタイムで決勝へ。もしかしたら、ホントに悲願のメダルが取れるかも。がんばれー、日本。

それから、男子400m決勝はアメリカが表彰台を独占。が、優勝したのはジェレミー・ウォリナーではなかった。去年の世界陸上までは圧倒的な強さに見えたけど…。タイムも平凡だったし、調子を落としていたのだろうか。それにしても、マイルリレーはアメリカの優勝が確定的だね。マイルは400リレーと違ってバトンミスの可能性も少ないし。日本もマイルリレーの予選、がんばって欲しい。
(23時15分)
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ソフト決勝へ。上野投手、力投318球!(大会第13日)

2008年08月20日 | 北京五輪(夏季)
ソフトボール準決勝。上野投手とアボット投手の息が詰まるような投手戦が繰り広げられた。

7回裏、日本がサヨナラのチャンスを逃すとタイブレーカー方式の延長戦へ。ちなみにタイブレーカーとは、ノーアウト2塁という状態でイニングを開始する方式。野球で大会直前に採用されて物議を醸したタイブレーク方式とは若干違うけど、まあ、採用されている意味合いとしては同じ。

迎えた9回表。内野安打を打たれてノーアウト1、3塁から、甘く入った球を打たれて1点先制されると、4番のバストス選手にスリーランを浴びて 0 - 4 と大量点を喫した。9回裏に1点は返したが、追いつくことは出来なかった。やはり、7回裏にサヨナラを逃したのが痛かった。

この後、18時からの三位決定戦に勝って、もう一度アメリカへ挑戦して欲しい。決して勝てない相手ではないはず。がんばれ~、ジャパンソフトチーム!
(13時29分)

… …

一昨日から始まっていたシンクロデュエット。予選テクニカルルーティン、予選フリールーティンとロシア、スペインに次ぐ3位に着けていた日本の鈴木・原田組。

アテネのときは、デュエットもチームも一通り見た記憶があるのだが、今回は全然見てなかった。(今日もちょっと出かけるからと録画予約したはずなのに、出来てなくて呆然としてしまった。)

結果はこれまでの順位を覆すことが出来ず3位。しかし、近年は(特に今大会は)中国など、下からの追い上げが厳しいらしいので、3位を死守したという格好のようだ。
とはいえ、銅メダル獲得。
おめでとう!鈴木選手・原田選手!
(17時26分)

… …

午後のオーストラリア対カナダでオーストラリアが勝利したため、オーストラリアと戦うことになったソフトボール三位決定戦。

日本は、午前のアメリカ戦に続き、上野投手が連投。

いやぁ、もう、ホントに勝てて良かった。上野投手も打たれているとは言え、あれだけ何度もチャンスを逃す攻撃を見ていたら、いつ気持ちが切れてしまってもおかしくないと思う。お疲れ様、上野投手。そして、最後にサヨナラ打を打った西山選手。よくやった!

明日のアメリカとの決勝戦も上野投手が投げるのだろうか?だとしたら、もう少し上野投手が楽を出来るような攻撃をして欲しい。

とにかく!ここまで厳しい戦いを勝ち抜いたんだから、アメリカに勝って金メダルを取ってくれ。
(21時41分)

… …

ソフト、陸上とかぶっていたため、ずっと2画面表示のサブにしてチラ見し続けていた野球のアメリカ戦。

ダルビッシュ投手が調整登板で先発、田中マー君がその後をロングリリーフで失点なしとソフトのアメリカ戦のような投手戦だった。

が、日本も全く点が入らず、延長11回。タイブレークへ。この制度を上手くものにしたのは、残念ながらアメリカだった。「え?4点も入ってんじゃん!」 チラ見しかしてない私の素直な感想。日本もその裏2点返したけど、やっぱ4点は大きかった。

日本はこれで予選4位。準決勝は予選1位の韓国と対戦することになる。まさにリベンジマッチ(相手がキューバでも“まさにリベンジマッチ”だけどさ)。勝って欲しいなぁ。
がんばれ!星野ジャパン!!
(23時29分)

… …

陸上の注目は、男子100mを世界新で制したウサイン・ボルトの2冠成るか。だったわけだが、見事にそれを成し遂げた。

それもあのマイケル・ジョンソンが記録した19秒32を100分の2秒更新する19秒30の世界新。スタートから圧倒的なスピードで差をつけると、全選手を置き去りにするような走りでゴール。凄いなぁ、世界は。

日本人では、男子5000m予選に早稲田大学の竹澤選手が登場。僅か6秒足りず、予選敗退だった。「最後にスパートをかけてくるのは分かっていたけど、追いつけなかった。」とのこと。まあ、インタビューについては、「この場で大学駅伝へ向けての抱負を言わせることないじゃない。」という感想の方が大きかったが、まあいいや。

そして、男子棒高跳び予選に出場したのがエア・大地こと澤野大地選手。昨年の世界陸上では期待されながらも、一度もまともに跳ぶことが出来ずに終わっている。
結果は5m65cmをクリア出来ず、記録5m55cmで予選敗退だった。
(25時34分)
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柳本ジャパン、準々決勝敗退(大会第12日)

2008年08月19日 | 北京五輪(夏季)
午前の陸上は、女子走り幅跳び予選にイケクミこと池田久美子選手が登場。シーズンベストに近い記録を出せば、決勝進出が見えてくるところだったが、2本目に跳んだ6m47cmが記録となり、予選敗退。3本目のジャンプは前の2本より良いジャンプだったが、ファールだった。

そういえば、池田選手は選考会で良い記録が出ず、追試を受けての代表決定だったと思う。五輪初出場というのもあるだろうけど、大舞台に弱いのだろうか。自己ベストで日本記録の6m86cmというのは、日本女子選手としては良い記録だと思うだが…。
(12時35分)

… …

女子バレーは準決勝。ブラジルに挑んだ。
第1セット、サーブで崩されると大量失点。その後もブラジルの勢いを止められず、大差で落としてしまう。第2セットに入ると、サーブレシーブが安定し、終盤まで粘ったが、追いつくことは出来なかった。
2セット連取されて後がなくなった第3セット。序盤、サーブで乱してリードを奪うと、リードを保ったまま、一回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。が、ブラジルの連続ポイントで逆転されると、ズルズルと点差は広がるばかりだった。

セットカウント 0 - 3 のストレート負け。アテネと同じ準々決勝敗退で、柳本ジャパンの北京五輪は終了した。

5月のOQTのときは、佐野選手を含めた不動のスタメン7人という布陣がとても頼もしく見えたけど、今日みたいな試合だと、スタメンに代えられる控え選手がいないというのが響いた気がする。

これで男女ともにバレーボールは日程が終了。両監督の進退とともに、今後の全日本チームがどうなっていくのか。これからも注目したい。
(14時27分)

… …

体操男子種目別鉄棒に冨田選手と中瀬選手が出場。結果は中瀬選手が5位、冨田選手が6位とメダルに届かず。二人とも特にミスなく演技していたけど、着地で失敗したのが響いた。それ以上に、技の難易度で決まるA得点だけで、金メダルを獲得した中国の選手と0.6点も差があることが大きいように思う。

それから、女子の種目別平均台には最年少15歳の鶴見選手が出場した。結果は8位だったけど、女子の体操は団体で5位だったし、これからが楽しみだ。
(21時08分)

… …

男子体操種目別の裏では、野球の中国戦が行われていた。チラチラと点差を気にしていたけど、10 - 0 で7回コールド勝ち。先発の涌井投手がヒット2本に抑える完封で、中継ぎ、抑えを温存出来たのも良かった。

これで星野ジャパンは準決勝進出が決定。明日のアメリカ戦で予選3位になるか4位になるかが決まる。まあ、でも、ここまで来たら後は全部勝つだけか。がんばれ~、星野ジャパン!
(21時22分)
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ソフト6勝1敗の2位で決勝Tへ(大会第11日)

2008年08月18日 | 北京五輪(夏季)
午前中の陸上予選は、男子400mに金丸選手。男子200mに末続選手、高平選手。男子110mハードルに内藤選手が登場。

まずは男子400m。金丸選手の走りに期待したいところ。何しろ、昨年の大阪世界陸上では、予選で怪我をしてしまい、400mを走り切ることなく終わってしまったから。

その金丸選手。スタート前の金丸ダンスも見られて、緊張はしてなさそう。スタートから良い飛び出しに見えたけど、後半伸びず。特に解説の伊東浩司さんによれば、200から300がもっと伸びてこないと、とのこと。自己ベストにほど遠い内容で予選敗退。

次に男子200m。シーズンベストを出した高平選手は、着順では決まらなかったが、タイムで拾われて2次予選に進出した。末続選手は、前半で思うような走りが出来ず、後半の直線へ繋げられなかったようだった。タイムでも拾われず、まさかの予選敗退だった。

そして男子110mハードル。内藤選手もスタートからいまいちだった。110mハードルは特に最初からスピードに乗れないとキツイ競技。タイムは伸びず予選敗退。アキレス腱を痛めていて、まともにハードルを飛べたのが数日前ということなので、どうにもならない結果だったのかも知れない。

200mの高平選手には2次予選もあるけど、金丸選手と末続選手は、マイルリレーと4×100リレーで今度こそイイ走りを期待したい。

それから、110mハードルでは、衝撃的な事件が発生。予選最終組にエントリーしていた中国の劉翔選手がまさかの棄権で、1本のレースも走ることなく終わってしまったのだ。

大観衆の大歓声の中、スタートに着いた時点で右足をさすりながら顔をしかめていて「あれ?」っと思った。でも、単に足に貼っているレーンナンバーのシールを押さえてるだけなのかなとも思った。

しかし、あのしかめっ面はやはり異常があったからだった。フライングでやり直しになった1回目のスタート直後、その右足を引き摺りながら両足に貼ったレーンナンバーのシールを剥がすと、そのままゆっくりと引き上げてしまった。劉翔選手のいないまま始まるレースに先ほどまでの歓声はなく、スタジアムはテレビで見ていても分かるくらい静まり返っていた。

アテネでアジア人初の快挙をやってのけた劉翔選手のレースをまさか一度も見ずに終わろうとは…。
(13時22分)

… …

星野ジャパンは、カナダと対戦。一昨日の韓国戦に負けて、もう負けられないのは勿論だが、今日からの3試合は連戦ということなので、尚更負けられない。

と、言いつつ、見始めたときには、1 - 0 でリードしていた。9回表のノーアウト3塁というチャンスで追加点がなかったのは残念だったけど、成瀬投手、藤川投手、上原投手が完封リレーで1点差を死守して勝利。

これで3勝2敗。明日の中国に勝って、準決勝進出を決めて欲しい。
(14時09分)

… …

ソフトボールも今日はカナダと対戦。すでに2位で決勝トーナメントへの進出が決まっているため、余裕を持って臨める試合。

毎回のようにランナーを出し、得点を重ねる。投げてはエース上野投手が危なげないピッチングで6回までを押さえ、7回は染谷投手が締めた。6 - 0 の快勝だったが、残塁の多さが気になった。

ソフトの決勝トーナメントは変則的な方式(ページシステムというらしい)のため、予選2位通過の日本はこの時点でメダルが確定。あとは、アメリカをどう攻略するかが問題だ。

ちなみにページシステムとは。
(1)準決勝:予選1位と予選2位の対戦
(2)準決勝:予選3位と予選4位の対戦
(3)三位決定戦:(1)の敗者と(2)の勝者の対戦
  ※この対戦の敗者が三位。
(4)決勝:(1)の勝者と(3)の勝者の対戦

シドニーのときから知っていたけど、何度見てもややこしさを感じてしまう。
日本は(1)の準決勝でアメリカと対戦することになるけど、仮にここで勝ってもアメリカが(3)で勝つと、結局(4)の決勝で再び当たることになる。かといって、(1)で負けると仮に(3)に勝つことが確定的だとしても、試合数が多くなって不利になる。で、結局決勝でアメリカと当たる。

ややこしいというより、何でこんな変則トーナメントを採用しているのかが分からないなぁ

まあ、やはり(1)で勝って、優位に立った状態で(3)の結果を待つのがベストってことか。
(20時39分)

… …

女子サッカーは準決勝。相手は予選で敗れたアメリカ。勝てるとはさすがに思ってなくて、先制点を奪ったときは驚いた。しかし、前半終了間際に逆転されると、後半2点を追加され、1 - 4 と敗戦ムードに。

ところが、試合終了間際、ゴール前の混戦から1点を返す執念を見せた。この1点がドイツとの三位決定戦に繋がると信じたい。
(23時41分)

… …

最後に男子バレーボール。相手はここまで全勝のアメリカ。予選敗退が決まった植田ジャパンだけど、最終戦で意地を見せて欲しいところ。

残念ながら、結果はセットカウント 0 - 3 のストレート負けだった。越川選手が怪我で出場出来ず、ゴッツ選手も不調で早い段階で交代させられてしまったのも残念だった。

しかし、この試合では、若手の二人、ゴリ清水選手と福澤選手が長くコートに立ち、奮起してくれた。それは、確実に4年後のロンドンを見据えた采配だった。

5戦全敗で終わった植田ジャパンの北京五輪。メダルを狙えると宣言した植田監督の言葉とは裏腹に、五輪の壁を強く痛感した大会だった。

ただ、この北京五輪に出場した選手たちのうち、越川選手、ゴッツ選手、ゴリ選手、福澤選手の4人は、間違いなくロンドンを目指すチームの中心になるはず。北京での経験を活かして、ロンドンでの活躍を期待したい。
(25時13分)
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女子レスリング全階級メダル獲得!(大会第10日)

2008年08月17日 | 北京五輪(夏季)
今朝はまず女子マラソン。野口選手の欠場に、本来いるはずの補欠選手の出場もなし。土佐選手と中村選手の二人には何とか良い結果を残して欲しいと思っていた。

しかし、結果は無情。土佐選手は途中棄権、中村選手は13位という成績だった。優勝はルーマニアのトメスク選手。そして、2位にケニアのヌデレバ選手、3位が中国の周選手だった。ヌデレバ選手と周選手のゴール前のデッドヒートははなかなか凄かった。最後はヌデレバ選手が振り切ったが、周選手も地元の意地を見せた。

4位、5位もケニアと中国の選手。長距離に強いケニアと、地元の中国が力を見せ付けた結果になった。日本選手の結果が奮わなかったことで、やはり野口選手の欠場が悔やまれてしまう。
(11時25分)

… …

さて、女子レスリングへ。今日は63kg級にアテネ金メダルの伊調馨選手、72kg級にアテネ銅メダルの浜口京子選手が登場。

初戦、準々決勝と貫録勝ちした馨選手は、準決勝であわやの展開。第1ピリオドで絶対的に不利なボールピックアップでポイントを取るも第2ピリオドを取り返される。
第3ピリオドも先にポイントを奪われるが、その流れの中でポイントを奪い返す。同点の場合は、後からポイントを取った選手がピリオドを取ったことになるので、そのまま馨選手の勝利。
昨日の千春選手と同じく決勝へ進んだ。

浜口選手は初戦から苦戦を強いられた。第3ピリオドがポイントなしでタイムアップしてしまい、勝負の行方はボールピックアップへ。ピックアップされたボールが浜口選手だったため、有利な体勢で延長戦が始まる。と思ったら、最初の体勢を作るところで相手選手が二度注意を受けてポイントが浜口選手に。何とか初戦を飾った。
苦しい初戦とは一転して準々決勝をフォール勝ち。アテネが銅メダルだったから、このまま勢いに乗って決勝へ進出して欲しかったんだけど、準決勝で地元中国の選手に一方的に攻められて、第1ピリオドを落とすと、第2ピリオドでフォール負け。三位決定戦へ進むことになった。
(12時58分)

… …

女子レスリングと同時間帯に行われていた競泳最終日。
女子400mメドレーリレーと男子400mメドレーリレーには、しっかりと日本チームが残っている。そして、男子の方は勿論、8冠のかかったフェルプス選手のアメリカチームも。

まずは女子。シドニーでの銅メダル再現なるか。という期待は少し大きすぎたか。第1泳者の中村礼子選手が最初のターンで3位だったが、その後は6位を維持したままゴールへ。
メダルには届かなかったけど、それでも日本記録を更新する見事な泳ぎだった。

そして男子。第1泳者の宮下選手が上々の泳ぎを見せると、第2泳者の北島選手が期待通りに1位で第3泳者の藤井選手に繋ぐ。
ここでトップに躍り出たアメリカのフェルプス選手に大きく離されることなく3位でアンカーの佐藤選手へ。
追いかけてくる4位のロシアを佐藤選手が振り切って3位でゴール。アテネに続き銅メダルを獲得した。

そして、やはり優勝はアメリカ。世界新を叩き出し、これでフェルプス選手は8冠達成。もはや凄いというのもバカらしく思えてしまった。
日本チームはその優勝したアメリカに僅か1秒84の差。見事な記録、見事な泳ぎだった。

銅メダルおめでとう!日本チーム!!
(13時28分)

… …

さて、女子レスリングは決勝及び三位決定戦へ。

まず63kg級。決勝に馨選手が登場。
第1、第2ピリオド連続でボールピックアップになる接戦。しかし、これが馨選手には良い結果に転ぶ。
第1ピリオドでは相手のボールが出るも、守り切ってポイントを取り、第2ピリオドは馨選手の方のボールが出て、速攻でポイントを奪う。
昨日の吉田選手に続き、連覇を達成。金メダルに輝いた。

そして72kg級。三位決定戦に浜口選手。
ポイントを重ねて第1ピリオドを取ると、第2ピリオドも同じような展開。最後にバックを取られて1ポイント取られたけど、危なげない内容で勝利。銅メダルを獲得した。

72kg級で優勝したのは浜口選手を破った中国の王選手。決勝戦もフォール勝ちし、強さを見せ付けた。

表彰式では、浜口選手も昨日の千春選手同様、満面の笑みだった。
昨日に続き、堂々たる結果。
おめでとう!馨選手!!
おめでとう!浜口選手!!

女子レスリングはこの4階級で日程終了。
前回アテネ大会と同じ選手が出場し、同じ成績だった。
(19時18分)

… …

陸上では注目の男子ハンマー投げ決勝。室伏選手の連覇を、そしてちゃんと表彰台の真ん中に立ってくれることを信じてやまなかった。
が、無情にも室伏選手の上を行く投擲を見せる選手たち。結果は5位入賞。表彰台にも届かなかった。

それから、体操男子種目別では、床に内村選手、あん馬に冨田選手が出場。こちらもメダルには届かなかった。
(21時44分)

… …

さて、女子バレーボールの日本対中国を見ようと、NHKにしたら、
すでに第3セット?セットカウント 0 - 2 ?

かなりガックリしながら第3セット中盤からの観戦。

どうやら、第1セットで9点差を逆転されて取られたことから流れが中国に行ってしまったとのこと。第3セットもドンドンと点差が離れていって、ストレート負け。

A組4位で予選は突破したけど、決勝トーナメントの初戦は、B組で全勝、しかも全てストレート勝ちしているブラジルが相手。
正直、厳しい。起死回生の何かがあることを期待したい。
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伊調千春選手、笑顔の銀メダル!(大会第9日)

2008年08月16日 | 北京五輪(夏季)
やっとライブ観戦から入れる。女子レスリングが気になるけども、まずは競泳。

中村礼子選手が女子200m背泳ぎで銅メダルを獲得!序盤遅れ気味だったが、落ち着いた泳ぎで150mのターンで3位に上がるとそのままゴール。競泳女子では今大会初メダルとなった。

それから、男子100mバタフライにフェルプス選手が登場。日程終盤ということもあるだろう。残り数メートルまで2位。しかし、終盤の猛烈な追い上げで僅か100分の1秒差でフェルプス選手に7冠目をもたらした。世界新こそならなかったけど、オリンピック記録での優勝だった。ちなみに同種目、日本の藤井選手は6位だった。

すっかり予選を見逃していた女子800m自由形。ここに柴田選手がいないのは凄く悔しく感じてしまった。
(11時59分)

… …

今日から始まった女子レスリング。初日は48kg級にアテネ銀メダルの伊調千春選手、55kg級にはアテネ金メダルの吉田沙保里選手が出場する。
競泳を見ていて、最初からは見てなかったけど、伊調選手、吉田選手ともに決勝へ進出。それにしても、最初から接戦続きで、見ていて息が詰まる思いだった。
二人ともメダルは確定だけど、優勝して明日に勢いを繋いで欲しい。
特に伊調選手は、アテネで叶わなかった姉妹で金メダルのためにも優勝して欲しいなぁ。

試合日程を見ながら、そろそろ陸上の女子400m予選があるなぁと思ったら、ライブで中継してないのか!?ガッカリだ…
丹野選手の走りをライブで見たかったのに。
(13時05分)

… …

さて、陸上のトラック種目へ。
注目の丹野選手は、前半良い入り方をしたのかなと思ったけど、どうやら速く入り過ぎてしまったようで後半伸びなかった。
自己ベスト(日本記録)に程遠い結果で予選敗退。せめて自分の走りをして欲しかったなぁ。

その他、なんと女子100mにも日本選手が出場していた。女子100mに日本選手が出場するのは56年ぶり。ちなみに女子400mは44年ぶりということで、どちらも日本人にとっては、五輪に出場することがすでに偉業と言える。

その女子100mに出場した福島選手も予選敗退。しかし、これまで長い間世界への道が閉ざされていた女子短距離にとっては大きな一歩。
それに二人ともまだ若いし、この経験を次へ繋げて行って欲しい。
(16時30分)

… …

女子レスリングは決勝戦へ。まずは48kg級の伊調千春選手から。

アテネの決勝で敗れた相手にも勝っているし、ここは落ち着いて確実に勝って欲しいと思ったが、思いのほか動きが重かった。
第1ピリオドをあっさりと取られると、第2ピリオドも本来の動きが出来ていないようだった。準決勝までに強豪選手と次々に当たって、常に接戦だったのが祟っていた。

結果は、惜しくも準優勝。アテネと同じ銀メダルだった。さぞかし悔しかっただろうと思ったけど、表彰式、そしてインタビューに答える伊調選手の顔は清々しいほどの笑顔に満ちていた。

あのアテネ五輪で銀メダルに終わった後、ニコリともしなかった伊調選手が、だ。
「この4年間、やって来たことは間違っていなかった。ここまでやって来れたことに感謝したい。」という言葉は、いかにこの4年間が厳しかったのかを物語っているようだった。
スタンドの応援席に向けて、笑顔で誇らしげに銀メダルを見せる伊調選手の姿を見て、やっぱり金メダルを取らせて上げたかった。

さて、続いては55kg級の吉田選手。落ち着いた動きで、第1ピリオドを取ると、第2ピリオドでは一気にフォール勝ち。
見事な連覇達成で金メダルを獲得した。

金メダル2つとは行かなかったけど、明日へ繋ぐ勢いは充分だろう。

おめでとう!千春選手!!
おめでとう!吉田選手!!
(19時31分)

… …

陸上、夜の部の注目はなんと言っても、男子100m決勝の人類最速男決定戦。23時30分頃とのことで、テレビを2画面表示、メインを野球の日本対韓国、サブを陸上にして、そのときを待っていた。

そして、サブ画面で男子100mが始まろうとしているまさにそのとき。メインにしていた野球は、9回裏2アウト 3 - 5 でバッター森野選手。息詰まる展開だけど、と思いながら陸上を全画面に。

男子100m決勝は、ウサイン・ボルトが9秒69という自身の持つ世界記録を更新する走りで金メダルを獲得。しかも、スタート直後からグイグイと前へ出ると、後続を一気に置き去りにするような走り。呆然としてしまうほどの圧勝だった。凄かった。

慌てて野球に戻すと、時既に遅し。日本はそのまま 3 - 5 で惜敗。悔しい2敗目を喫してしまった。しかし、これで終わったわけではない。気持ちを切り替えて、次のカナダ戦に臨んで欲しい。
(23時42分)

… …

あ、バレーボール男子、日本対ベネズエラがやってるんだった。慌ててバレーボールへ。

ベネズエラに第1セットを取られて迎えた第2セット中盤。ゴッツ選手から福澤選手に交代するところだった。どうやらこの試合もゴッツ選手はいまいち乗り切れていないらしい。
均衡した展開だったが、20点目を先にベネズエラに取られると、流れはベネズエラに。セットカウント 0 - 2 となり、後がなくなった。

そして第3セット。序盤、松本選手のサーブで5連続ポイントを奪う上々の出だしだったけど、最初のテクニカルタイムアウトを逆転で取られて再び嫌なムードに。
ここで越川選手に代えて荻野選手を投入。ややムードが良くなったけど、大勢は変わらなかった。セットカウント 0 - 3 のストレート負け。4連敗でベスト8への道が絶たれてしまった。

16年振りの五輪は植田ジャパンに大きな試練だった。しかし、ようやく開けた扉。最終アメリカ戦で、ロンドンへ繋がる内容を期待したい。
(24時35分)
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陸上競技開始(大会第8日その2)

2008年08月16日 | 北京五輪(夏季)
バレーボールを見終えて考える。
「明日休みだし、遅くまで見てようかなぁ」

うだうだしながら競泳を見始める。おかげで、男子200m背泳ぎで入江選手が伸びのある泳ぎが出来ず5位入賞だったとか、女子200m平泳ぎの金藤選手、種田選手の泳ぎとか、思いっきりぼんやり加減でしか見てなかった。

そんな中、目の覚めるような泳ぎだったのが、アメリカのフェルプス選手。男子200m個人メドレー決勝で2位に2秒以上の差をつけて圧勝だった。200mで2秒差って…。もはやこの世のものとは思えなかった。

ついに6冠。残すは400mメドレーリレーと100mバタフライ。特に400mメドレーリレーは日本チームの活躍とともに注目したいところだ。

そのメドレーリレー。日本は日本新を記録して予選1組の2位。明日の決勝が楽しみなった。
(26時10分)

… …

もう、考えるのはやめて、とりあえず見られるだけ見ることにした。

続いては陸上、まずは男子ハンマー投げ予選。
室伏選手は、1投目で予選突破ライン78mを超える投擲。しかし、本人はやや不満げな表情。それ以上に、どこか元気がないようにも感じられたのが不安だ。単に落ち着いているだけかも知れないけど。

それから男子100mの1次予選。
タイソン・ゲイ、アサファ・パウエル、ウサイン・ボルトといった金メダルの有力候補は余裕の走りで着順による1次予選突破。
日本の塚原選手もさすがに現在日本一というだけあって余裕の走りだった。
そして、朝原選手は着順こそ4位だったけど、4位以下のタイム上位者10人の枠で2次予選へ。

そしてその2次予選。優勝候補の選手たちは良いとして、日本人にとって鬼門となるなる2次予選だけに朝原選手、塚原選手は気になるところだ。

結果、塚原選手は辛くも準決勝へ。朝原選手は進めなかった。惜しかった。

次は男子400mハードルの予選。為末選手、成迫選手のどちらかはきっと準決勝へ進んでくれるはずと思っていたのだが、僅かな差で予選落ち。やはり着順に入れなかったのが大きかった。
それにしても成迫選手はあと0秒02の違いだったみたい。凄く残念な結果だった。
(翌朝 05時25分)
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